「DHK協同組合ゼミ」を開催

DHK理美容協同組合(花島和久組合長)では、7月20日、全理連中央講師菅家絵利子さんを講師に迎え「ヒト幹細胞活用技術講習」を代々木の理容会館にて開催した。

冒頭花島組合長より「コロナ感染が増えている状況だが、この講習が開催出来たことは皆さんの熱心な気持ちが通じたからだと思う。この講習で勉強したことを営業に役立てていただきたい」とのあいさつ後、管家講師から「理容組合店の価値を上げ、各サロンの客単価アップにお手伝いできますよう、本日dhkで、『関東初』となる講習をやらせて頂きます」とあいさつに続き講義に入った。

管家講師は、全理連中央講師会でエステティック部会ヒト幹検証チ-ムの一員で、本日は再生医療ドクターが開発した「ヒト幹細胞培養上清液 」(正式名称 : Regenaヒト脂肪由来幹細胞順化培養液)について、全理連エステティック部会のヒト幹細胞培養上清液検証チームで検証してきたものを解説。そもそも、ヒト幹細胞とは、ヒトの皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞が、医療や美容において頻繁に使われており、安全性も高く、特に再生研究の中で生み出される幹細胞培養上清液は、美容に効果のある成長因子が多数含まれており、近年業界の中で注目される美容原液であるという。

その説明を座学で学んだ後、実際にサロンに落とし込んだ施術デモを実演。サロンでは、顔とヘアのケア、特にメンズエステがお得意だそうで、カウンセリングでは、お客様の悩みを聞く事から始まり、承諾書とカウンセリングシ-トは必ず作成してから施術に入った方が良いとのアドバイスであった。最後に質疑応答を行なったが、本来は4時間の講習内容を90分と言う非常に短い時間での講習となったが、もっと施術を見せてもらいたいと思える講習内容であった。