一心の会主催で『全国大会優勝作品』を再現

京阪神エリアに在籍する全国理容競技大会出場経験者で組織する一心の会(小西大二郎会長)は2月25日、大阪市・中央区のタカラベルモント(株)TB-SQUAREで『2018年全国大会チャンピオン優勝作品再現セミナー』を開催した。
同会は全国大会出場者を物心両面でバックアップしているが、今回は 2018年全国理容競技大会第1部門優勝の安部記將さん(東京都代表)と第3部門優勝の加藤尚生さん(埼玉県代表)を招聘し、その技を間近で見てもらおうと企画された。

まず小西会長は「現役のチャンピオンの技を見て、何かを感じていただければ幸い。有意義な空間を過ごしてほしい」とあいさつ。その後、来賓を代表して都原茂人大理生理事長、浄内茂樹タカラベルモント株式会社大阪理容営業所所長があいさつした。

さっそく中本欽也さん(平成19年1部優勝)の進行により安部さんが優勝作品を再現。師匠の教えを再現することを心掛けていたそうで、「カラーは落ち着いた色と限定されていましたので、人が本来もっている色をイメージしました」と話した。
続いて力久昭浩さん(平成14年3部優勝)の進行で加藤さんのステージに移ると、「外出時にはつねにモデル探しを心掛けていました」として、そこからデザインについても「モデルに合わせて考えました」と述べていた。

その後、泥谷誠さん(平成16年1部優勝)、片岡天平さん(平成24年3部優勝)の進行でトークステージが行なわれると、最後に安部さんは「2019年のナショナルチームに入り世界大会に向けて練習していますが、2021年の日本開催まで続けていきたい」と、加藤さんは「恩返しとして、後輩の指導をしていきたい」とそれぞれ抱負を述べ、靭尾正人さんのあいさつで終了となった。