NHDK2018AWニューヘアモード『Any-α』

コンセプト
2018秋・冬ニューヘアモードはAny-α(エニーアルファ)と命名しました
Any-αとは、当たり前のことに何か少し加わった状態を意味する造語です
今「ひとつのヘアスタイルは、いつでも、どこでも、誰にでも、
いろいろなジャンルのファッションとマッチする」という傾向が強くなってきました
「色を付ける」「カールを付ける」「デザインを付ける」など、
プラスアルファの要素を付け加えたスタイルを提案します

 

[デザインポイント]
前上がりマッシュ  今までのマッシュルームカットの進化系
カラードアイメイク ブライトカラーのマスカラをアクセントに

[カットポイント]
1.ツーセクションを入れた前上がりのグラデーションスタイル
表面のサークルポイント部分は動きを出すためイレギュラーカット

2.ローグラデーションのショートボブをベースに、
バックセクションからサイドに向けて緩やかな前上がりのスタイル
遊びのある毛流れとチョップカットによるショートバング

[パーマポイント]
1.表面は動きを出すためにツイストしながらスパイラルに巻く
毛先にイレギュラーな部分を出すため、毛先を外す部分も作る

2.ゴールデンポイントより放射状に太目のロットで巻き下し、
バングを含めたフェイスラインのみピンパーマでフィット感を出す

[カラーポイント]
1.全体的にプラチナ系のハイライトをミックス
フェイスラインとサイドを中心にバイオレットのローライトを入れる

2.フェイスラインのみ軽めにブリーチしターコイズグリーンでトレーニング
他のセクションは明るめのグレーベージュ

[スタイリングポイント]
1.アウトバストリートメントで質感を整え、
ナチュラル系に仕上がるスタイリング剤を塗布しスクラッチドライ
スタイラーなど微風で束感を残しながら仕上げる

2.アウトバストリートメントを塗布し根元から大胆に髪を
揺するようにドライ。乳液状のスタイリング剤を全体に薄く塗布し
スクラッチするように仕上げる

[メークアップポイント]
ブライトカラーのマスカラをアクセントにしたカラードアイメイク

ベース:
肌のくすみや赤みなど気になる部分のみカバーし
ファンデーションは極力薄めに仕上げる

アイメイク:
ブライトカラーのクリームアイカラーでまつ毛の生え際を埋めるように
ラインを描く 同じ色のカラーマスカラまたはクリームカラーを
まつ毛にも付け目元にアクセントを与える

リップ:
ピンクベージュ系のマットリップを唇の中央から塗布し
輪郭は自然になじませる

 

2018AWニューヘアモード創作設定プロジェクト委員
委員長:大林博之
副委員長:石渡智花、桜井靖浩
委員:計良宏文、篠谷信寛、原口裕匡、松木宏紀
モード委員:大迫輝次、笠原伸浩、田淵 徹、中川泰貴、山本 直
フォト:森 豊
スタイリング:五井千恵子(VANESSA+embrasse)
メイクアップ:計良宏文