美容考古学研究所が全婚協の特別勉強会で講演

職業訓練法人 全日本婚礼美容家協会(田中雅子会長、マリールイズ恵子理事長)は11月9日、東京・大手町のKKRホテル東京で『第24回定期総会』を開催した。

総会に続いて特別勉強会が開かれたが、そこで国際文化学園 美容考古学研究所の村田孝子所長が講師に招かれ、『古代の髪型~縄文時代の土偶に見るヘアスタイルの変遷』をテーマにした講演を行なった。
勉強会冒頭、美容考古学研究所の篠原博昭主任研究員が、美容考古学という研究分野の内容と、縄文時代の土偶について解説。さらに国際文化理容美容専門学校の武村魁教員が土偶の髪型を再現した。
引き続き、村田所長が登壇。古墳時代から、平安、江戸、明治、昭和までの髪型と化粧について、絵巻物や浮世絵の画像を用いて解説し、その中では江戸時代初期の湯女図や、昭和のお歯黒女性の写真など非常に貴重な資料も紹介された。