美容を通して子ども達の未来に光を届けるプロジェクト『BEAUDOUBLE』本格始動

株式会社ウカ(渡邉弘幸代表取締役CEO)は7月14日より、一般社団法人BEAUDOUBLE(佐東亜耶代表)の理事に就任した。
BEAUDOUBLE(ビューダブル)は、児童養護施設、里親家庭、自立援助ホーム、一時保護所、アフターケア相談所に関連する子どもや若者達、および各施設の職員の方々を対象に、ヘアカットやヘアカラーを無料提供する団体「アーリンプロジェクト」(現:一般社団法人泉鳳/佐東亜耶代表)のプロジェクトの一つだったが、2022年7月14日をもって、一般社団法人として登記された。
理事のメンバーとして、株式会社ツイギー 代表の松浦美穂氏、ハリウッド株式会社 代表取締役社長の牛山大輔氏、株式会社ガモウ 代表取締役執行役員社長の蒲生典子氏、株式会社ウカ 代表取締役CEOの渡邉弘幸が就任した。

本プロジェクトは、児童養護施設の方々を対象に活動を行なう団体「アーリンプロジェクト」(現:一般社団法人泉鳳)の代表 佐東亜耶氏が発起人となり、その想いに賛同した「TWIGGY.」と「uka」の2サロンが技術を提供するサロンとして参加している。2017年からTWIGGY.にて施術を開始、その後2020年にukaが加わり、2021年から2サロンでのテストケースをスタートさせた。
テストケース期間中、実際にこのプロジェクトを利用した関係者の方々からは「体験できて本当に良かった」「もっとこのプロジェクトを広げてほしい」とのうれしい声が多数挙がっている。

BEAUDOUBLE(ビューダブル)の取り組み
現在、全国には児童養護施設の子ども約30,000人を含む、約45,000人の“社会的養護”*1の子どもや若者達がいます*2。
これらの子どもや若者達、また彼等を日々サポートする職員の方々のため、通常のカットモデルとしての枠を広げ、ヘアメニューの無料提供を行ないます。
対象者は、児童養護施設、里親家庭、自立援助ホーム、一時保護所、アフターケア相談所に関わる子どもや若者達、里親家庭の保護者の方々、そして各施設で働く職員の方々。
メニューは主にカットやカラーが中心で、サロンによってはパーマやカットカラーなど組み合わせメニューをお受けいただくことも可能です。
通常のカットモデルでは材料費(カラー剤やパーマ液等)の実費がかかることが大半ですが、BEAUDOUBLE(ビューダブル)ではビューモデルという呼称をつけさせていただき、全てのメニューを無料で受けることができます。

今回のヴィジュアルのビューモデルとなった4人も、BEAUDOUBLEの対象者であり、施術を受けている方々。ヘアスタイルを楽しんでいる姿を見せることで、前向きな気持ちになって欲しいという想いからモデルとして参加してくれました。

施設の子ども達へ、新しい選択肢を提供
児童養護施設の子ども達の多くは、生活費の中から捻出した1,500円程度のわずかな費用の中でヘアカットを行なっています。そのため、興味はあってもなかなか憧れの美容室に行くことが叶わないのが現実。
施設退所者の若者達も施設を出て一人で生活する費用を工面することが精一杯で、なかなか美容にお金をかけることが難しい状況にあります。また施設に勤務する職員の方々も同様、子ども達のケアで日々忙しく、泊まりでの夜勤もあるため、自身のヘアやオシャレにまで手が回らないというのが現状です。
BEAUDOUBLE(ビューダブル)では、担当サロンおよびスタッフを自らが選択できるという今までにない新しい形を提供しています。

BEAUDOUBLE(ビューダブル)を始めるきっかけとなった出来事
このような現状を知った佐東氏のもとに、ある日届いた一枚の写真。
そこには社会的養護*2で生活保護を受けている30代の女性が、自らハサミでカットした散切り頭の姿が写っていました。
「自分を変えたくて切りました!」とのポジティブな思いで行なったヘアチェンジ。写真を見た佐東氏は、彼女たちの美しくなりたい、変わりたいという前向きな気持ちを美容のプロによって叶えられる機会を作れないか。そんな想いを抱き、そこから本プロジェクトの構想をスタートさせました。

参加するサロン側にも大きな恩恵が
本プロジェクトで施術を担当するのは、デビューを控えるヘアアシスタント達やデビューしたてのヘアスタイリストが中心。彼らは日々練習を行なうため、カットモデルを探す必要があります。
このプロジェクトに参加することで、デビューを目指すアシスタントにとって施術の機会が増えるほか、技術面だけでなく普段のサロンワークではあまり接する機会のない方々との会話を通し、接客技能の向上、社会的意識の向上に繋げることができます。そして何より、アシスタント時代から自分の施術を通して笑顔になっていただけるという、かけがえのない経験が得られます。
BEAUDOUBLE(ビューダブル)は、対象となる社会的養護の方々が“支援される” だけではなく、参加するサロン側にも大きな学びがあり、双方にとって嬉しい取り組みとなっています。

私たちが目指す未来
美容の力は偉大だと、私たちは信じています。
外見が美しくなることで自信が芽生え、その人自身にそして社会に、大きな活力をもたらします。
これまで、児童養護施設等を対象に個々や地域でのカットボランティア活動はありましたが、全国規模のプロジェクトはまだ行なわれていません。
現在はTWIGGY.とukaの2サロンで行なっているため東京都内が中心ですが、将来的にはこのプロジェクトを日本全国へと広げ、さらに地元美容室の参加により、地域と施設・地域と子ども達を結ぶ架け橋になっていきたいと考えています。
手をとりあい笑顔をつくるプロジェクトとなることが、BEAUDOUBLE(ビューダブル)が描く未来です。
子ども達の輝く未来のために。
BEAUDOUBLE(ビューダブル)は美容を通してできることを一つずつ丁寧にご提供していきます。

お問い合わせ窓口
一般社団法人BEAUDOUBLE 担当 佐治佳代氏
メールアドレス:info@beaudouble.com
ホームページ:https://beaudouble.com

*1 虐待や経済的理由などで保護者のもとで暮らせなくなった子ども達を、社会全体で育て支援する仕組み。またその子どもの家族も支援します。社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」と「社会全体で子どもを育む」を理念として行われている。

*2 厚生労働省「社会的養護の現状について」資料5
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000012t0i-att/2r98520000012t8i.pdf