全美連『第382回理事会』『新年懇親会』

 全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連/吉井眞人理事長)は1月22日、『第382回理事会』および『新年懇親会』を東京・千代田区のホテルニューオータニで開催した。

 理事会であいさつに立った吉井理事長は「東京オリンピック・パラリンピック選手村でBA東京がサロンを運営するので、そのサポートをしたい。2021年9月にはOMC世界大会を横浜で開催する。2023年には成人年齢は18歳になるなど、新しい時代に向かって進んでいく。業界としても美容独自の進化を遂げていく必要がある。美容に携わる人が幸せを感じられる業界となるように、また地域のコミュニケーションサロンとして役立つサロンづくりを目指し、産学連携、産産連携をさらに進めて業界を進化させたい」と述べた。

議事は藤原國明副理事長を議長に、報告事項では組織強化・広報委員会、事業・教育委員会、共済委員会と、連携事業推進委員会、これからの美容組合・連合会のあり方委員会が業務執行経過を報告し、了承された。

続いて付議事項の第1号議案「第48回全日本美容技術選手権大会の入場料に関する件」、第2号議案「予算委員会の設置に関する件」を審議し、賛成多数で可決した。第48回全日本美容技術選手権大会は、今年10月27日、広島県広島市の「 広島グリーンアリーナ」で開催予定で、入場料はS席7500円、A席6500円、学生席4000円(昼食付、税込)。

理事会終了後には会場を移し、「令和2年全美連新年懇親会」を開催。深澤仁副理事長の開会の辞に続いて吉井理事長は「本年のオリンピック、パラリンピック、そして来年に迫った世界理美容選手権の成功に向けての協力と共に、連合会事業への力強い支援をお願いしたい」とあいさつ。この後加藤勝信厚生労働大臣はじめ多くの国会議員が登壇して祝辞が述べられた後、タカラベルモント吉川秀隆会長兼社長の発声で乾杯が行なわれ、新年の宴へとつないだ。