全理連「第16回地球温暖化防止対策」発表会

全国理容連合会は環境省地球環境局・地球温暖化対策課・脱炭素ライフスタイル推進室の岩山政史室長を招き「第16回地球温暖化防止対策」記者発表会を5月16日、東京・代々木の全理連ビルで開催した。同連合会は2007年から環境省が進める地球温暖化防止対策に取り組んでおり、今年は国内を対象とする「クールビズヘア部門」と「インターナショナル部門」、そして理美容関連商社大賞の「脱プラスチック製品」の募集を行なった。

記者発表でははじめに大森理事長が、2007年からこれまでに取り組んだ対策を紹介し、次に環境省の岩山室長は同連合会の防止対策について謝辞を述べた。

このあと、最優秀賞を受賞した「クールビズヘア部門」の秋山真也さん(東京都)と、「インターナショナル部門」のビクトリア・ブラディ(Viktoriya Vradii)さん(2年連続受賞)がヘアスタイルを披露し(ヴィクトリアさんはリモート出演)、ふたりはそれぞれ受賞の喜びを語った。また、ビクトリアさんは現在ロンドンに避難しており、ロシア侵攻以来、感情のコントロールが難しくなっているので、日本からのポジティブなことばだけでも励みになると語り、大森理事長は「One Team_Hair Stylist」と書かれたフリップを見せて、エールを送った。

また、会場には脱プラスチック対応製品に応募のあったイリヤ化学、クラシエホーププロダクツ販売、フェザー安全剃刀、ルベル/タカラベルモント、東光舎、ワコウの製品を展示しており、表彰式では6社を代表してクラシエホームプロダクツ販売が大森理事長から感謝状を受け取った。