「第37回ベスト・ファーザー賞」発表・授賞式開催 MFU

左から吉田一平氏、上野金太郎氏、林家たい平氏、ダイアモンド✡ユカイ氏、山中慎介氏

一般社団法人日本メンズファッション協会(MFU 八木原保理事長)主催の「第37回ベスト・ファーザーイエローリボン賞2018」発表・授賞式が6月6日パレスホテル東京で開催された。

同賞はMFUが提唱・啓蒙してきた「父の日」キャンペーンのメインイベントで、今年で37回目。これまで180名以上の「良き父」を選出してきた実績のあるイベントとなっている。

その選考基準はおもに7つ。具体的には①明るく楽しい家庭づくりをしている、②父親学の実践者、③厳格な躾(しつけ)をしている、④子供たちの良き理解者、良き教育者、⑤母親と子供から見て素敵である、⑥社会の福祉に貢献し父親像をアピールしている、⑦ユニークな子育てを実践、などさまざまな意味で「素敵なお父さん」と呼べる人を政治、経済、文化・学術、芸能、スポーツの分野から選び表彰している。

今年選ばれたのは、政治部門から●吉田一平氏(長久手市長)、経済部門から●上野金太郎氏(メルセデス・ベンツ日本代表取締役社長兼CEO)、学術・文化部門から●林家たい平氏(落語家)、芸能部門から●ダイアモンド✡ユカイ氏(ロックシンガー)、スポーツ部門から●山中慎介氏(プロボクサー:元WBC世界チャンピオン)の5名。受賞理由としては、それぞれの部門で活躍していることと、また同時に全員が家族思い、とりわけ育児・教育に関心が高く、熱心であることが共通していた。

また山中氏には「ベストファーザー」とは別の賞も授与。日本ネクタイ組合連合よりベストネクタイストに選ばれたが、サプライズとして自身の家族(長男・長女)からイエローリボンにちなんだイエロー系の「ネクタイ」がプレゼント。それを受け取った山中氏は壇上で現役当時さながらのガッツポーズを決めるという一幕もあった。

家族からイエローリボンにちなんだ「ネクタイ」をプレゼントされ、壇上で現役当時さながらのガッツポーズを決める山中慎介氏