日理特別セミナー開催~これからのサロンビジネス~

 日理(新井利和社長)は、220日、東京・荒川区の同社ホールで「これまでと、これからのサロンビジネス」ならびに「誰でも変われる見た目改造計画」の二本立て特別セミナーをメーカー、ディーラーのオーナー対象に開催した。

 第1部は「収入2700万円の差がつく身だしなみ」をテーマに、同書著者である山川アンクさんの講演で、「見た目で差がつく収入のデータ、男性の美容意識の高まり、シェービングですべすべ肌改造計画、プロによる頭皮メンテナンス、薄毛率20%になったらベリーショート、男性も若返りと変身願望を持っている」など、サロンのチャンスを活かすメンズ美容の提案が語られた。

 第2部では、いままさにバーバーブームとなっている話題のメリケンバーバーを2015年神戸にオープンし、熱烈なファンを獲得。カット料金7000円で月間客数1000名という繁盛店を経営する結野多久也氏、同ヘッドバーバーのウッティー・ヨースケ氏による「これまでと、これからのサロンビジネス」の講演ならびにフェードカットデモンストレーションが行なわれた。

 結野氏は、「自分たちが考えているバーバーは、今までの延長線上で仕事をする理容店ではなく、35歳の客層を見据えた3rd wave①技術②デザイン③ストーリー(背景)すべてにこだわりをもった店づくりで、そのためには人材からモノ至るまで徹底する必要がある。35歳をターゲットにしたのは、デザイナーとかの自由業や個人営業主の比較的富裕層なので、料金にも抵抗感をもたない」とし、大切なのはストーリーで「店で使っているプロダクトや置いてある物に至るまで、すべて”語れる”モノを用意してある」とこだわりを強調し、講演を終了した。