全理連、西洋理髪発祥の地で「モニュメント」除幕式

全国理容生活衛生同業組合連合会(全理連、大森利夫理事長)は2021年9月に「世界理容美容選手権大会」(主催:世界理容美容機構)を予定していた。その開催を記念して、西洋理髪発祥の地・神奈川県・横浜中華街に「ZANGIRI モニュメント」を建立。しかし、新型コロナウイルス蔓延により大会は中止。全理連では「世界理容美容選手権大会」に変わる「ヘアワールド・ジャパンカップオープン2022」を2月22日にオンラインで開催し、それにあわせて前日の21日に「モニュメント除幕式」を執り行なった。

大森理事長は「断髪令がでてから、今年でちょうど150年。断髪令を早々察知した小倉虎吉さんら髪結師が異国船に出入りしてはさみの使い方を覚え、小倉さんが現在の中華街・中華菜館 同發 別館の地に店を開いたのが理髪の始まりとされている。先人を称えるべきモニュメントを建立し、今日この日を迎えることができた」と主催者のあいさつを行なった。

来賓を代表して吉川秀隆氏(タカラベルモント株式会社会長兼社長)は「1989年に建立のザンギリ像(山下公園内)除幕式にも参列した。今回も招待いただき感謝している。これからも、もてる知恵と技術を進化させ、皆さまとともに成長し業界の発展に尽くしていきたい」と祝辞を述べた。