荒天に関わらず大盛況に閉幕『ビューティーワールドジャパン福岡』

 メッセフランクフルトジャパン株式会社(梶原靖志社長)が主催する『ビューティーワールドジャパン福岡』が256日の2日間にわたり福岡国際センターで開催され、大盛況のうちに閉幕した。

 本見本市には96社(国内:95、海外:1社)が出展し、エステティック・美容・ネイルなどに関する多彩な製品、サービス、技術そしてノウハウが披露された。会期中、福岡は生憎の寒波に見舞われ雪が舞うなど、来場者の足への影響が心配されたが、4,859名ものビューティ関係者が来場。活発な商談も行なわれ、熱気に満ちていた。

 会場は『コスメティックゾーン』『美容機器ゾーン』『ネイルゾーン』にゾーニングされ、また今年から新たに登場した特別出展エリア『NEXT』には、11社が新規出展。来場者からは「目的の商品が見つけやすく、会場を効率的に回ることができた」「他のサロンと差別化ができる新商品を発見できた」との声が多く寄せられた。

 また初日の開催時間を1時間延長し、出展者と来場者双方にゆっくりとした商談の時間を提供していた。

【来場者数】
25日(月/曇時々雪)  2,967名(3,001名)
26日(火/雪のち晴れ)  1,892名(1,885名)
合計4,859名(4,886名)
( )は2017 年実績

 

 毎年、大勢の聴講者を惹き付けている各種セミナーも、メインステージのみならず、セミナールームABの計3箇所を設け、21本へと本数を大幅に増加(前回:計13本)。森柾秀美氏(Esthetic MORIMASA学院長)、埜藤理恵氏(nail salon Renée代表)、宇治原一成氏(ANGELIQUES.A.R.L.代表取締役)や、モテ髪師 義永大悟氏(PEACEグループ総代表)など著名講師陣が顔を揃え、技術者必見の最新テクニックからサロンオーナー向け経営術まで幅広く網羅。いずれも立ち見が出るほどの聴講者を集めていた。

 またサロンオーナー向けのセミナーでは、激化するサロン間の集客競争を反映し、オーナー・技術者双方の情報発信による集客や顧客の囲い込みの重要性を強調するセミナーが目立ち、それぞれ独自の視点から、とくにビューティ業界と親和性の高いインスタグラムなどのSNS の活用法などが解説されていた。

主催者コメント
2019年も、“ビューティーワールドジャパン福岡”は業界のキーイベントとして、すぐにサロンのメニューに取り入れられる商材、サービス、技術を提案するとともに、さらに充実したサロンワークや新しいビジネスにつながる出展者と来場者、そして来場者と来場者の出会いの場を提供します。』