日本エステティック振興協議会、平成30年年頭所感

エステティック業界の更なる発展の為に
エステティック振興協議会_瀧川晃一会長

 

一般社団法人
日本エステティック振興協議会
理事長  瀧 川 晃 一

 

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

皆様におかれましてはお健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。一般社団法人日本エステティック振興協議会(以下振興協議会という)は、エステティック業界の健全化に向け問題点を抽出し、これを改善し、働く技術者が誇りを持って仕事をし、消費者の皆様へ「安全・安心」を提供できる環境づくりに重点をおいてまいりました。この結果徐々にではありますが、エステティックサロンではコンプライアンス志向の経営になりつつあると思えます。

私は、エステティック業界の発展の為には、コンプライアンス重視の考え方に重点を置き、事業者・経営者のみならず従業員の皆様方も含め、関わりのある全ての人が法令を遵守し励行して初めてコンプライアンスが機能したことになり、そうした環境づくりを更に進めなければならないと考えています。その為には皆様方の英知を結集し、この考えでコンプライアンス志向をいかんなく発揮させてエステティック業界の発展に向けて取り組む必要があると言えます。

そこで皆様方に是非ご対応を考慮いただきたいことは、自社の自主基準(コンプライアンスのスタンダード)の企画制作をお願いし、広告誌や展示会等における広告表記及びエステティックに関連する各種法令遵守の水準を高めて頂きたいと念願いたします。

振興協議会のスローガンに掲げました
「安全、安心、法令遵守は、エステ業界のいかなる利益より優先する」
は最も大切な事ではないでしょうか。

次に振興協議会が力を入れています美容ライト脱毛技術者に向けての教育養成制度では、2011年3月に第1回美容ライト脱毛安全講習会を開催し、昨年迄の受講者数は延べ4,500人を超えました。美容ライト脱毛は過去において有害事象が多くみられましたが、多くの受講者の方が講習会で学んで頂いたことを実践して頂いた結果、脱毛トリートメントに関しては事故の発生が激減した状況にあります。今後も消費者に

「安全・安心」なサービスを提供して頂けると確信しております。
本年も振興協議会は、構成団体の皆様と共に歩んでまいりますので、何卒よろしくご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

新年を迎え皆様方の事業が益々ご隆盛されますことをご祈念申し上げ年頭のご挨拶を申し上げます。