2018 クールビズヘア発表会 ジャパンBARBERで涼しい夏を

発表会には大森理事長のほか、笹川博義環境大臣政務官が出席。キャンペーンの意義や重要性などを語った

全国理容連合会(大森利夫理事長)では、国が進める対策に歩調を合わせ「理容業の地球温暖化防止対策・クールビズ・キャンペーン」(後援:環境省・厚労省)を実施してきた。その2018年版の発表会が4月25日、全理連ビル9Fで行なわれた。

地域に根差すことを目指す理容業が社会の中で果たすべき役割のひとつとして、これまでこの取り組みが行なわれてきており、さまざまな形で実施されてきた。

ノードライヤーでもスタイリング可能な節電ヘアスタイルや冷シャンプーなどの業ならではの特性を生かした提案、加えて環境省とともに各種イベントに参加するなどがその一例だ。

今年は環境省との連携のもと、
①:「髪1cm切って体感温度を1℃下げる」をキャッチフレーズとした2018年版クールビズヘア作品を外国人モデルでも募集、発表し、その認知度を上げる
②作品の募集対象を理容師だけではなく一般にまで拡大。その意義をより広範囲にするため、ポスターを作成し推進する
③タオルドライの勧めや室温28℃のクールビズ理容サロンを目指して連合会加盟サロンに推奨する
④これまでの家族そろってクールビズの呼びかけから、世界に向けて外国人へもクールビズヘアを広める
この4つの取り組みを中心としたキャンペーンを進めていく意向だ。

当日の発表会では、実際にクールビズヘアのデモンストレーションも実施。行なったのは、「2018クールビズヘア」において最優秀賞を受賞した新潟の上田直哉氏と駒崎智全理連中央講師、駒崎結氏の親子。それぞれオリジナリティを感じさせ、かつクールビズヘアとして涼しげな機能を搭載した髪型を提案していた。

発表会では、実際にクールビズヘアのデモンストレーションも実施され、その場でスタイリングが行なわれた
最優秀賞を受賞した上田直哉氏(右)とスペイン人モデル(左)
真ん中がもう一人のモデルを務めた環境省職員、左右に施術を担当した駒崎親子