日本美容専門学校特別授業「芸術鑑賞教室」

一流演奏家のクラシック音楽を楽しむ


日本美容専門学校(阿部博人校長)は9月19日、サントリーホール(東京・港区)で特別授業「芸術鑑賞教室」を開催した。特別授業とは同校が授業の一環として年に1度行なっているもので、クラシック音楽や世界の芸術を鑑賞して学生たちの感性を高める機会となっている。学生たちは芸術鑑賞に相応しく、おしゃれな服装に身を包み来場した。

今回は「東京フィルハーモニー交響楽団」のコンサートを開催した。指揮者は2015年に第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位ならびに聴衆賞を受賞した太田弦氏。最初にソリストに世界中のオーケストラと共演を重ねているピアニストのモナ・飛鳥氏を迎えて、ベートーベン作曲・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を、休憩をはさんでの後半はチャイコフスキー作曲・交響曲第5番を演奏した。

司会は昨年に続き、作曲家及び新潟大学の教授としても活躍している清水研作氏。清水氏は曲目をわかりやすく解説した。

 また、開演直前、星昭夫副校長はあいさつに立ち「2年生は今、就職活動もあり忙しい時期だが、きっと役に立つ時間になると思う。そして皆さんが安らげる時間となってほしい」と述べた。