横田富佐子総合美容文化会『第246回例会』で鈴木吉昭講師が「ニューソバージュ」

 横田富佐子総合美容文化会は9月18日、東京・新宿のダリアスタジオで『第246回例会』を開催した。

 

技術講座では、鈴木吉昭講師(有限会社ビューティサロン エイゼット会長/ヘアスタイリスト協会副理事長/ICD JAPAN組織運営委員長)が「ニューソバージュ(クリエイティブな作品)ロングアミーズ(ロングで遊ぶ) 」をテーマに、2名のモデルで作品を披露した。

まずダウンスタイルのソバージュから、面のまとめ髪に、さらにエクステでアラベスク風の模様へと、3作品に変化させた。その後、ネープにカゴ網をし、前髪と髷の変化によってのモデルの雰囲気の違いを表現。いろいろな髪の毛の使い方で無限に変化していく楽しさを華麗な手さばきで披露した。

技術のポイント等、丁寧に解説しながらの講習と、豪華な衣装の数々に、受講者は魅了されていた。

 

 

続く教養講座では、住田知之講師(住田美容専門学校理事長・校長)が、『2020年のインターフェイスとは?』をテーマに講演。

インターフェイスとは、お客さまとサロンをつなげる窓口のこと。以前はサロンの受付やDM、看板がメインだったが、時代の流れに従って大きく変わりつつある。また街中でもいつの間にか見かけなくなった物や仕事がある。そのような変遷を1960年代頃から細かく分析。そして「2020年代以降のインターフェイスは、自分自身の発信によって、会いたい人と繋がる時代になるであろう」と力説した。