『第29回ジャパン ヘアドレッシング アワーズ授賞式』

 


 一般社団法人Japan Hairdressing Awards Association(蒲生茂理事長)は『第29回ジャパン ヘアドレッシング アワーズ』(藤本圭哉運営委員長)を11月12日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで開催した。国内の共催美容専門誌にクレジット入りで発表された作品、および一般公募作品を対象として、年間を総括して”賞”を贈るというもので、今年は1462名の作品が対象となった。

毎年7月号~翌6月号に掲載された作品を対象とする「オフィシャルアワーズ」の「JAPAN HAIRDRESSER OF THE YEAR」2018グランプリは、神谷翼さん(SCREEN)が受賞した。神谷さんは「自分にはカットしかないので、これからもカットで頑張ります」と喜びを語った。

また、一般公募作品を対象とするアプリケーションアワーズの「RISING STAR OF THE YEAR」は石川広樹さん(PAUL SAWADA GROUP DIO)と石原慎太郎さん(Double)が同点のため、ふたりが最優秀賞を受賞した。この賞は全国を7エリア地区に区分したAREA STYLIST OF THE YEAR部門のFINALISTとなったすべてのヘアデザイナーから選ばれる。

 アワーズは、『BRITISH HAIRDRESSING AWARDS』(BHA)を参考として、1990年に発足。今回の授章式では、BHAで大賞を4回受賞しているAKIN KONIZI(アキン・コニジ)氏を特別ゲストに迎えた。KONIZI氏は日本の美容について、情熱を感じ、美容レベルも上がっていると述べた。

 

受賞者は以下のとおり。
[JAPAN HAIRDRESSER OF THE YEAR]
グランプリ:神谷翼(SCREEN)
準グランプリ:西村晃一(Nicole.)

グランプリ・神谷 翼さん                                         ⓒJHA

[NEWCOMER OF THE YEAR]
最優秀新人賞:松井正太(Double SONS)
優秀新人賞:Daigo(Anfang)

最優秀新人賞・松井 正太さん                                         ⓒBOB

[RISING STAR OF THE YEAR]
最優秀賞:石川広樹(PAUL SAWADA GROUP DUO)
最優秀賞:石原慎太郎(Double)

               最優秀賞・石川 広樹さん

              最優秀賞・石原 慎太郎さん

[AREA STYLIST OF THE YEAR]
北海道・東北エリア賞:渡邉理(+kiitos-hair&make)
東京エリア賞:饗場一将(K-two)
関東エリア賞:山本博司(Blue)
中部エリア賞:蔵谷友則(R B Y blanc)
近畿エリア賞:片井力斗(Root by air)
中国・四国エリア賞:大野紘一(niko hair)
九州・沖縄エリア賞:いけのの晃正(Pluss teru biyousitsu)