dhk夜間講師ゼミ、DHK協同組合とのジョイントで開催

dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(花島和久会長)では、8月12日の夜間講師ゼミ&DHK協同組合とのジョイントゼミとして、HAIR WORLD 金メダリストであり、全理連中央講師の山崎桂氏を招き、今回は新型コロナ感染拡大の為リモ-トゼミに変更しての開催となった。

冒頭、花島会長は「お盆の時期、コロナ感染者も再び増えつつあり、感染には十分気をつけていただきたい。本日は、協同組合とのジョイントゼミなので、サロンのスタッフも技術を学んで頂ける良いチャンスかと思います」とのあいさ後ゼミを開始した。

司会者より、山崎講師の輝かしい競技歴の紹介後、同講師から「私なりに想うこの素晴らしい日本の理容技術を継承していきたいという想いから、本日講習をさせていただきます」とのあいさつ後、モデルを使用して「カット&アイロンパ-マで創るジャパニ-ズバーバ-スタイル」の技術講習に移った。

はじめにパワ-ポイントで似合わせ理論の説明があり「大事なことは、アゴやエラの形を理解し、骨格に合わせてカットする事でバランス良くカットできる」と説明。また、サロンでフェードを行う際、「いきなり高めに設定すると不安がるお客様もいるので、先ずは低めに設定して施術してあげると安心して喜んで頂ける」とのこと。カットが終了後、薬液処理の間に、技術への質疑応答、そして山崎講師が普段使っている鋏や櫛を紹介。今回のアイロンパーマは、両熱アイロンによる非常に簡単なアイアニングによるスタイルだが、アイロンパーマならではの独特なナチュラル感が印象的であった。

最後に、山崎講師は世界大会の経験から「日本が世界に誇る繊細なカット技術」とされる刈り上げ技術の素晴らしさ、そして「流行りの部分と大事な部分を勉強していくこと、それを継承していくことを本日の講習で伝えさせていただきました」と締めの言葉に、拍手で称え、リモ-トジョイントゼミは終了となった。