全国美容週間実行委員会「第18回The Beauty Week Awards」授与式

NPO法人美容週間振興協議会(瀧川裕史理事長)全国美容週間実行委員会(片桐直人2021年度実行委員長)は、「第18回The Beauty Week Awards」授与式を8月30日、東京・高田馬場のアリミノホールで開催した。同実行委員会では毎年「9月4日くしの日」を中心とした一週間を「Beauty Week/美容週間」と位置づけ、美容業界への深い理解と繁栄を目指し、年齢・性別問わず常に才能を磨き続け、見る人に光を与える著名人・芸能人を表彰するもので、2004年から続けている(昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止)。

今年の受賞者はバーチャルユーチューバーのKizuna AI(キズナアイ)さんと、東京五輪男子レスリングフリースタイル65キロ級の金メダリスト・乙黒拓斗選手(22)。それぞれに、トロフィーと特性のくし、花束が贈られた。

受賞の喜びをキズナアイさんは「ケアのいらないバーチャルな存在の私の美は完璧だが、人間の皆さんの美の追求のお手伝いができたらうれしい」、乙黒選手は「このような賞をいただけてすごくうれしい。美しいレスリングができるよう、がんばりたい」と話した。乙黒選手は日頃のケアについて、化粧水と乳液を使用して保湿しているといい、キズナアイさんのリクエストにより金メダルを披露した。

授与式に先立ち、滝川理事長は「コロナ禍でモチベーションを上げるには、髪の毛から爪の先まで美しくなることが大切であり、そのことからも美容業界が今注目をされていると自負している。今後もお役立ちできるような業界でありたい」とあいさつした。

[受賞理由]
キズナアイさん:この数年で急激に盛り上がってきたVチューバーという日本発の新しい文化の最先端でけん引してきたキズナアイさんと、つねに先端を進んでいかなくてはならない美容業界との理念が一致した。
乙黒選手:TOKYO2020でゴールドメダルを獲得。ネット上でイケメンと騒がれており、美容業界とのシンパシーを感じた。