感染対策用の使い捨て紙製クロス『one way cloth』 Makuakeで目標金額達成で、延長目標に挑戦

 株式会社タナカサトル技術支援(田中 覚代表取締役)は、理美容業界向けの感染対策用製品『one way cloth』を開発し2021年2月19日からクラウドファンディングサイト Makuakeにてプロジェクトを公開。約4日で目標金額を達成したことを受け、このたび延長目標額を設定した。プロジェクト終了日時は4月16日18時となっている。

Makuake プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/newnomal-onewaycloth

告知・連絡用ページ
http://one-way-cloth.com/

『one way cloth』は使い捨て紙製クロスとウェットスーツ素材のネックカバーがセットになった製品。
問題解決を主な業務とする同社代表が、「感染症が心配で理美容店に行きにくいお客さま」「感染対策をしているが充分か心配なオーナー様」がいると知り、除菌作業時に着用したものを使い捨てにするように、2020年6月より製品開発に取り組み始めたという。
紙製クロスは160cm×145cmで、市販のナイロン製クロスと同様のサイズ。また、薄いPEフィルと貼り合わせることで、水やカラー材に強い仕様。使用後は除菌スプレーや洗濯などの作業をすることなく、そのまま捨てればコロナ禍で作業が増えたスタッフの負担軽減にもつながる。

また使い捨ての仕様ではないが、ウェットスーツ素材でできておりこまめに洗濯しても痛みにくい「surfcloth」(特許出願中)というネックカバーがセットになっている(紙製クロスのみか、紙製クロスとネックカバーのセットかは選択可能)。
さらに同プロジェクトでは、応援購入をしていただいた方に「使い捨て紙製クロス取扱店」ステッカーもプレゼント中とのこと。

同社は、次のように述べている。
「この製品を販売するプロジェクトは、公開から約4日で目標金額30万円を達成しましたが、まだまだ全国での認知度が足りないということでストレッチゴールを100万円に設定しました。全国の必要とする方にお届けしたいという想いでプロジェクトを続行します。
店舗オーナー様から見ると、使い捨ての製品ということで店舗側でのコスト増が懸念されますが、同プロジェクトでは、費用負担は同製品の使用を希望するお客様へお願いすることを提案しています。多くの人で負担を分けあうことで新しい取り組みへのハードルを下げることができると考えています」

なお現状では美容院・理容室オーナー、理美容業界商社などを主な対象としているそうだが、訪問美容、医療・福祉、清掃業などにもニーズがあることも見込んでいるという。

株式会社タナカサトル技術支援 企業サイト
https://ts-techsup.co.jp/