全理連「第1回理事会」を開催

 全国理容連合会(大森利夫理事長)は、4月21日東京・代々木の全理連ビルで令和4年度第1回理事会を開催した。

寺園洋行副理事長の開会の辞に続き大森理事長のあいさつ後、直ちに報告事項に移った。

報告事項では①会議日誌については事前配布資料に基づきすべて了承とした。②「アフターコロナを見据えた人に優しいサロンづくりの提案」結果報告については、組合員に頒布したマニュアルや動画についてのアンケート結果を踏まえ、参考になったが88%を超えたが、物足りないという意見もあった。③「コロナ禍における低迷する業界の営業支援」結果報告については「レディスベーシックマニュアル・動画・テキスト」のアンケート結果では、デジタル対応の解説動画、テキストとも分かりやすいが6割を超えている。このほか④令和3年度「新型コロナウイルス対応・全国衛生順守運動」について⑤関係団体各種会議について⑥令和3年度理事共助会収支決算について⑦地球温暖化防止施策の募集では「2022クールビズヘアスタイル」でインターナショナル部門18点、クールビズヘア部門21点の応募があり、特にインターナショナル部門のウクライナからのエントリー作品は素晴らしいとの報告があり、いずれの事項も了承された。

協議事項で①令和3年度事業報告については、全国理容連合会として6月に新型コロナウイルス感染症対策対応の徹底とともにコロナ禍で影響を受けている47都道府県組合に対し、対応推進費1億4000万円を、11月には第6波コロナ対応・デジタル化推進費として5000万円の支援を行なった。さらに②令和3年度決算報告および剰余金処分案について③令和4年度「理容総研」の活動(将来像検討委員会)について④ウクライナからの避難者受け入れ時の支度金について⑤「新型コロナウイルス対応・全国衛生順守運動」の実施について⑥第184通常総会・評議員会について⑦令和4年度厚生労働大臣表彰の候補者推薦について⑧令和4年度全国生衛中央会理事長表彰の候補者推薦について⑨「全理連ナショナルチーム育英支援の会」会則改定について⑩2022全理連ナショナルチームトレーナーについて⑪第74回全国理容競技大会選手割り当て数について⑫―Hair Creation―ラ・セゾン2023の設定について⑬2022年理容業振興論文の審査委員について⑭理容2022メッセージ全国大会の審査委員について⑮役職員のクールビズへの対応について⑯(公社)国際化粧療法協会よりの特別顧問就任依頼について等の各事項ともすべて了承された