一般社団法人日本エステティック協会(瀧川睦子理事長)は、6月4日、東京・千代田区の都市センターホールで第18回定時社員総会を開催した。
開会の辞に続き委任状等を含めた出席者数が報告され、総会成立を宣言した後登壇した瀧川理事長は、「昨年9月より久米健市前理事長の辞任により理事長を拝命した。協会のためにお役に立てるようにしたい」と冒頭のあいさつをした。
総会で瀧川理事長は「業界発展と社会貢献を両立させるべく、技術向上支援や人材育成の強化に努めるとともに、被災地支援や持続可能な事業の推進に取り組んできた。技能検定を業界統一試験として確立するための取組みとして、関連団体と協議を重ね、業界全体の水準向上に向けた第一歩を踏み出した。また、正会員と普通会員の特典を明確にし、普通会員から正会員への意向を促進することで、会員制度の強化を進めてきた。教育事業では、オンラインおよび地域ごとの技術研修を実施し、講師の育成や技術指導者の養成推進など、エステティック業界の発展と協会の運営強化に向けた多角的な施策を実施した」と2024年度の事業報告を述べた。この後議長に和田美義副理事長、副議長に網蔵糸乃副理事長選任。次いで議事録署名人に市来有希理事が選任され議案審議となった。
2024年度各委員会事業報告として「総務委員会、財務委員会、広報委員会、教育委員会、サステナビリティ推進委員会、メンバーシップ委員会、コンプライアンス委員会、プロダクツ委員会、AJESTHE Beauty Festival、技能五輪・コンテスト出場等の各委員会報告のほか、対外関係として関連省庁や業界関連団体との情報共有化を図り、業界の健全な発展のため、協力関係を構築強化」が報告された。引き続いて第一号議案・2024年度決算報告、監査報告の件が審議され賛成多数で可決承認された。第二号議案・理事選任については新任理事として荒川陽子氏の選任についても賛成多数で可決承認された。その後第三号議案・2025年度事業計画および予算案が上程され、いずれも異議なく賛成多数で承認され総会は終了した。