NHDKが2019年秋・冬ニューヘアモード『Soi-meme(ソイ メメ)』を発表

NHDK美協 日本ヘアデザイン協会(横田敏一理事長)は7月9日、東京・品川のきゅりあん(品川区立総合区民会館)で『2019年秋・冬ニューヘアモード発表会』を開催した。

まず横田理事長があいさつに立ち、「デザイン協会は63年目。多くのニューヘアモードを生み出し見せ方もいろいろと議論しているが、効果的に新しい提案をしていきたいということで今回、10年ぶりにこの会場になった」と話し始めると、「令和となって第一回目のステージ。半年前から準備して本日に臨んでいるが、相応しい作品が提案できるのではないか。大いに収穫を得て帰っていただきたい。また第二部の東京ショーでは、サロンで実際に使えるさまざまなシーンを提供する。短い時間だが楽しんで、何か持ち帰っていただければ」と述べた。

さっそく2019年秋冬ニューヘアモードの発表に移ると、モデルとともに大林博之 2019AWニューヘアモード創作設定プロジェクト委員委員長が登壇し、ステージ上でカットとスタイリングを披露。「令和という新しい元号になり、私たちも何か違う形で提案したいと、まずはスタイルを作った。これから私たちのニューヘアモードが始まる」

今回のSoi-meme。フランス語で自分自身という意味だが、親しみを込めて英語読みで『ソイ メメ』と呼び、自分自身を大切に、強くて品があって、でも可愛い、という想いを形にしたと解説。そしてコンセプトにちなみ「Enjoy to love。好きを楽しむには覚悟やチャレンジ、勇気など、そうした半歩、1歩出る気持ちが必要。同じ気持ちで発表を見てほしい」と述べた。

次いで副委員長の石渡智花、桜井靖浩、計良宏文、松木宏紀の4氏がステージ上でSoi-memeを作り上げながら、カット、カラー、パーマ、スタイリング、メークアップ、そしてアレンジや似合わせ、ファッションについても解説。続いて創作設定プロジェクト委員(篠谷信寛、調 秀明、原口裕匡)、モード委員(鈴木道生、土居一生、中川泰貴、山本 直)がバリエーションも展開。“サロンワークに生かせるニューヘアモード”が提案された。

コンセプト、ポイントの詳細は別掲。