ビューティーワールド ジャパン ウエスト、展示規模、出展社数、来場者数いずれも過去最高

メッセフランクフルト ジャパン株式会社(梶原靖志社長)が主催し、インテックス大阪 3・4・5号館にて3日間にわたり開催された『ビューティーワールド ジャパン ウエスト』が盛況裡に閉幕した。

【来場者数】
10月15日(月/晴れ) 9,728名 (8,652名)
10月16日(火/晴れ) 8,336名 (7,082名)
10月17日(水/晴れ) 6,341名 (5,758名)
合計24,405名 (21,492名)
*( )内は昨年の来場者数

出展社数 292社(国内:281社・海外:11社)

13回目を迎え、増加する出展希望者や既存出展者の出展スペース拡大などの要望を受け、昨年比約20%増の出展面積を確保し、過去最大規模での開催となった今回。来場者が目的の製品・サービスを見つけやすくするための、出展製品・サービスごとのゾーニングも、従来の7つのゾーン(コスメティック・アイラッシュ・美容機器・ネイル・ビジネスサポート・ダイエット&ヘルス・小売・店販」)に、今年から「ヘアゾーン」が新設され、そこに16社が参加。ヘア関連製品を扱う出展者も全体で60社にのぼったことで、理美容専業サロンからの来場者数だけでも昨年比28%の伸びを示したという。

さらに特別出展エリア「NEXT」には次のトレンドをつくる新ブランドや初出展企業27社が出展。3日間にわたって活発な商談や情報交換が行なわれ、出展者のみならず、多くの来場者からも満足の声が届いた。

好評のメインステージセミナーでは、「ヘアゾーン」の新設に伴い初日に理美容関係者向けセミナー4本が集中的にラインナップされていた。中でもトップバッターを務めた初登壇の中村トメ吉氏(OCEAN TOKYO代表取締役)によるセミナーには、大阪開催のメインステージセミナー聴講者数記録を塗り替える450人が集まった。また小松敦氏(HEAVENS代表)によるセミナーでは、カットのデモンストレーションの際、詰めかけた聴講者の中からその場でカットモデルを選び出すなどユニークな演出が注目された。

エステ関連では、森柾秀美氏、宇治原一成氏によるセミナーが立ち見が出るほどの大盛況。また今年の東京開催で好評を得た長嶋まさこ氏(まごころ総合美容代表取締役社長)も、自身のエステティシャンへの道を振り返りつつ独自技術を披露するなど、ユニークなパフォーマンスに多くの聴講者が見入っていた。

ネイル分野では昨年に引き続きネイル大学とコラボレーション。「人気ネイルサロンには理由(ワケ)がある」をテーマに4本のセミナーが開催され、多くのネイルサロン経営者や未来のオーナーたちが熱心に耳を傾けていた。