全国理容生活衛生同業組合連合会『第185回評議員会・臨時総会』『令和4年度各種表彰式』を開催

全国理容生活衛生同業組合連合会(大森利夫理事長)は、全国理容競技大会前日の10月16日、秋田キャッスルホテルで第185回評議員会・臨時総会ならびに令和4年度各種表彰式を行なった。
評議員会議は増田稔常務理事の進行で開始され、冒頭大森理事長は、「本会議および明日の全国大会もコロナ対策を万全に施して開催される。また、安部元総理の銃撃は衝撃的で、コロナウイルス感染発生時、「理容業は問題ない」との判断で業界は休業を免れ、感謝に堪えないし残念である。コロナ感染は長期化の様相を呈している中、連合会の令和4年度事業では『withコロナ』『ニューノーマル(新しい生活様式)』に対応した、お客様に安心・安全を提供する新しい営業スタイルの確立を目指して工夫を凝らした取り組みを推進し、理容業の経済回復に向けて取り組んでいくので、以下各事業についても的確な判断と十分な審議をお願いしたい」とあいさつした。
引続き議長に中原一郎理事、副議長に稲葉孝博理事を選任し、はじめに議長から評議員定数107に対し、出席者103、委任状4、を含めた出席107で定足数に達している旨が報告された後、直ちに議案審議に入った。
議案第1号・令和4年度上半期事業報告に関する件(事前配付書面)として、総合新興対策関係(総務・教育・文化広報・事業・組織・共催)の事業経過概況について大森理事長が提案理由を説明。その中で本年度は、長引くコロナ対策、物価高と不況からの脱却を図るためGo Toバーバーキャンペーンとして補助金5千万円が予算化され、プレゼントキャンペーンを展開しているが、割引キャンペーンもぜひ実行して欲しいとの声もあったが、クーポン券には補助金は使えないため連合会予算を投じて千円の理容券5万枚が抽選で当たるキャンペーンに加え、各サロンが独自に行なう増客施策により、業界の活性化を目指したい」とした。以下事業報告として、全国理容総合研究所の運営、ポストコロナへの対応、インバウンド対応事業の推進や地球温暖化対策及び環境保全事業の対応など議案第1号として令和4年度上半期事業報告、議案第2号「理容サロンへ行こう!Go Toバーバーキャンペーン」実施計画に伴う予算に関する承認の件は一括審議され、いずれも全会一致で承認可決された。また引続き同議案は臨時総会に上程され、可決承認をもって評議員会・臨時総会は終了した。
なお、評議員会・臨時総会に先立って令和4年度各種表彰が行なわれた。

<厚生労働省医薬・生活衛生局長表彰(敬称略)>
加藤隆由(北海道理容組合元理事)ほか14名。

<全理連理事長表彰>
高橋美男(秋田県理容組合理事)ほか68名(職員・教育関係含む)

<2022年理容業界振興論文入賞者表彰>
最優秀賞/長谷川 翼(愛知県)テーマ:新しい理髪店経営のあり方
優秀賞/篠田哲次(東京都)テーマ:サロンからのSDGs