美容十二章会『月例会』で、飯塚艶子講師がTMモードの帯結びを披露

美容十二章会(川田温子会長)は10月10日、東京・代々木の美容会館6Fで第419回となる『月例会』を開催した。

まず増渕晶則講師が『ミセスのカット』を披露。年齢を重ねるとアゴのラインがソフトになってくるので、そんな方に対応したスタイルを提案した。

バックは上の方に丸みを作ってリフトアップしたいので、アンダーはボリュームを落として、ミドルセクションで丸みを作る。サイドはアゴのラインを包み込むように長さを設定し、耳の辺りにボリューム感を出すとシャープな印象になる。そしてフロントはフェイスラインを隠すようにカット。「前髪は斜めにしておでこを出すことで縦長の印象になるので、縦のラインを意識しましょう」とアドバスした。

 

続く飯塚艶子講師は福岡国際センターで行なわれた『TMモードの帯結び』を発表した。まず『はなびら』を結んだモデルが入場。『はなびら』は文庫の変形で、藤原道真が京から向かう際に、別れる梅の木に歌を詠み、梅の花がはるか遠い地まで想いをよせて飛んできたという飛梅伝説をイメージし、ひとひらひとひら花びらの美しい姿を帯結びで表現している。

その後、帯を外すと『祥雲』に結び直した。お太鼓で、人のやさしさや活気溢れる祭りの勢いを祝水引の束に託して、帯結びで表現している。