『第17回アリミノ フューチャーズロード「デザインパワー」2022』を開催

審査風景

11月15日、東京・渋谷の国立代々木競技場第一体育館で『第17回アリミノフューチャーズロード「デザインパワー」2022』が開催された。
同イベントは株式会社アリミノ(田尾大介社長)が、次代を担う美容学生・美容師(U25)を応援することを目的にしたコンテスト「ネクストデザイナーズ・カップ」&ステージイベントで、コンテストはヘアデザインとともにメイク・ファッション含むトータルで表現力を競い合う。2004年に開催してから、今年で第17回目(2020~2021年はコロナ禍のため中止)を迎えた。

 田尾社長は「3年ぶりの開催、しかも東京オリンピック開催前から使用中止だったこの体育館に6年ぶりに戻ってこられました。参加者と一緒に興奮や緊張感を分かち合えてうれしく思います。今日は皆さんの感性をしっかり表現してください」と開会のあいさつを行なった。

「ネクストデザイナーズ・カップ」に出場したのは学生部門が56選手(参加校13校)、U25部門(参加サロン26店)が40名で、今年も選手たちは自分の技術と表現力を試し、可能性にチャレンジした。審査員は学生部門がビル・ワトソン氏他TONI & GUYインターナショナル アーティスティック ディレクター、U25部門は内田聡一郎氏(LECO代表)、矢崎由二氏(LIPPS取締役クリエイティブディレクター)、MIYOKO氏(DaBディレクター)が務めた。

モデルウォーキング


表彰式で学生部門を審査した雑賀英俊氏(TONI & GUY JAPAN 代表取締役社長 CEO、TONI & GUYインターナショナル アーティスティック ディレクター)は、「各学校や各エリアを代表してこの場で作品を完全に仕上げるのは、人生にとってとても良い経験だと思います。限られた賞しかありませんので、悔しい思いをする人もいます。私自身も学校を卒業してから初めて賞を取るまで、18年ぐらいかかりました。次にどうしたら賞を取れるか考え続けて、今日に至っています。大事なのは、勝っても負けてもブラッシュアップすること。作品は拮抗していましたので、自信をもって明日から頑張ってください」と総評を述べた。
プレゼンテーションステージは、TONI&GUYインターナショナルチームとTONI & GUY JAPAN チームのコラボによる最新ヘアデザイン提案が行なわれた。

 

また、過日発表された『アリミノ フォトプレゼンテーション 2022』の受賞者表彰も併せて行なわれた。

雑賀健治メモリアル賞:若松 幹陽(日本美容専門学校/東京都)

[ネクストデザイナーズカップ]受賞者
◎学生部門〈テーマ:CO-LAB(コー・ラブ)〉
最優秀賞:石島 オフィーリア(国際文化理容美容専門学校 国分寺校/東京都)
同  :田村 涼(ヴェールルージュ美容専門学校/大阪府)
同  :若松 幹陽(日本美容専門学校/東京都)
優秀賞:山田 世莉(関西美容専門学校/大阪府)
同 :松田 真奈(西日本ヘアメイクカレッジ/大阪府)
同 :北野 なのは(関西美容専門学校/大阪府)
同 :佐々木 愛実(ヴェールルージュ美容専門学校/大阪府)
同 :清野 百英佳(日本美容専門学校/東京都)
審査員賞:丹野 未菜(日本美容専門学校/東京都)
同 :柴田 歩久斗(高津理容美容専門学校/大阪府)
同 :渡辺 望華(国際ビューティモード専門学校/新潟県)
雑賀健治メモリアル賞:若松 幹陽(日本美容専門学校/東京都)
ジャーナル賞
月刊BOB 賞:野依 洸(京都美容専門学校/京都府)
SNIP STYLE 賞:田村 涼(ヴェールルージュ美容専門学校/大阪府)
TOKYO FASHION EDGE 賞:佐藤 礼華(国際ビューティモード専門学校/新潟県)
SHINBIYO 賞:森田 彩花(関西美容専門学校/大阪府)
PREPPY 賞:若松 幹陽(日本美容専門学校/東京都)
HAIR MODE 賞:佐々木 愛実(ヴェールルージュ美容専門学校/大阪府)

◎U25 部門(テーマ:『チャンス!』)
最優秀賞:長谷 文慈明(DaB/東京都)
優秀賞:重水 桃夏(LECO/東京都)
同 :上村 莉音(DaB/東京都)
同 :高橋 太朗(LECO/東京都)