兵庫県理容組合が『第60通常総代会、第63臨時総代会』を開催

 兵庫県理容生活衛生同業組合(宮城丈二理事長)は5月20日、神戸市兵庫区の神戸市立兵庫勤労市民センターで『第60通常総代会、第63臨時総代会』を開催した。

的場廣美副理事長の開会のあいさつに続き、宮城理事長は「理容の価値を上げるための動きをしていきたい。そして消費者にとって、カード決済ができないことは不便さも感じる」と述べ、Airペイを例にあげながら申し込み方法などの説明も行なわれた。

第60通常総代会では、平成30年度事業報告、決算報告が審議のうえ可決。そして支部提出議案では『組合数減少の中で組合員数に見合った理事数の一考を要する』、また『規制緩和であって規制廃止ではない。真の意味での緩和が何であるのか熟考を要する』『アウトサイダー(低料金店)の出現。員外者対策の取り組みは遅々とし結果が見えない』といったことが挙げられた。

それに対し宮城理事長は、理事数については「各部とも役割があり、ほぼボランティアで、業界の価値を高めたいという思いで行なっている。減らす実用性はないというのが現状」という見解を示した。

またアウトサイダーに関しては、「法で守られてきた中で、私たちは経営者としての努力をしてこなかった。時代を鑑みながら、現実を見据えて考えていきたい」と答弁した。

続いての第63臨時総代会では、令和元年度事業計画案、令和元年度収支予算案が審議され可決。山本丈吉副理事長の閉会のあいさつで終了となった。