山野美容専門学校『専門課程68期卒業式』

卒業式授与

山野美容専門学校(山野愛子ジェーン理事長・校長)は3月9日、東京・代々木の同校ホールで、『専門課程68期卒業式』を挙行した。学事報告で、卒業生471名の2年間の経過を報告した後、クラスごとに担任が卒業生一人ひとりの名を読み上げ、山野校長が各クラス代表に証書を手渡した。成績優秀で皆勤の学生に贈られる理事長校長賞は藤山典羅さん、赤津友栞さん、小野澤侑美さん、島津涼太さん、大川健人さん、酒井千里さんの6名が受賞した。

山野総長
あいさつする山野総長

山野正義総長は卒業生を“山野の宝物”であり、27万人の先輩とともに世界を美しくし、戦争のない平和な国をその手でつくってほしいと述べ、山野総長自身の卒業式で聞き今でも心に残っている言葉「きょうの辛抱、明日の幸福、努力、努力、また努力」を卒業生に贈った。

 

山野理事長・校長
山野校長訓辞

山野理事長・校長は「今日から新しいスタート。スマイル(SMILE)を忘れずに、よい決断(S)、先にあいさつ(M)、愛される社会人・美容師(I)、心を込めて勉強しながら仕事(L)、生活をエンジョイ(E)を心がけてほしい。今日は“いってらっしゃい”の気持ちで送り出したい。美容業界で会える日を楽しみにしている」と訓辞。

在校生代表・菊地さら紗さんが「日頃の勉強のほか、イベントやコンテスト、国家試験に向かう先輩方の一所懸命な姿は、我々後輩が頑張れる空気をつくり出してくれた。尊敬できる先輩をもつことに誇りをもち学校生活が送れることは幸せだと思う」と送辞を読んだ。卒業生を代表して藤山典羅さんが「学びの中で諦めずにまじめに誠実に努力することの大切さと、それを必ず見ていてくれる人がいることを知った。どの学校にもないジェロントロジーなどのカリキュラムや、自分の中に眠っていた可能性を見つけて希望を与えてくれた先生方、支えて応援してくれた家族、切磋琢磨できる仲間がいたからここまで来ることができた。今後、ここでの2年間が心の支えになると思う。人として美容師として夢に向かって成長していきたい」と答辞。仰げば尊しを斉唱し、閉式した。