本橋東子氏が名古屋帯で作る帯結びを披露、美容十二章会月例会で

美容十二章会(川田温子会長)は11月14日、東京・代々木の美容会館で第420回となる月例会を開催した。

武田浩講師は2019年に売れるスタイルとして、ウルフボブを提案した。アウトラインはチョップカットでワンレングスにカットし、少しハネるようにする。耳後部は後ろに引いて切ると、アウトラインに穴が開かないとアドバイス。そしてミドルセクションからはセイムレイヤーでカットし、スタイルにくびれを作り出した。

ドライ後は、各セクションの役割を意識して、アンダーはハネさせるセニング、ミドルからは頭の形を作るセニングと、場所によって目的に合わせたテクニックでスタイルを仕上げていった。

 

続く本橋東子講師は名古屋帯で作る帯結びを披露した。帯枕は低いものを使用して、さまざまな結び方を紹介。タレを斜めにして結ぶ帯結びや、銀座結び、変わり太鼓と次々と結んでいった。

銀座結びは2点、帯の長さや硬さの違いによって結び方が変わるとアドバスし、それぞれ粋な帯結びを結んだ。最後の変わり太鼓もバリエーションがあり、おしゃれな帯結びに結びあげた。

他にも帯揚げの代わりにスカーフを使用したり、袖が通せるスカーフを羽織ったりと自由な発想を紹介し「仕事は楽しみながらやる方が良い」と語った。