アリミノ『2024年度アリミノ全国有力代理店会議』を開催


活動テーマは『SYNERGY』

株式会社アリミノ(田尾大介社長)は4月26日、東京・港区のThe Okura Tokyo「オーチャード」で『2024年度アリミノ全国有力代理店会議』を開催し、42社が出席した。

田尾社長は最初に、2023年度の売上業績と、2024年度の活動テーマについて説明。それによると、2023年度業績は122億円で対前年比111%、ヘアケア・ヘアカラー・パーマ・スタイリングの4カテゴリーで目標を上回った。

2024年度活動テーマは『SYNERGY』。シナジーは高い志を持つもの同士が、 目的に対して強く向き合うことで生まれる大きなエネルギーであり、パートナーとしてシナジーを起こし、採用・教育・定着率といった人に関する課題から、売上や生産性の向上に至るまで、迅速な解決と高い目標の達成を共に目指していくとしている。

アフターコロナ時代になり、人々の価値観が変化。分散化や、仕事方法も自由化が進んだ。人材の確保、維持に苦労しているサロンが多い。そのようなサロンで働く人々が充実した人生を送ることができるよう〝分散化した美容業界に人を戻す〟という課題に、同じ目標をもってプロジェクトを組み推進していく。

田尾社長は「ゴールは、美容室がお客さまから信頼され、サロンに通い続けてもらうこと、美容師が生涯美容師として充実した人生を実現していくことであり、そのためにも皆さまと同じ目線を持つパートナーとしてシナジーを起こし、それぞれの課題に対して結果を早く、強く出すために全力で推し進めていきます』と述べた。

さらに「若者層を中心にブリーチへの関心が高まっている中、過硫酸塩配合のブリーチ剤で皮膚トラブルを経験したことのある理美容師は63%(日本ヘアカラー工業会2023年度の調査)であり、より安全に安心してブリーチ剤を楽しみ続けら続けるために、正しい知識と使用方法を美容師の皆さまに周知していく活動を、加速させていきたいと思っております」と述べた。

 最後に田尾圭介専務取締役が登壇し「アンケート調査によると、消費者は美容室でヘアデザインを考えると同時に、髪の毛や地肌を痛ませたくないと思っています。両立は難しいのですが、それはプロフェッショナルの技術、知識だと思います。今、全社をあげてプロとして基礎研究にも力を入れております。美容室のプロフェッショナリズムを高めるような提案を皆さま方と一緒に考え、シナジー効果を高めて良いサロン運営ができる手助けをしていきたいと思います」と述べ、閉会した。

《2023年度の業績》(すべてセルイン実績)
昨年度対比111%、122億円

[ヘアケア]
 ・「コアミー」(契約サロン直送ブランド/サロンケア&ホームケア)契約サロン数:3000軒超
昨年度対比114% *「コアミー エラプシーク」2024年4月追加発売
・「スプリナージュ」昨年度対比131%
 ・処理剤「シェルパ」昨年度対比130% 

[ヘアカラー]
・「アジアンカラー フェス」昨年度対比121%
・「アリミノ ブリーチ 120」昨年度対比120%

[パーマ]
・「クオライン」昨年度対比124%

[スタイリング]
・「ダンスデザインチューナー」昨年度対比107%
・「アリミノメン」昨年度対比113%

《2024年度の活動テーマ》

『SYNERGY』

 「2024年度活動方針」
    プロフェッショナリズムを育む ―シナジー創出を共に―
・専門性を究める(知識と技術)
・伝える力を磨く
 ・新境地へ挑む