第10回アジアビュ―ティエキスポ開催迫る!
全国美容用品商業協同組合連合会
総会に先立って過日逝去された故菊地浩市全美商連前理事長の冥福を祈り黙祷が捧げられた後、橋本健治副理事長・理事長代行は「アジアビューティエキスポの開催前で痛恨の極み」としたうえで、「何としても全美商連の最も大きな事業であり、前理事長の悲願であったアジアビューティエキスポを成功させたいので協力を」とあいさつした。続いて会員の出席状況を確認、定足数に達しており総会成立が宣言された後、執行部一任により議長に谷義彦氏(大阪府)、副議長に大島一浩氏(茨城県)を選任してただちに議案審議に入った。
第一号議案・令和6年度決算関係書類承認の件について橋本理事長代行は、現在の日本の経済状況に触れた後「全美商連の活動として『ビューティユニティフェスティバル2025』は、依然として会員間に温度差はあるが予定通りの実績を上げられた」と事業報告。共同事業実施状況として①所属員のためにする販売促進事業(全国美容まつり・ビューティユニティフェスティバル)、②所属員の取り扱う美容用品の展示会事業(アジアビューティエキスポの開催)、③㈱USENとの業務提携契約事業、④的確な知識・情報を効果的に提供するための教育情報事業、⑤福利厚生に関する事業について報告。次いで組合の運営組織の状況に関する事項では前田貴之副理事長が説明。また、組合員数及び出資口数の増減について小西隆雄副理事長は、前年度組合員数29人、出資口数700口、出資総額17,500,000円としたが、会員は減少傾向にある旨が報告された。決算報告について森田昌孝副理事長が財産目録、貸借対照表、損益計算書、剰余金処分案等を説明した後、木元牧雄監事が監査報告を行ない、第一号議案は賛成多数で可決承認された。
第二号議案・令和7年度事業計画並びに収支予算決定の件は、橋本理事長代行が事業計画案・事業方針の説明。その後(事業・財務・組織)担当副理事長が事業計画、収支予算案、組織の状況についてそれぞれ説明し、第二号議案・令和7年度予算案は全会一致で可決承認された。
第三号議案・任期満了に伴う役員改選では、指名推薦制により鳥居清一氏(岩手県)、藤田真司氏(広島県)、川野健司氏(徳島県)が選任され別室にて理事候補者を推薦。理事確定を受けて互選により理事長以下役員が決定した。
選任された後橋本健治新理事長は「まずは間近に迫ったアジアビューティエキスポの成功に向け全力で事にあたると共に、存在感をしっかりと出してサロンのお役に立つ全美商連を目指したい」とあいさつした。