NHDKが2018年春・夏ニューヘアモード『Addur』を発表

 美容協同組合日本ヘアデザイン協会(NHDK/横田敏一理事長)は130日、東京・新宿のハイアットリージェンシー東京で『2018年春・夏ヘアモード発表会』を開催した。

 横田理事長は冒頭、「一昨年には60周年を迎えたが、これまで毎年、その時々のトレンドをリサーチし美容業界に発表してきた。また最近では、さらに良いものを残して、新しいものを取り入れている」と歴史と伝統に基づいていることを話す。

 続けて東京ショーについて、サロンに通用する、感性を磨く、何かインスピレーションを得られる、といった場だと述べると、「今日のニューヘアモードは123作品目にあたるが、少しでもそのエッセンスを持ち帰っていただければ」とあいさつした。

 

 さっそく発表会に移ると、2018SSニューヘアモード創作設定プロジェクトの大林博之委員長が登場し、ニューヘアモード『Addur』を紹介。今まで柔らかな印象が流行していたが、変化の兆しが現れている。そこでコンセプトとしては、肩肘を張らず我が道を歩む力強さという女性像を提案そうで、明確にするためにも今回は1作品のみとしているという。

 また「ニューヘアモード創作設定プロジェクトのメンバーは、サロンワークをしっかり行ないつつ、撮影やヘアショー、講習などで活躍している。その中でさまざまな情報を持ち合わせながら創作している」とも述べた。

 次いでデモンストレーションでは、計良宏文委員がメイクアップ、石渡智花、桜井靖浩の両副委員長がカット、カラー、パーマ、スタイリングのポイントを解説。中でもバックセクションは、レイヤースタイルでレングスの長さは自由としていると話す。これは、できるだけサロンワークに生かせるように考えてのことで、その後のメンバーによるバリエーションでも、ショート・ミディアム・ロングとカタログのようにスタイルが披露された。

 

2018年春・夏ニューヘアモード『Addur』の詳細は別掲