山野学苑、きものアンバサダーが国会訪問で“日本のおもてなし応援隊”の決意を表明

 学校法人山野学苑(山野正義総長、山野愛子ジェーン理事長)山野美容芸術短期大学(山野愛子ジェーン学長)と山野美容専門学校(山野愛子ジェーン校長)では、両校の学生約700名が和装に関する専門家のライセンス(美容着付師)を取得。“日本の美容文化を継承し、未来に伝統を繋ぐ”をコンセプトに日本の民族衣装の素晴らしさを世界の人々へ、アピールしていく。すでに全員が、東京都が推奨する「外国人おもてなし語学ボランティア」の登録も行なっている。

ライセンス取得者のうち531名が、2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて、“きものアンバサダー”(きもの大使)として積極的に社会貢献する意識を高めようと2月9日、紋服・振袖姿で国会議事堂講堂に集合し、中山泰秀衆議院議員に「日本のおもてなし応援隊」としての決意表明を行なった。“きものアンバサダー”を代表して山野美容専門学校の川端一隆さんと(同)鈴木友唯さんが「2020東京オリンピック・パラリンピックで訪れる外国人をはじめ、すべての人々に対して美容技術、着付技術、きものの知識、日本文化やきものの素晴らしさを伝え、それらを提供する力を発揮したいと決意。“きものアンバサダー”として国際協力に全力を尽くす覚悟を日本の若者として誓う」と決意を表明。中山議員は「“きものアンバサダー”としてこの国を誇りある国に盛りあげていただき、皆さんの美容の技術で世界の友人を増やしてほしい」と述べた。

なお、“きものアンバサダー”たちは決意表明に先立ち、国会見学と国会正面で記念撮影を行なった。