日本メンズファッション協会『第38回ベストファーザーイエローリボン賞』

左から政治部門・鈴木恒夫さん、経済部門・入山章栄さん、学術文化部門・武田双雲さん、芸能部門・佐藤二朗さん

一般社団法人日本メンズファッション協会(MFU/八木原保理事長)は父の日(今年は6月16日)を前に、各分野から「今年最も素敵に輝くお父さん」5名を選出。6月5日、東京・千代田区のパレスホテル東京で『第38回ベストファーザー イエローリボン賞』の発表・授賞式を開催した。

受賞したのは政治部門から鈴木恒夫さん(神奈川県藤沢市長)、経済部門から入山章栄さん(早稲田大学ビジネススクール教授)、学術・文化部門から武田双雲さん(書道家)、芸能部門から佐藤二朗さん(俳優)、スポーツ部門はからアンドレス イニエスタさん(プロサッカー選手 ヴィッセル神戸所属/所属クラブの練習キャンプのため授賞式を欠席)。それぞれに賞状、トロフィー、花束が贈られた。欠席のイニエスタさんからは、ビデオレターで喜びのメッセージが届いた。

入山さんと佐藤さんは、ベストネクタイストもあわせて受賞。日本ネクタイ組合連合会から、表彰状とトロフィー、記念品としてネクタイが贈呈された。

ダブル受賞となった佐藤さんは「これまで賞に縁がなく、唯一もらったのが〝NG大賞〟。素敵な賞をいただいて感謝しています」とコメントし、会場の笑いを誘った。

なお、選考基準は、明るく楽しい家庭づくりをしている、父親学の実践者、厳格なしつけをしている、子供たちの良き理解者、良き教育者、母親と子どもから見て素敵なこと、社会福祉に貢献し素敵な父親像をアピールしている、ユニークな子育てをしているなど。

5人の父親像は以下のとおり。

●政治部門:鈴木恒夫さん(子ども:男2人)
市全体での子育ての重要性を訴え、藤沢市の魅力を高め市民が誇りも持てる街づくりに邁進。子育ては、温かい眼差しで見守ると自主性が育つと考えている。

●経済部門:入山章栄さん(子ども:男1人、女1人)
子育てで最も重要なのは自己肯定感としており、あいさつの大切さ、食事のマナーに厳しい。親を気にすることなく、自分で判断できるように育ってほしいと考えている。

●学術・文化部門:武田双雲さん(子ども:男2人、女1人)
両親に褒められつつ育てられた経験に基づいた子育て。子どもの健やかな成長を願い、子どもの将来のために自主性を尊重し、無理強いすることなく自立心を重んじている。

●芸能部門:佐藤二朗さん(子ども:男1人)
子どもへのラブレターのつもりでツイッターをつづり、人の不幸を悲しみ、人の幸せを喜べる大人になって欲しいと願っている。それはすべての子供たちへの思いだという。

●スポーツ部門:アンドレス イニエスタさん(子ども:男1人、女2人)
家族一緒の生活を最優先に、オフ時は日本の歴史・文化が学べる場所に家族で出かける。敬意、謙虚、信頼の気持ちを忘れず自分が選んだ道を歩んでほしいと願っている。