滝川『令和八年 新年賀詞交歓会』〝こうでなければならない〟をなくし、Win-Winの形で商売繫盛につながるように

滝川株式会社(滝川睦子代表取締役)は1月5日、東京・台東区の浅草ビューホテルで『令和八年 新年賀詞交歓会』を開催した。
 冒頭、新年のあいさつに立った滝川会長兼社長は今年創業95周年を迎えるにあたり、長く社業を続けられたことを社員一同で祝いたいと話すと、「創業90年以降、滝川株式会社およびグループはこの5年間、さまざまな活動をしてきた中、おかげさまで順調に社業の発展に尽くせている。これも皆さま方のお力添えあってのこと。この先も末永くお付き合いをさせていただきたく、ご協力、ご指導を賜りたい」と述べ昨年の活動を総括。
まず大阪営業所ならびに名古屋営業所の拡張リニューアルについて、2024年に発表された新ブランド『タキガワファニチャー』をしっかりと見てほしいとの想いもあったそうで、来場者も増加しているという。「当社の大型器具だけでなく、メーカー商材や雑貨関係についても、展示会やキャンペーン等で目につく機会は増えていくと思います」
次いで一昨年より2年続けて行なわれた『タキガワトレードフェア for Salon 』や、全国で行なわれている『タキガワ ユニバーサルビューティ®フェス』についても来場者が増加していることが話された。なお本年2月、3月に行なわれる同フェスは日本エステティック協会のセミナーと同時開催を予定しているとのこと。「以前より理美容師さんにも興味を持たれており、会員になりたいという来場者の方もいる。(日本エステティック協会の)普通会員さんはネイルサロンや理美容サロン、鍼灸サロン、整体サロンなど、さまざまなリラクゼーション関連の方々も会員になっていますので、皆さまの周りの方々にもお声かけいただきたいと思います」
そして7月15日に立ち上げた一般財団法人滝川グループ奨学金財団では500名を超える応募があり、選考会を経て12名を選定されたことが報告された。「応募理由の中でとくに嬉しかったのは、美容師の親の背中を見てという言葉。そして職業体験や学校でのセミナーで美容師になりたいと思ったという声もありましたが、皆さまが行なっていることが、その人の人生を変えるきっかけになっていることを感じ、そのお手伝いができる幸せを改めて感じています」
2028年からは毎年12名の卒業生が業界に参入するが、社業がより発展すればもっと多くの方たちのお手伝いができるとも述べると、この社業の発展については新製品の強化を挙げた。

続けて新年を迎え「今年は改めて、さまざまなことがあっても受け入れつつ、新しい計画を粛々と進めていくことを肝に銘じているが、新年早々から『こうでなければならない』といった概念はなくなったと感じました。〝無理だろう〟から入ると、新しいこともスタートできず、どうしても諦めがちだが、今後は絶対に考えまいとしたスタートでした」と話し、ベネズエラ問題等、世界情勢を鑑みつつ「先代の晃一前会長は〝美容業界は平和でさえあれば伸び続ける〟とよく言っていましたが、今後は世界全体の変化もあり得るということが不安要素」と述べる。
加えて共有したい事柄として、まず取適法(製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律)のスタートを挙げる。「メーカー様も資材や原料の調達など、さまざまな部分で関わってくると思いますので、自分たちの在り方もしっかりと考えていかなければならないと改めて感じています。ただ、ビューティ産業は問屋、メーカー様、ディーラー様、サロン様みんながつながって形づくっているため、しっかりとWin-Winの形で、それぞれが納得いく形で商売繫盛につながるように考えていきたい」
そしてコンプライアンス関連として、経済産業省からの『美容所等におけるアートメイク施術について』という通達で、その施術名称を問わずアートメイクは医療行為だということが改めて明示されたことを報告。「通常は厚労省もしくは経産省のどちらか一方ですが今回は同時であり、かなり強い言い方。大事なお客さまが道を誤ることがないように案内していただきたいと思います」
またエステティックについては、特定非営利活動法人日本エステティック機構が先頭に活動している『エステティックサービスのJIS化』や公益財団法人日本エステティック研究財団の『エステティックの技能検定化』、日本エステティック協会が関わっている技能五輪では2028年に愛知・名古屋で開催されること、さらに一般社団法人日本エステティック工業会は中小企業省力化補助金の受け皿となっていることから、申請が受理されれば商材等の売上げにもつながっていくことも付け加えた。
最後に「滝川グループは、滝川株式会社を中心にしっかりと地に足をつけ、皆さまのご協力を頂戴しながら進めていきたい。引き続きご指導賜りたいと思います」と結んだ。

次いで来賓を代表して山東昭子 元参議院議長/一般財団法人滝川グループ奨学金財団理事があいさつ。続いて来賓紹介、鏡開きが行なわれ、福士政広 特定非営利活動法人日本エステティック機構 理事長の祝杯の発声で歓談の場に。恒例の浅草鷲神社の商売繁盛を祈願した熊手の福引きも行なわれるなど、和やかなひと時となった。