【年頭所感】滝川睦子 滝川株式会社会長兼社長           

「変化する時代に呼応して」

滝川株式会社
代表取締役会長兼社長
滝川睦子

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
日頃は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、昨年から続く円安と資材・商品調達、物流に関わる価格高騰の中、未だ感染症が不安な状況も続き、厳しい経済環境が続いておりますが、当社では、協力メーカー様と共に少しでもお客様方に負担がかからないよう、引き続き努めていく所存です。
一方で幸いなことに、コロナ禍ではありましたが行動制限が緩和され、リアルイベントが開催できるようになり、昨年5月には、4年に一度開催されるアジアビューティエキスポに滝川グループ・協力会社で100小間を出展し会場には多くの方々に訪れていただけました。これに続き多くのイベントをリアルで開催し、9月に50年以上続いているディーラー様向けオリジナル展示会「タキガワトレードフェア」を3年ぶりに再開し業界の方々に直接お会いすることができました。初の試みであるサロン向け展示会「トレードフェアforサロン」も実施しました。10月には、前代表取締役会長 滝川晃一の三回忌において、メーカーの皆様に寄贈していただいた胸像の除幕式を行ないました。生前に親交のあった皆様にはたいへんお世話になり改めて心より感謝申し上げます。

滝川グループが美容に垣根をつくらない「ユニバーサルビューティ」を掲げる上で、業界の皆様により一層のサービスのご提供が必要となります。一昨年の福岡営業所開設、昨年の西日本流通センターの開設など、インフラ整備にはじまり今年は「ユニバーサルビューティ」のコンセプトをサロン様と共有して具現化していくことも一層強化して参ります。この数年、商品の開発、仕入の新しい提案も積極的に推進していますが、インナービューティの要素も「ユニバーサルビューティ」には欠かせないもので、食品、サプリメントも食品メーカー様と一緒に開発していくなど進化を続けております。それをアウトプットする「プラスビューティ」イベントは、フェムテックやインナービューティの要素を取り入れ昨年から開始していますが、好評のため今年も全国各地で開催したいと考えます。

業界団体と共に産業の発展に関わってきた当社ならではの知見を活かして、分野ごとに垣根をつくらない「ユニバーサルビューティ」を掲げて皆様のお役に立てるように発信して参りますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。