「全美商連第27回通常総会」新理事長に蒲生茂氏就任

 全国美容用品商業協同組合連合会は、516日、東京・千代田区のホテルグランドパレスで、令和元年度第27回通常総会を開催した。

 冒頭、須山裕二理事長は「今年は元号が変わり、業界全体も変革の時期。当全美商連も業界に関わる組織として、会員一人ひとりがより参画意識を強く持って改革していかなければならない」とあいさつ。続いて執行部一任により江幡信行議長(茨城県組合)、沖林行彦副議長(三重県組合)を選任し議案審議となった。

 第1号議案平成30年度決算関係書類承認の件・組合の事業活動の概況について須山理事長が「連合会の最大事業である『第8回アジアビューティエキスポ』は昨年6月に行なわれ、来場者も43千人と新記録を達成し大成功であった。また、企画内容を改善して取り組んだ『ビューティユニティフェスティバル』もほぼ予定通りの実績を上げられた」と述べたのに続き、共同事業の実施状況を蒲生茂副理事長が報告。組合の運営組織の状況に関する事項は高見元太郎副理事長が、収支決算報告は三宅誠一副理事長がそれぞれ報告した後、監査報告に引き続き審議となり第1号議案は異議なく承認された。

 第2号議案として事業計画案・事業方針では「第9回アジアビューティエキスポ開催については、新役員のもと2020年実施の方向で決議する予定」とし、その他は概ね昨年度事業を継続する内容を上程し、予算案共に可決承認された。

 また、第3号議案・任期満了による役員改選の件については、はじめに指名推薦により新理事15名を選任。その後互選により蒲生茂新理事長を選任するとともに新体制が発表された。

 就任のあいさつで蒲生新理事長は、「美容業界のお役に立てる、流通の同業者として繁栄する連合会として次世代に繋げていきたい」とあいさつし総会を終了した。

<全美商連・新役員>
理事長/蒲生 茂(東京)
副理事長/第1順位・総務委員長 菊地浩市(北海道)
同/第2順位・事業委員長 橋本健治(大阪)
同/第3順位・組織委員長 三宅誠一(青森)
同/第4順位・財務委員長 森田昌孝(富山)
理事/平山光信(宮城)、大島和彦(茨城)、小沢昌義(埼玉)、山崎登美子(東京)、
松下智美(静岡)、小西隆雄(大阪)、谷 義彦(兵庫)、藤田真司(広島)、
村上公志(愛媛)、日置和統(熊本)
監事/高橋弘司(福岡)、鳥居清一(岩手)