2017年4月15日号(第1661号)

 

 

全国美容週間実行委員会『第3回実行委員会会議』

 NPO法人美容週間振興協議会 全国美容週間実行委員会(木下裕章2017年度実行委員長)は3月29日、東京・中央区のミルボン東京銀座支店で『第3回実行委員会会議』を開催した。

 木下実行委員長は美容業界の今後を分析し、「会員サロンのために男女の区別なく幅広い年代層の獲得をめざす。ワンランク上の価値を提供し美の世界観(美意識)を作り上げたい」として、次の6点をあげた。①女性の憧れ(特別感=Premium)、②男性の憧れ(格好よさ=Cool)、③お洒落意識=美容ニーズを向上させる、④お客さまが紹介したくなる美容師創り、⑤ワンランク上のテクニック(Best Match、Perm、Styling)、⑥ワンランク上のコミュニケーション。

 続けて8月29日に開催する「BEAUTY WEEK FESTIVAL 2017」については、企画会社のK.B.PLANNIGが概要を発表。ヘアショーとアワードに一体感をもたせ、わくわくする非日常感を演出するという。昨年同様体験ブースも設置する予定。

 また5月過ぎに新潟地区・福岡地区の実行委員会が立ち上がる。その福岡地区の会員家族(荒木優佳さん)が2017ミスユニバース・ジャパン佐賀代表に選出されたと報告があった。荒木さんは同会議にもかけつけ、WEB投票での応援を呼びかけた。なお、現在は大学生で美容師免許取得もめざしているという。

 

 

BA東京『ジャーナル懇談会』開く
訪問美容はサロンからの派遣で

 BA東京(東京都美容組合・金内光信理事長)は3月22日、東京・新宿京王プラザホテルで『業界ジャーナル懇談会』を開いた。

 出席者紹介に続き組合事業および関係団体事業、オリンピックに向けたBA東京としての取組み、さらに規制緩和に関する美容業界としての今後の対応等について意見交換が行なわれた。

 この中で「訪問美容」については、「店舗なし」のビジネスとして参入している団体もあるが、「サロンを持つ美容師が行なうことが望ましい」とし、行政にも働きかけている。移動理美容車については、活動範囲を限定(届出)しているはずだが、実態はつかみきれていない。これらについて「利用者の実態」も含め調査する必要があるとした。

 また、訪日外国人を意識したインバウンド事業では、ホテル業とのコラボレーションを事業委員会で検討する等の内容が話し合われたが、身近な問題として業界の慢性的な人手不足に対し、「従業員の待遇改善とサロンの生産性向上を同時進行で図ることが重要」として会議を締め括った。

 

 

国際文化理容美容専門学校『平成29年春季入学式』
基本を身につけて

 学校法人 国際文化学園 国際文化理容美容専門学校 渋谷校・国分寺校(平野徹理事長、荘司礼子校長)は『平成29年春季入学式』を4月6日、東京・渋谷区のセルリアンタワー東急ホテルで執り行なった。

 荘司校長は「今日から国際文化校との出会いが始まった。この出会いは将来につながるものであり、大切に育てたい。校是は“尽くす心”。その基本は親孝行である。親に感謝し、相手を思いやる心をもちながら技術を習得してほしい」と述べたのに続き、平野理事長は「初めて学ぶものが多く、それらは簡単ではないが基本をきちんと覚えること。将来のために2年間、頑張ってほしい」と訓辞した。

 多数の来賓から祝辞が贈られ、在校生を代表して国分寺校の福野千波さんは「初出場のコンテストで優勝した。その後、伸び悩み挫折したが、たくさんの人々に助けられ、その温かさや思いやりに幸せを感じた。新入生の皆さん、苦しくなったらかならず助けるので、頼ってもらえるとうれしい」と歓迎の言葉を贈った。

 新入生を代表して渋谷校の久保田成美さんは「子どもの頃から好きだったヘアメイク。人にしてあげると喜ばれると知って、美容師の道を選んだ。夢の実現を目指し、日々精進していくことを約束する」と述べた。

 

 

山野学苑山野美容芸術短期大学『第26回入学式』
笑顔と慈愛の心で夢の実現を

 山野学苑山野美容芸術短期大学(山野愛子ジェーン理事長・学長)は4月4日、東京・八王子市の同校・山野愛子メモリアルホールで『第26回入学式』を挙行。美容デザイン専攻118名、エステティック専攻17名、国際美容コミュニケーション専攻、専攻科芸術専攻3名、日本語別科15名の計268名に入学が許可された。

 山野正義総長は「美容師免許取得に挑戦できるだけでなく、この学校だけが美容系の学位を取得できる。教職員ほか山野学苑は皆さんの踏み台になるので、夢の実現をめざして頑張ってほしい。また笑顔と慈愛の心で人と接し、“さすが山野の学生”といわれるような態度をとってほしい」あいさつした。

 山野理事長・学長は「今日から新しいスタート。人を幸せにするという目的に向かって一緒に頑張ろう。“学校は仕事場”と思って通い、たくさんの友だちを作ってほしい」と式辞を述べた。

 多くの来賓から祝辞が送られると、入学生代表の堀江里佳さんが「歴史と伝統ある学び舎で、輝かしい歴史と実績を誇りとし、美容を通して社会に貢献できる人になれるよう精進していく」と力強く誓いの言葉を述べた。最後に全員で学苑歌を斉唱し閉式した。

 

 

山野美容専門学校『専門課程69期入学式』
経験を重ねて楽しい学生生活を

 山野美容専門学校(山野愛子ジェーン理事長・校長)は4月6日、東京・代々木の同校ホールで『専門課程69期入学式』を挙行し、604名の入学を許可した。

 山野正義総長は「2年後、しっかりした大人にして戻す」と保護者に約束し、「新入生は自分の夢を叶えるために、山野は経験と実績、ノウハウをもって皆さんの踏み台になる。2年間しっかり勉強し、全員一緒に美容業界に旅立ってほしい」とあいさつした。

 山野理事長・学長は「学校を仕事場と思って通うこと。言葉づかいやマナーができれば、卒業後にきっと役立つ。精一杯勉強して、たくさんの経験を重ねて楽しい学生生活を送ってほしい」と告辞した。

 来賓祝辞の後、教員・担任が紹介されたると、最後に在校生代表は「当校には他校にないさまざまなイベントやカリキュラムがあるので、ぜひ挑戦を。私はヨーロッパ研修旅行や、世界最先端の学問“ジェロントロジー”などを経験し、自分の成長を実感している。何かにつまずいたり困ったりした場合は在校生一同、身近な存在としてサポートすることを約束する」と、心強い言葉で歓迎した。

 

 

日本美容専門学校『平成29年春季入学式』
建学の精神を理解し楽しい学校生活を

 学校法人日美学園日本美容専門学校(網蔵卓爾理事長、阿部博人校長)は4月7日、東京・西新宿のハイアットリージェンシー東京で『平成29年春季入学式』を挙行した。

 入学者は485名。「校則を守り伝統を引き継ぎ、将来、美の実践者として相応しい技術と、創造性豊かな人間関係を身につけるために努力することを誓う」と入学者代表は宣誓した。

 阿部校長は「建学の精神“美容を通じて近代の叡智を築く”は、人の心も豊かにして、世の中を平和に明るくするという願いが込められている。また“日美は美容業界の適塾である”は、技術で社会を担っていく。建学の精神を理解し、技術を身につけ、人を思いやる優しい心・人柄を育む努力をすること。芸術や自然で感性を磨き、楽しむことも忘れない2年間にしてほしい」と告辞した。

 網蔵糸乃副理事長は米国・アップル社の共同設立者、故・スティーブ・ジョブズのことば〈線は点の集合体〉を紹介し、「美容の技術を基礎から学び、美容とは直接関係のないものと思われるものも多く経験する。志しを持って取り組めば、それらはひとつの線となるときがくる。美容とそれ以外のことにも積極的に取り組んで得られる学びは、美容人生を豊かなものにしてくれるだろう」と祝辞を述べた。

 

 

国際理容美容専門学校『平成29年度入学式』
豊かな人間性を育む

 学校法人国際共立学園・国際理容美容専門学校(和田美義理事長・校長)は、職業実践専門課程(理容科、美容科、ビジネス美容科)、専門課程(ビューティアーティスト科)、理容美容高等課程(美容高等科)の『平成29年度入学式』を4月7日、東京・荒川区のサンパール荒川で行なった。

 国歌斉唱に続いて入学生全員の名前が一人ひとり呼ばれ、入学許可が伝えられた後、和田理事長は「躾を柱に実学、創造が教育方針。豊かな人間性をもって、必要とされる社会人を目指すとともに、夢の実現に向けて充実した思い出をつくってほしい」と式辞を述べた。

 この後、来賓代表の祝辞に続き、在校生代表は「夢に向かって自分を磨いてほしい」と歓迎のことば。さらに新入生代表は「将来の糧となる経験を積めるよう、実りある学園生活を送りたい。歴史と伝統を守り、誇りをもってより良い学園を継承していくことを誓う」と誓いのことばを述べ、教員紹介、校歌斉唱で閉式となった。

 

 

ル・トーア東亜美容専門学校『平成29年度入学・進級式』
自分を信じ努力を

 ル・トーア東亜美容専門学校(藤井静児理事長、藤井妙子校長)は4月1日、大阪国際交流センター大ホールで『平成29年度入学・進級式』を挙行した。

 藤井校長は新入生へ入学証、在校生へ進級証を授与。各種表彰が行なわれた後、2年生に向けて「1年で基本を学び、これをもとに美容師になるための実践教育を行なう。それと同時にサービス業にかかわる人、アーティストとして、あらゆる面で人間的な本質を学ばないといけない。覚悟を決めて学び、全員で卒業してほしい」との言葉を贈ると、新入生に「本校は昨年70周年を迎え、皆さんの先輩は世界中で活躍している。美容師は感じたものを形にしてお客さまに提供する心が大切である」と告辞した。

 来賓の祝辞に続き、藤井理事長は新入生へ「自分を信じること。休まず、あきらめずに努力を続ければ、すばらしい美容師になれる」として、2年生へは「どんな美容師になりたいかを思い出し、もう一度しっかりと心に念じてほしい。明日から今までよりも倍のスピードで時間が過ぎていく。スピードに追いかけられても、ひとつでも多くの成果を得る努力をしてほしい」と祝辞を述べた。

 在校生からの歓迎の辞、新入生の誓いの言葉、校歌斉唱と続き、式は終了した。

 

 

東京総合美容専門学校
『第99回 平成29年度入学式』

 学校法人 佐々木学園 東京総合美容専門学校(西口啓子学校長)は4月10日、第99回となる『平成29年度 入学式』を挙行した。

 国歌斉唱に続き、西口学校長は式辞で「63年の歴史の中、卒業生は3万7千人超え、国内外で各分野の一線で活躍している。また3月の卒業生全員が希望の職場に就職し、美容科実技国家試験、エステ科上級試験、ネイル科検定二級も合格率100%。優秀な教師が愛情を持って、指導にあたってきた成果だと思う」と振り返ると、続けて「美を提供するプロフェッショナルになるため、これから2年間学ばれるが、自身の技術向上だけでなく、お客さまを輝かせる支援者としてさまざまな知識、文化、感性を身につけなければならない。また多様化するニーズを捉え、理解と満足を生むためのコミュニケーション力も必要になる」と話す。

 そうした中、壁にぶつかることがあってもプラスに受けとめ、成長の糧とできる努力と忍耐の人であってもらいたいと願うと、ひとりの漏れもなく、社会で輝き必要とされる人になれる力があると確信していると訴えかける。

 最後に「ここまで育てていただいた方への感謝を忘れず、そして出会った仲間たちと互いに励まし合い、世界で活躍できる誇り高いアーティストとして、ともに成長し、大きく羽ばたいていかれることを心より祈念する」と述べた。

 続いて来賓を代表して、遠藤幸吉 同校後援会会長より祝辞が述べられると、来賓・教職員紹介の後、在校生代表による歓迎の詞、それを受けて新入生代表の入学の詞をもって閉式となった。

 

 

関東美容専門学校『平成29年度春期入学式』
感性と才覚を育てて

 学校法人横山学園 関東美容専門学校(横山崇男校長)は4月3日、神奈川・川崎のミューザ川崎シンフォニーホール4F市民交流室で『平成29年度春期入学式』を挙行した。

 はじめに昼間専門課程・第十七期31名の名前が呼ばれると、次いで横山校長は式辞で「今年で創立50周年だが、確かな技術の習得と豊かな人間性の確立、また感性を養うという理念を変わらず、みずから考えて行動できる人材育成に取り組んでいる。そうして感性と才覚を身につけてほしい」と話し始める。

 加えて、公務で出席できなかった横山りか理事長の「皆さん一人ひとりがみずから考え、感性と才覚を身につけて、しっかりとしたテクニックを持ち、魅力あるアーティストに育っていただきたい」というメッセージを代読すると、最後に「在学中に心身を磨き、感性を育て、入学された全員が2年後に卒業できることを祈念する」と述べた。

 引き続いて新入生代表が「立派な美容師になるために努力することを忘れず、つねに学ぶことを忘れず、一日一日を大切にし、学校生活を有意義なものにすることを誓います」と生徒宣誓。その後、山本政幸神奈川県美容組合理事長ほか来賓からの祝辞、教職員が紹介されると、美翔会から入学生に記念品が贈呈され、在校生が「良き友、良きライバルとして、ともに刺激し合い、磨き合える日が来たことを喜び、健康に気をつけて努力されることを願います」との歓迎の言葉をもって閉式となった。

 

 

中央理美容専門学校『平成29年度入学式』
2年間で21名増と学生数が増加傾向

 CHBC中央理美容専門学校(河合靖臣学校長)は4月7日、同校に於いて『平成29年度入学式』を挙行した。

 新入生の人数は、理容専門課程64期生30名と美容専門課程9期生20名で、合計50名。前年度より5名増員で、この結果、2年間で21名増と同校の学生数は確実に増加傾向にあるようだ。

 式ではまず新入生が入場し、その後、開式の辞。さらに新入生一人ひとりの名前が点呼された後、河合学校長による告示と式辞が行なわれた。その中で河合学校長は教育機関としての学校の覚悟と方針を強調しながら、一方で学生としての本分とは何かについて言及。「整理・整頓・清掃・清潔・躾の5Sを身につけることが学生時代ではとくに重要。また大人のあいさつを心がけ、習慣づけることも大切」と強調し、さらに「技術の習得は理美容師として必須。迷ったときは学校や先生の助言を仰いでほしい」とアドバイスを贈った。

 続いて、大森利夫全理連理事長(本田事務局長代読)や木下眞後援会会長、渡部道夫同窓会会長ら来賓による祝辞と祝電の紹介、さらに来賓紹介が行なわれた。

 新入生による宣誓では、理容課程総代として服部奈津子さん、美容課程総代として山田隆誠さんが登壇。これから始まる学生生活への期待と展望などを高らかに宣言した。

 最後には校歌斉唱が全員で行なわれ入学式は閉会となった。

 

 

大阪中央理容美容専門学校『平成28年度本科入学式』
一丸となってサポート

 大阪中央理容美容専門学校(森岡吉竹校長)は4月4、同校講堂で『平成28年度本科入学式』を挙行した。

 国歌斉唱に続き、森岡校長は「本校の生徒として責任と自覚を持って行動し、有意義な学生生活をおくり、理容師、美容師として大切なことを学び一歩ずつ確実に目標に向かって歩んでほしい。悩んだり壁にぶつかることもあるが、あきらめずに乗り切ることで皆さんを大きく成長させる。立派な理容師、美容師になれるまで、われわれが一丸となってサポートする」と告辞した。

 都原茂人大理生理事長は「一生懸命皆さんを指導していく。2年間には辛いこともあるだろうが、それを乗り越え、卒業して社会にでるまで頑張ってほしい」と式辞を述べた。

 続いて来賓を代表して、中田貞二同窓会会長、三好悦治理容講師会会長、原口勝弘美容講師会会長が祝辞を述べ、終了した。

 

 

国際文化理容美容専門学校『源氏物語/産湯・鳴弦の儀』
平安時代の公家社会を堪能

 学校法人国際文化学園(平野徹理事長)国際文化理容美容専門学校渋谷校/国分寺校(荘司礼子校長)は3月28日、東京・渋谷区の明治神宮参集殿で、装束イベント『源氏物語/産湯・鳴弦の儀』を開催した。

 これは源氏物語に由来する儀式を再現(衣紋道高倉流・仙石宗久宗会頭監修)、あわせて数多くの平安装束を展示するというイベント。

 平安時代の公家社会では皇子、皇女が誕生すると、邪気を祓い、健やかな成長を祈願する意味をこめて、御子が産湯で入浴している間に漢籍を読み、さらに弓の弦をひいて音を鳴らすという儀式を行なう。これを『産湯・鳴弦の儀』といい、現在でも行なわれている行事だという。

 今回のイベントでは、そのほか、さまざまな色目の十二単や男性装束のお服上げを、約400名の来場者の目の前で行ない、みな、華麗な宮廷絵巻を堪能していた。

 

 

国際文化理容美容専門学校『名香合わせ』
悠久の香りで優雅なひととき

 学校法人国際文化学園(平野徹理事長)国際文化理容美容専門学校渋谷校/国分寺校(荘司礼子校長)は4月10日、東京・渋谷区の同校8号館でお香の会『名香合わせ』を開催した。

 衣紋道高倉流・仙石宗久宗会頭の監修による香道体験と、仙石会頭の説話で進行。細川三斉(忠興)銘と伝えられる名香「末廣」ほか3種の香木が供された。それぞれを「聞き」くらべし、静謐な空気のなかを悠久の香りがたゆたう優雅なひとときを過ごした。

 なお、お香の会は今秋11月7日にも開催が予定されている。

 

 

和田由紀子さんの黄綬褒章受章を祝う

 昨年秋に黄綬褒章を受章した和装着付研究会「彩」を主宰する和田由紀子さんの『受賞祝賀会』が3月28日、横浜市の横浜ベイシェラトンホテルで行なわれ、250名を超える人たちがお祝いに駆けつけた。

 はじめに神奈川県美容組合・佐藤嘉恵副理事長の開会の辞、次いで発起人が登壇する中、代表して神奈川県美容組合・山本政幸理事長は「この受章はご本人はもとより、組合としても喜ばしい限り。今後も健康に留意されてますますの活躍を期待したい」とあいさつ。続いて公益社団法人日本理容美容教育センター・山形正喜副理事長、全日本美容連合会・原恒子副理事長、全日本美容講師会・野田皆子会長が来賓を代表して祝辞を述べた。

 この後、登壇した和田さんは「多くの方々に感謝したい。努力は人を裏切らないので、これからも一生懸命新しいものを創っていきたい」と謝辞を述べた。

 祝電披露に続き、神奈川県生活衛生同業組合中央会・平山正晴会長の発声で乾杯となり祝賀の宴へ。宴半ばでは、和田さんが主宰する着付研究会「彩」の会員による「婚礼和装」がステージ狭しに披露され錦上花を添えた。

 

 

HSA協会『新入社員入社式&開講式』

 HSA協会本部(石井武夫会長)は4月3日、東京・中野区の窪田理容美容専門学校ホールで開講式を開催。16名の新入社員が晴れの日を迎えた。

 冒頭でまず石井会長があいさつ。HSAの理念と3大スローガンがあることをを紹介しつつ、仕事に対する取り組み方や人間性を高めることの大切さについて語った。また技術向上の大切さについても説き、「仕事ができるのと仕事が上手なのとは根本的に違う。学生時代はできるだけでも良かったが、プロとしてはそれでは不充分。ぜひ上手というレベルを今日からでも目指していてほしい。それが自分の幸せにもつながる」とエールを送った。

 続いて理事が紹介された後、各教室とスタッフの紹介、新入社員全員の紹介があった。続いてその場に居た会員全員でHSAの三大スローガンを唱和。「正しい技術を身につけよう」「優れた感覚を養おう」「豊かな品性を培おう」という三つのスローガンと、その意味するところを噛み締めながら開講式は終了した。

 その後、休憩をはさみ、会員組織のひとつである4Hクラブ主催のデモンストレーションが行なわれた。第1部 は各スタジオチャンピオン、第2部は、全理連主催の全国理容競技大会を筆頭に各大会で優勝経験を持つチャンピオンたちがその腕を余すところなく披露していた。作品披露後は、デモンストレーションのモ デルを見学者が取り囲み、熱心に質問したり写真を撮るなどして団欒。盛況のまま開講式は終了を迎えた。

 

 

グランド理美容『平成29年度入社式』

 グランド理美容株式会社(伊藤誠社長)は3月30日、兵庫・宝塚市のサンビオラ5番館宝塚南口会館で『平成29年度入社式』を行なった。

 中田英直さんの司会進行のもと、新入社員は経営理念・感謝と信頼の唱和。続いて伊藤社長は「世の中で一番立派なことは一生涯、仕事を貫くことである。人を愛する心、命の大切さを育み、親や先生、多くの方への恩を忘れずにいてほしい。グランド70年の歴史の重みを引き継いで、未来に向かって頑張ろう。未来を信じる者は未来に生きることができる」とあいさつした。

 伊藤よしの取締役はじめ、各店マネージャーから歓迎の言葉がおくられた後、新人研修時にリーダーを務めた小林神弥さん、三谷美桜さんが祝辞を述べた。そして新入社員がそれぞれ抱負を述べると、石川瑠青さんが誓いの言葉を読みあげ式は終了となった。

 

 

東京理美容品工業会『平成28年度末例会』
ニーズに合った製品開発を

 東京理美容品工業会(古谷龍太郎理事長)は3月31日、東京・千代田区の小洞天で『平成28年度末例会』を行なった。

 冒頭古谷理事長は「年明け2月の業況は良くなかった」と前置きし、「消費者の興味対象が変わり、スマホのゲームアプリなどにはお金を使っている。モノへの価値よりも、コトへの価値を望む消費者も多い。目を付けるところは異なるが、昔作っていたモノにちょっと工夫を加えると売れることも多々ある。製品の見直しやリニューアル、今のニーズに合った製品の開発により、業界に貢献できるメーカー集団にしていきたい」とあいさつした。この後乾杯となり懇親の場へとつないだ。

 なお、本年度は全日本理美容品工業連合会総会が中部理美容品工業会の担当で開催される予定になっている。

 

 

BARBA TOKYO
3店舗目はカフェバーを併設

 アメリカンスタイル・バーバーとして、男性フェードスタイルで人気を集めている「BARBA TOKYO」(渡部智寛代表)が、東京・千代田区岩本町に3店舗目を3月30日にオープンした。

 今度のサロンはカフェバーが併設された新業態。ヘアサロンは1、2号店と同様のアメリカンスタイルだが、内装、ディスプレーは、クラシックカーの部品やアンティークな器具類が所狭しと並べられたこだわりのつくり。

 一方、中央にビリヤード台がセットされたカフェバーは、おとなが過ごせるプライベートサロンで、地域では早くも話題になっている。

 

 

WOLFMAN BARBER
『新店舗オープン』

 WOLFMAN BARBER(曽原猛代表)は3月27日、東京・港区神宮前に新店舗をオープンした。

 当日はオープニングに際し、アメリカからTim Trezise(Syndicate Barber shop)、Shane Nesbutt(Shane’s Barber shop)カナダからJon Roth(Crows Nest Barber shpo)の3名を招聘、フェードスタイルを中心とした本場のバーバースタイリングを披露した。

 同サロンオーナーの曽原氏は「ノースアメリカで人気・実力ともにトップクラスのバーバーのカットが間近で体感できるのは、今回の来日では本日のみ」と述べ、来場者は間近に見るテクニックにくぎ付けとなった。