2017年2月1日号(第1656号)

 

 

NHDK
2017年春・夏ニューヘアモード『IO』を発表
『TOKYO SHOW』も華麗に

 NHDK 美協日本ヘアデザイン協会(横田敏一理事長)は1月24日、東京・新宿のハイアットリージェンシー東京で、『2017年春・夏ニューヘアモード発表会』ならびに『東京ショー』を開催した。

 冒頭、横田理事長が登壇し、来場者への謝辞、そして今ニューヘアモード『IO』に触れながら、「昨年6月から理事長を拝命し、まだまだ若輩者だが、同じ志しを持った方たちで皆さま方に、そして業界に役立つ協会になるよう少しでも進めていくことが、私たちの役割。営業においてもさまざまな問題を抱えているが、今回のニューヘアモードのように新しい女性像、スタイルのエッセンスを少しでも取り入れて、明るく、お客さまと一緒に元気になっていただければ幸い。また東京ショーでもさまざまな提案があるが、その中でひとつでも、お客さまのために自身の技術にプラスになれば」と述べた。

 早速、発表会に移りメインビジュアルとともに大林創作設定プロジェクト委員長が登壇。そのコンセプトを解説した。今回は[アフリカン][ギーク&レトロ]と、2つのストーリーとして展開しているが、そこで次に登壇した副設定委員長の石渡智花、桜井靖浩、堀部真生の3氏が、それぞれのカット・パーマ・カラー・メイクのポイントを解説しながら、『IO』をステージ上で作り上げた。

 続いて設定委員、モード委員の面々が、ニューヘアモードをいかにサロンに落とし込むか、カット・パーマ・カラー・フォトシューティングの観点から解説した。

『TOKYO SHOW』

 次いで行なわれた『東京ショー』では、4ステージが披露された。サロンスタッフによるSCENEⅠ『monochrome+C』 、そしてユースクラブメンバーSCENEⅡ『hush×noise』、会員ステージSCENEⅢ『KA・RA・FU・RU×Revolution』とSCENEⅣ『Dark-side beast』で観客を魅了した。

東京ショー出演者
SCENEⅠ『monochrome+C』 サロンスタッフステージ
池田祥太 小室美樹 下村宏充 伏谷拓真 宮本克也 山崎友和

SCENEⅡ『hush×noise』 ユースメンバーステージ
五十嵐 翼 石川 薫 杉田勇生 古内秀典 村井良嗣 若林公太郎

SCENEⅢ『KA・RA・FU・RU×Revolution』 会員ステージ【1】
入江広憲 仙頭登代子 土居一生 三浦直樹

SCENEⅣ『Dark-side beast』 会員ステージ【2】
石渡智花 桜井靖浩 堀部真生

 

 

全美連『第370回理事会』
ハートフル美容師養成制度を見直し

 全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連/吉井眞人理事長)は1月25日、東京・千代田区のホテルニューオータニで、『第370回理事会』を開催した。

 吉井理事長は「今年は生衛法の目的に則り、新しい時代に向けて一から美容業を見直す。組織をその方向へ変え、強い業界を目指す。スタッフの労働条件改善、人手不足解消などができれば、若い世代が夢と希望を持って働けるのではないか」とあいさつした後、藤原國明副理事長を議長に指名した。

 まず各委員会・各検討会の進捗状況報告があり、続いて付議事項、協議事項を審議。「ハートフル美容師養成制度の見直しに関する件」「厚生労働省“社内検定認定要領”の制定に伴う全美連社内検定実施規定の変更に関する件」「予算委員会の設置に関する件」など、提出された全議案が可決された。

「ハートフル美容師養成制度の見直しに関する件」では、制度発足から11年経過し、その間に高齢化が急速に進んだことからサロンでのサービスだけではなく、居宅や施設への訪問美容も見据えての見直しをする。また“ハートフル”とは和製英語であり国際化が進む中で適切ではないとの意見もあることから、ネーミングについても検討していくという。

 理事会終了後、会場を移して新年懇親会が開催された。開会の辞に続き吉井理事長は「この一年が業界にとっても組合にとってもすばらしい年になるよう祈念するとともに、改革に向けて一歩ずつ新たな気持ちで事業を進めていきたい」とあいさつした。

 続いて伊吹文明衆議院議員はじめ、衆参国会議員が次々登壇し新年の祝辞。業界からは大森利夫全国生活衛生同業組合中央会理事長・全国理容連合会理事長、上原至雅公益財団法人理容師美容師試験研修センター理事長、谷本穎昭公益社団法人日本理容美容教育センター理事長、須山裕二全国美容用品商業協同組合連合会理事長がそれぞれ祝辞を述べた後、吉川秀隆タカラベルモント会長兼社長の発声で乾杯が行なわれ、新年賀詞交歓の場へとつないだ。

 

 

全理連『第7回理事会・新春の宴』
全国理容競技大会での第2部門にマネキン競技の追加が決定!

 全理連(大森利夫理事長)は1月26日、東京・代々木の全理連ビル9階会議室において、『2016年度第7回理事会』を開催した。開会の辞を西本正男副理事長が述べた後、大森理事長が開会のあいさつ。続いて早速、本会へと進行した。

 理事会本会では、まず報告事項が紹介された。そこでは①会議日誌について、②台風16号による被害状況報告について、③2017全理連ナショナルチームへの追加加入選手について、④2017パリ世界大会ジュニア部門の追加加入選手について、⑤厚生労働省課長通知「自動車を使用した理容所・美容所の取扱い」について、⑥理容師・美容師の養成のあり方について、⑦関係団体の各種会議についてなど、全部で9テーマについての詳細内容が報告された。

①会議日誌についてでは、2016年度ここまで行なわれてきた理事会議題とその経過、それらすべてが了承、もしくは承認済みであることが再確認された。

②台風16号による被害状況報告についてでは、宮崎県組合による状況説明と見舞金支給総額の報告が紹介された。それによると床上浸水が1戸、使用不能理容椅子が1台、支給総額が5万円だった。③と④の追加加入選手についてでは、ナショナルチームに仲山浩史選手(東京)と島本文子選手(広島)が、ジュニア部門には新出航也選手(東京)がそれぞれ追加加入したことが発表された。なお、両チームは今後、合同でトレーニングしていく予定となっている。

⑥理容師・美容師の養成のあり方についてでは、「理容師又は美容師のいずれか一方の資格を持った者が他方の資格を取得しやすくする」こと、及び「国家試験及び養成施設の教育内容について、現場のニーズにより即した理容師・美容師を養成する」ことの2点について検討を行ない、結論を得たうえで所要の措置を講ずる必要があると結ばれている。なお、それらの詳細については全理連まで確認のこと。

 報告事項につづいては協議事項が発表された。そこでは①平成29年度事業計画(案)について、②平成29年度収支予算(案)について、③平成29年度借入金最高限度額について、④理容文化遺産・教材としての砥石・日本剃刀の購入について、⑤第170回臨時総会・同評議員会の運営について、⑥平成29年度「全理連ヘアカウンセラー資格認定講習」の開催について、⑦標準営業約款(Sマーク)のPRについて、⑧世界大会における学生部門の廃止及びマスタースタイリスト部門の募集について、⑨「全理連ナショナルチーム育英支援の会」会則の改訂について、⑩第69回全国理容競技大会について、⑪2018年全理連ニューヘア設定委員会委員について、⑫トレンド研究室についてなど、全部で15項目17テーマが提案され議題となった。

 この中の⑩第69回全国理容競技大会についてでは、第2部門にマネキン競技を追加することが明記されおり、会議ではその内容や意図についての質問が飛び交った。その提案によると、第2部門は従来はレディスカット・パーマスタイルの人間モデル種目だが、それに加えマネキン競技を新設するという。ただし表彰は人間モデル競技とマネキンモデル競技では別に行なわれる。またマネキン競技については人間モデルの欠員数とし、その出場資格者は人間モデルの欠員を出した組合の理容師のみとなっている。ただし補充が行なわれる場合はその限りではない、という。この措置についての詳細は全理連まで。

 こうした協議事項の終了後、理事会は速やかに閉会。舞台は「新春の宴」の会場、ホテル・ニューオータニへと移った。

新春の宴、賑やかに

 冒頭で大森理事長があいさつを行なった後、来場した国会議員らが次々とそれに続いて、年賀の言葉を口にした。最初に登壇したのは自民党参議院議員の尾辻秀久生活衛生議員連盟副会長で、続いて同衆議院議員の遠藤利明東京五輪組織委員会会長代行、同衆議院議員の丹羽雄哉生活衛生議員連盟世話人などが登壇した。

 続いて業界関係者によるあいさつが行なわれた後、会は歓談の時間へと移行。またその途中にも、同衆議院議員の伊吹文明生活衛生議員連盟会長やその他多数の国会議員が来場。それぞれが日頃の感謝の思いとお祝いの言葉を口にした。そして2時間の宴は盛況のまま閉幕となった。

 

 

美容研究水曜会
『ファイナルイヤー・コンテスト』開催

 美容研究水曜会(小池未知成会長)は2016年12月6日、神奈川・横浜クイーンズスクェアで『2016ファイナルイヤー・コンテスト』を開催した。

 会場となったクイーンズスクェアは、みなとみらいにある市内でも有数の繁華な場所。しかもオープンスペースを使用してのコンテストとあって、一般客も多数観戦する中熱戦が展開された。

 注目のカットモデル部門の優勝は鈴木祐哉選手が獲得した。(後援・横浜市)

コンテストの結果は次のとおり。
【フォトサロンスタイル部門】
優勝:宮崎雅美(APPiiS)
準優勝:谷内敏和(Botanica)
金賞:兼重 亮(APPiiS)
銀賞:三輪いずみ(LUCK鎌倉)
理美容教育出版賞:夏井祐司(Frais)
KBK理事長賞:谷内敏和(Botanica)
美容研究水曜会賞:晝間靖弘(Hau-Cou)

【フォトクリエイティブ部門】
優勝:谷内敏和(Botanica)
準優勝:鈴木貴博(KENJE Ark+ing)
金賞:是澤晴香(KENJE平塚LUSCA)
理美容教育出版賞:瀬川康之(NOB横浜ハーベスト)
KBK理事長賞:森野寛之(KINGDOM)
美容研究水曜会賞:鈴木貴文(NOB横浜ハーベスト)

【S・チャレンジ部門】
優勝:澤井由起子(Y校別科)
準優勝:堀内宥美(Y校別科)
金賞:小山奏海(Y校別科)

【カットウィッグ部門】
優勝:小林未来(LUCK鎌倉)
準優勝:戸田龍斗(STYLE成城)
金賞:塚越達也(KENJE平塚LUSCA)
銀賞:谷 政寛(APPiiS)
銀賞:三輪いずみ(LUCK鎌倉)
理美容教育出版賞:清塚尚登(KENJE B-Line桜ヶ丘)
KBK理事長賞:三輪いずみ(LUCK鎌倉)
美容研究水曜会賞:和地正輝(ヘアメイクリンクス)

【カットモデル部門】
優勝・横浜市長賞:鈴木祐哉(KINGDOM元町)
準優勝:新井窓花(マダムアルディ)
金賞:海老原康平(BONECCA)
理美容教育出版賞:大森洋昭(Hair Naturl Re Birth glow)
KBK理事長賞:鈴木祐哉(KINGDOM 元町)
美容研究水曜会賞:山田憲一(K-JET GIRL)

 

 

山野グループ『2017年 合同新年会』
美容師の待遇をもっとよく

 山野グループ(山野美容商事・ヤマノ・ヤマノビューティメイトグループ・ビューティトップヤマノ・山野学苑・国際美容協会・ヤマノのホールディングス・C&CIヤマノ・ヤマノエンタープライズ)は1月10日、東京・品川の東京マリオットホテルで『2017年 合同新年会』を開催。グループ各社の従業員・役員及び関係者ら多数が出席した。

 はじめに山野正義山野学苑総長、山野景章山野美容商事代表、山野博敏ビューティトップヤマノ会長が登壇し、代表して山野総長は「24年前に美容業界初の短期大学を創り高等教育に取り組んできた。美容師の待遇をもっとよくし、安心して子育てができる業界の再生に向けて取り組みたい。高齢の方々も目的を持ち、生きがいを持って長生きしてもらえる手助けをしていきたい」とし「新たに関西に芸能アカデミーと立ち上げる」との構想を交えあいさつした。

 次いで創設者・初代山野愛子さんの孫にあたる山野グループの新世代リーダーたちが登壇し、山野愛子ジェーン山野学苑理事長、山野礼央ヤマノ社長、山野幹夫ヤマノビューティメイトグループ社長、山野義友ヤマノホールディングス社長、山野光男山野学苑美容室管理課長、山野純治ビューティトップヤマノ社長、山野晃C&CIヤマノ社長、山野勉ヤマノエンタープライズ社長が次々に三代目としての力強い年頭のあいさつを行なった。

 この後、永年勤続表彰、そして蒲生茂ガモウ会長はじめ来賓あいさつ、田尾大介アリミノ社長の発声で乾杯が行なわれ祝宴となった。

 

 

東京都理容組合『賀詞交歓会』
TOKYO RIYO WAY 明日へのトライ

 東京都理容組合(飛田英雄理事長)は1月16日、東京・文京区のホテル椿山荘東京で『新年賀詞交歓会』を開催。昨年に引き続き同組合ならびに教育部講師会の合同での開催となり、300名が出席しての大交歓会となった。

 はじめに映像でこの1年の活動状況が紹介された後、あいさつに立った飛田理事長は「映像の最後に“地域と共に成長する”と出ていたが、われわれの職業は地域とともにある。地域に根付いた産業と共存し、理容業が発展していかなければならない。ゲートキーパーや子供110番当の運動もそのひとつ」とし、「理容と地域の関わり」を強調した。

 続いて来賓として出席した高島なおき都議会議員、中川雅治参議院議員、高木けい都議会議員らが登壇して祝辞。次いで関連団体を代表して日本政策金融公庫・佐藤義朗東京地区統轄、東京理美容品卸商業協同組合・竹鼻実樹副理事長、東京理容用品商業組合・吉田博理事長がそれぞれあいさつした。

 この後稲葉孝博同組教育部長の発声で乾杯となり、交歓の場へとつないだ。

 

 

BA東京『2017年 新年会』
値下げ競争から値上げ競争への転換を

 東京都美容生活衛生同業組合(BA東京/金内光信理事長)は1月17日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで『2017年 BA東京 新年会』を開催した。

 金内理事長は関係各位に謝辞を述べると、続けて都の現状を「昨年、東京都においては美容室は2万軒を超え、美容師不足も深刻な事態に陥っている」と伝える。

 人材確保のために労働環境の整備が必要だが、そのためには付加価値を高め、生産性を高めること。そうして人材を育成していく業界にしていかなければならないと話す。「値下げ競争から値上げ競争にギアチェンジして生産性を高めていかなければ、美容業の明日はないのではないかと懸念する」

 金内理事長は常日頃から『サロンの繁栄なくして業界の発展はない』といい続けているが、翻ってサロンが低迷すれば関連業も衰退するとして、「安売りをストップさせて、値上げをしていくアドバイスをいただき、ともにそのベクトルを作っていきたい」と協力を仰いだ。

 また政府の第3次答申などにおける規制緩和について、たとえば“移動範囲の制限を受けない移動美容室”、あるいは“サロンを持たずに訪問美容を行なう美容師”などの衛生管理はどのように管理するのか。犠牲になるのはいつも利用者であるため、しかるべき管理のあり方と罰則の制定が望まれるのではないかという。「美容組合の使命はサロンを利用されるお客さまの安心・安全をはかり、美容師が安心して美容業ができるように環境を整え、活性化の秘策を図ること」

 最後に臨席する国会議員・都議会議員らに対して、「日本の優れた美容技術を体験したいという、いわゆるインバウンドならぬ“美ンバウンド”が年々増加している。そこでオリンピック選手村に美容施設を確保をお願いしたい。世界の方々に日本の優れた美容技術を体験していただくことは、政府が掲げるクールジャパンの一環」としてお願いを述べた。

 次いで来賓を代表して吉井眞人 全日本美容業生活衛生同業組合連合会 理事長、また石原伸晃経済再生大臣/衆議院議員はじめ国会議員・都議会議員、関係団体から祝辞。横田敏一NHDK理事長の乾杯の発声で懇親の場になり、菅谷茂樹副理事長の3本締めで閉会となった。

 

 

神奈川県理容組合
『平成29年 新春のつどい』

 神奈川県理容組合(船津博司理事長)は1月17日、横浜ロイヤルパークホテルにおいて、『平成29年 新春のつどい』を開催し、300名を超える関係者が賑やかに業界の今後を語り合った。

 冒頭に挨拶に立った船津博司理事長は「まだ年度の途中ではあるが、各種セミナー・コンテストでのシニア部門・業界を活性化するための提言など、組合員の意見を取り込んだ施策が順調に達成できている。創立60周年を控え、これは小さな節目かもしれないが、イベントやセレモニーだけでなく、サロンは勿論、お客様にも還元できるような機運を作りたい。スケールメリットを強化し、絆が深まるような新年度にするべく、全理連との連携を密接にしながら、むしろ当県の取り組みが上に吸い上げられるようにしたい」と抱負を述べ、「神奈川が全国をリードするような気概を持ちたい」と結んだ。

 その後は多数の来賓からお祝いの言葉があり、和やかな雰囲気の宴席へと移った。功労者への表彰に加え、アトラクションの「岡津太鼓新春ライヴ」や豪華な景品が当たる「新春大抽選会」など、参加した人を楽しませる企画にも“おもてなし”の気持ちが感じられる時間が演出されていた。

 

 

dhk東京ヘアモードアカデミー『創立60周年記念』
全国役員総会・新年会開く

 dhk東京ヘアモードアカデミー(能登谷博樹会長)は1月16日、東京・目黒雅叙園で『創立60周年記念式典・全国役員総会並びに新年会』を開催した。

 役員総会では東京本部常任講師34名、全国支局より23名が出席。冒頭、能登谷会長は「今年で会長7年目を迎え、dhkブランドとしてのフォトコンテストやIT部を発足させた。60周年に向けて『理美容技術の伝承』という冊子を作り国会図書館にも納本したほか、9月にはヘアショーなどこの1年充実した活動ができた。これからは『サロンの活性化』がキーワード、技術や経営に偏らず、今の時代を捉えながらナンバーワンを目指していこう」とあいさつした。

 その後ファーストリテイリング・グループ執行役員の大苫直樹氏による「商売を継続する力について」をテーマに記念講演が行なわれた。

 引き続き第二部として来賓多数出席する中、dhk創立60周年記念新年会が行なわれ、花島和久副会長の開会の辞、続いて能登谷会長は「60周年記念式典に現会長として臨め光栄に感じている。100年を目指して当会を一層活性化していきたい」と決意を込めてあいさつした。

 次いで齋藤孝名誉会長は「dhkが今日まで発展し活躍できたのは、本部並びに支局役員、各サロンのスタッフが共感・支援があったから」と感謝を込めてあいさつした。

 来賓を代表してガモウ・美濃部徹社長が祝辞を述べた後、滝川・滝川裕史副社長の発声で乾杯が行なわれ、60周年の祝宴へとつないだ。

 

 

HSA協会『2017年 賀詞交歓会』
付加価値の高い技術として露出度を

 HSA協会(石井武夫会長)は1月23日、東京・港区の明治記念館で『2017年 新年賀詞交歓会』を開催した。

 冒頭、石井理事長は「リクルート社による今年のトレンド予測では、ヘアビジネス界ではバーバー新時代到来を発表しており、明るい年になるのではと期待している。規制改革もあり、多くのメニューの中から自分のサロンにあったものをチョイスし、付加価値の高い技術として露出度を増していけば結果も出るはず。次代をリードするHASをさらに盛り上げていこう」とあいさつした。

 次いで同協会理事・役員の紹介、さらに来賓代表あいさつでは、滝川・滝川睦子社長、きくや美粧堂・増保憲一会長、タカラベルモント・ルベル斉藤勝副事業部からそれぞれ祝辞が述べられた後、資生堂プロフェッショナル・狩野泰章部長の発声で乾杯が行なわれ祝宴につないだ。

 宴半ば盛り上がる中、坂口義忠副会長の中締めでお開きとなった。

 

 

アリミノ『2017年 賀詞交歓会』
2017テーマは「もっと、感動。」

(株)アリミノ(田尾大介社長)は1月12日、東京・港区ホテルオークラで『2017年 賀詞交歓会』を開催した。

 田尾兵二会長の開会あいさつに続き、2017年の同社メッセージムービーを紹介。その後、田尾社長は「方針として『パーマ、カラーの付加価値を高め増加に結び付ける』『美容の領域を拡げるメニューの提案』という両輪を掲げ活動してきたが、前者は厳しい状況。後者については“インナースムージー”とともに“ポイントコンシーラ”は生産が間に合わないくらいのヒット商品になっている」とした後、本年度のテーマメッセージについては「当社は71年目を迎え、美容を通してお客さまに喜んでもらい、“感動”していただけるよう、初心を忘れず業界に貢献していきたい」とあいさつした。

 次いで代理店を代表してガモウ・蒲生茂会長があいさつ。続いてダリア・高木進一社長、アサヒ・伊藤英與社長、アクティムマネージメント・溝端日出男社長、美好屋商店・山崎有里子社長、イワテ美容商事・鳥居清一社長に田尾圭介専務が加わり威勢よく鏡開きが行なわれた。

 その後、きくや美粧堂・増保憲一会長の発声で乾杯となり新春の宴となった。なお、中締めは遠藤一徳フジシン社長が行なった。

<2017年度アリミノ・テーマメッセージについて>
心うごかされる感動は、人と人との間に生まれるもの。むかしも今も変わらず、美容室は毎日感動を生み出す場。人が人を美してあげられる、そして喜んでもらえることが、美容師一人ひとりの喜びの素になります。人を、自分を変える「感動」のちからを見つめ直し、サロンサポートのための諸活動を進めていきたいと思います。

 

 

アライタダオエクセレンス
『2017年度 新年会』『美容研究全国新井会表彰式』
“純粋な心”で仕事を

(株)アライタダオエクセレンス(新井唯夫代表)は『同社新年会』及び美容研究全国新井会(新井唯夫会長)の『表彰式』を1月17日、東京・豊洲のアヴァンセ リアン 東京で開催。メーカー、ディーラー、美容学校、講習開催サロン、ジャーナルなど、約160名が出席した。

 同社の2017年テーマは“Eternal Beauty”。新井代表はテーマを推進するうえでもっとも必要なものは“純粋な心”で仕事をし、ブレないことと述べ、美容研究全国新井会の組織体系が2017年度から変わることを発表した。

 多くの来賓から祝辞が寄せられた後、講習会の開催を通じ業界の発展に尽力したディーラー・美容学校・サロンに対し、感謝状を贈る表彰式が行なわれた。

 その後、抽選会などを開催。サプライズで歌手活動しているチャーリー岡村氏(学校法人山野学苑)が歌声を披露。和やかな雰囲気の中、新井会講師の4名のあいさつと三本締めで終了した。

 

 

森岡吉竹氏 大阪府優秀技能者表彰を祝う会』
森岡氏、師匠の教えを守り歩む

 1月23日、大阪・太閤園で『森岡吉竹氏 大阪府優秀技能者表彰(なにわの名工)を祝う会』が開催された。

 名誉発起人は都原茂人、特別発起人・徳原毅、坪内隆士、白井勝、佐藤恒雄、勝山繁樹、松井勉の各氏。発起人は大阪府理容組合二十日会協議会役員、二十日会協議会講師会役員、城東支部役員。

 白井特別発起人による来場者へのお礼の言葉、並びに森岡氏の略歴が紹介されると、森岡氏は「この賞を受けるにあたっては大阪府理容組合をはじめとする業界の皆さまのご支援の賜と非常に有り難く心の引き締まる思い。この喜びを師匠である向井徳先生ご夫妻の墓前に報告してきた。ますます師匠の教えを守り歩んでいく。まだまだ微力だが業界の発展のために精進していく」とお礼の言葉を述べた。

 森岡氏にモリオカOB、大理教代表はじめ多くの方から花束が贈られ、来賓を代表して都原名誉発起人(大阪府理容組合理事長)、笠松慶一タカラベルモント西日本理容営業部長、中山泰秀外務副大臣代理の秘書、西川ひろじ大阪市市会議員から祝辞が贈られた。

 祝宴では坪内特別発起人の開宴のあいさつに続き、谷本潁昭日本理容美容教育センター理事長・大阪美容専門学校理事長の乾杯の発声で開宴となり、森岡氏の受賞を祝い、最後に勝山特別発起人(大阪中央理美校教頭)のあいさつで閉宴となった。

森岡吉竹氏 略歴
昭和45年ヘアーサロン向井に入店後、全国大会で3位に入賞するなど各種コンテストで優秀な成績をおさめた。昭和56年には“ヘアーサロン モリオカ”を開業。以降支部での教育部長、二十日会協議会会長、大阪府理容組合教育部長、常務理事、全連評議員など組合行政に尽力。平成27年には大阪中央理美校校長に就任し後進の育成に努めている。

 

 

ヘアーエリート協会
『平成29年開講式』開催

 ヘアーエリート協会(山本則久会長)は1月23日、大阪府社会福祉会館で『平成29年開講式』を開催した。

 桃井秀樹講師による司会進行、および植松 智茂講師の開会の辞に続き、廣井 強会長代行は「昨年の12月、清水寺で発表された今年の漢字は“金”。また“時は金なり”という言葉もあるが、時は刻々と進み待ってはくれない貴重なもの。皆さんも限られた時間を大切にして精一杯がんばってほしい」とあいさつした。

 また井出雅明講師会会長は「今後は人口の減少に伴いロボット化が進み、将来的にはなくなる職業もあるといわれている。理容業界においても理容師が減少して人手不足の中、今後の業界を支える若い皆さんには、まず技術の習得が大切。そしてお客さまに喜んでいただけるさまざまな工夫も必要。そのことを踏まえて勉強に取り組んでほしい」とあいさつ。

 その後は、桃井講師が講師紹介・講習内容を説明。通常の講習会が行なわれ、最後に樋口典宏講師の閉会の辞で終了となった。

 

 

東京理容用品商業組合『新年懇親会』
この局面を一体となって乗り切って

 東京理容用品商業組合(吉田博理事長)は1月23日、東京・新宿ホテルサンルートで『新年懇親会』を開催した。

 組合員はじめ関連商社・メーカーが出席するなか、吉田理事長は「業界は厳しい状況が続いているが、この局面をサロン・卸商・メーカーとディーラーが一体となって乗り切っていきたい。また本年度予定していた『東京理容まつり』は諸般の事情により次年度開催にしたい」とし、改めて参集したメーカー・商社に協力を要請。続けて「ディーラーが発信するサロンのためのセミナーを順次行なっていく」とあいさつした。

 次いで来賓を代表して東京理美容品卸商業協同組合・滝川晃一理事長は「業界の環境は厳しいながら、理容に風が吹いているように感じる。規制改革も業務範囲の拡大につながるはず。われわれも若い顧客を掴める商材を提供し、理容の繁栄のために協力したい」とあいさつした。

 この後、東京理美容品工業会・古谷龍太郎理事長、全国理容用品商組合連合会・曽我節男理事長が祝辞を述べた後、日理・新井利和社長の発声で乾杯が行なわれ祝宴となった。なお、中締めは同組合野村和人副理事長が行なった。

 

 

国際理容美容専門学校 後援会『新春賀詞交歓会』
新たな取り組みへのチャレンジ

 国際理容美容専門学校・後援会は1月10日、東京・千代田区のホテルニューオータニ「鳳凰の間」にて『新春賀詞交歓会』を開催した。

 新春の寿ぎとして毎年恒例のこの交歓会。日頃から交流のある学校を初めとして、各方面の業界関係者や団体・組織関係者らと一層親交を深める場でもある。今年も、華やかにそして盛大に行なわれることとなった。

 冒頭では同後援会の伊藤路秋会長がまずあいさつ。「売上げを倍増するには、顧客に別のお客さまを紹介してもらうのがもっとも効率的。われわれの仕事はその意味でシンプルだが、現実はそれほど甘くない。だがそれでも目の前のお客さまに全力を尽くすことには意義がある。今年もそれを徹底していきたい」と、抱負を語った。

 次に同校の和田美義校長・理事長があいさつ。「規制緩和などを含め、学校を取り巻く環境に変化の兆しを見せる昨今。その変化にいかに対応すべきかが、今、学校に問われている。その中で本校は今後、ハノイにある公立の職業短期大学との教育連携に着手。新たな取り組みにチャレンジしていきたい」と新年のお祝いと周囲への感謝の言葉に続いて、新事業への意欲を見せた。

 続いて石原伸晃衆議院議員を筆頭に、来賓があいさつしたのち、歓談と食事の時間へ。会は盛況のうちにそのまま幕を閉じた。

 

 

学校法人全国理容中央学園 中央理美容専門学校
『平成29年 新年賀詞交歓会』を開催

 学校法人全国理容中央学園中央理容美容専門学校(河合靖臣校長)は1月16日、東京・西新宿の京王プラザホテルで『平成29年新年賀詞交歓会』を開催した。また、これに先立ち、同学園後援会主催で『第50回成人式』も催された。

 賀詞交歓会には全理連事務局長をはじめ理容美容関連団体、各メーカー卸商社、ディーラーや各研究団体の代表、同学園後援会、同学校同窓会、同学校PTAらの役員、また学園講師、全理連中央講師らも出席し和やかに行なわれた。

 竹橋吉雄中央理容美容専門学校PTA会長の開会の辞により始まり、木下眞全国中央学園後援会会長が成人式開催報告と新年のあいさつ。続いて、河合校長校長が「サロンワークの中で技術を売っていくには、まずみずからがおしゃれを発信できる存在である必要がある。学生諸君にはそれを肝に銘じていてほしい。またこれはサロンワークに限った話ではないが、数字がすべてではないにせよ、人が評価するのは数字の部分。本校も結果にこだわって今後も精進していきたい。実際、次年度は学生数が微増となる。教職員、後援会、OBの方々の努力の賜物と受け止めている」と、感謝の言葉を述べた。

 引き続き、来賓として出席した大橋正芳理容師美容師試験研修センター総務部長、岡戸信彦タカラベルモント副事業部長の祝辞、渡部丈夫後援会相談役の乾杯で懇談に。盛況のうちに交歓会は幕を閉じた。

 

 

グラムール美容専門学校『新年互礼会』
川村選手、技能五輪国際大会への抱負を語る

 グラムール美容専門学校(菊池笑子校長)は1月16日、ホテルニューオオタニ大阪で『新年互礼会』を開催した。

 菊池校長は「今の学生は実力があり、さらに発想が良い。しかし学生には“天狗になってはいけない。社会に出たら1年生だから、もっと勉強すること。今は学校という温室の中でやっているだけなので、それを謙虚に感謝して社会に出なさい”と伝えている。人の幸せが自分の幸せにつながると感じられるようになれば、自然にお客さまが美容師を育ててくれると信じている」とあいさつした。

 祝宴では、菊池潤一副理事長がVTRで学生たちの学園生活や各種コンテストでの活躍を紹介。また昨年、山形県で開催された技能五輪全国大会・美容職種で金賞を獲得した川村桂矢さんを紹介。

 川村さんは「クラシカルバックをはじめ、これから理容の技術も勉強しなければならないが、グラムールで2年間学んできたことをもとに国際大会でも頑張ってくる」と本年10月にアラブ首長国連邦アブダビで開催される技能五輪国際大会への抱負を語った

 中締めで菊池校長は「学生たちが業界に出たら皆さんのお力で育てていってほしい」と述べた。

 

 

横田富佐子総合美容文化会『第236回例会』
初春まとめ髪、人との出逢いを学ぶ

 横田富佐子総合美容文化会は1月17日、東京・代々木の 美容会館で、『第236回例会』を行なった。

 技術講座では「初春のまとめ髪」をテーマに、板谷裕實講師(イタヤ・インターナショナル(株)代表取締役/ICD(世界美容家協会)会員/ITAYA,setbar主宰)が、モデル3名を使い和装・洋装合わせて8点の作品を披露した。

 板谷講師は今の若い人たちの間で流行っているアレンジスタイルを日々研究しているとのこと。ときには動画配信サービスYouTubeを見て、どんなスタイルを求めているのかを知るそうだ。

 そうして「私たち美容師としてどのように提案すべきか?」ということを実技にそって説明。遊びも大切、しかし土台を決めてその周りの毛を遊ばせて動かす、ブロッキングを決め、ブロックごとの毛の流れでまったく違ったスタイルを作ることができる。それがプロの仕事だと語った。手早い仕事とバランスのとれた美しいヘアセットに受講者は釘付けになった。

 続いての教養講座では、宮本延春講師(エッセイスト/元高校教諭/作家)が「親方は大恩人」〜人との出逢いで変わる人生〜をテーマに講演。

 幼少の頃いじめにあうが両親に頼れず、オール1で20歳を過ぎて九九も言えなかったという。18歳までに両親を亡くし天涯孤独の極貧生活。その中で出会った人物によって人生が変わり、今の自分があるとVTRを使って笑顔で語った。

 そこから『今ある当たり前のことが贅沢なこと』『人間の価値とは何なのか』『相手の受け入れ方』等を知ると、最後に「美容師さんは明るく元気に働くことが一番大切」と強く締めくくった。宮本講師の大切なエピソードの中には、人間として美容師としての大事なワードがたくさん詰まっていた。

 

 

dhk東京ヘアモードアカデミー
『2016第三部門全国大会優勝再現』

 dhk東京ヘアモードアカデミー(能登谷博樹会長)は1月19日、東中野のdhkトレーニングセンターで、第68回全国理容競技大会第三部門 トレンドカット・オン・メンズXYcodeE優勝の荒井翔チャンピオンを講師に招き、『優勝作品再現』のデモンストレーションを行なった。

 荒井講師は、2011年に初めて全国大会に出場。2012年に続けて全国大会に出場するも、その後はなかなか結果を出すことができず、昨年「今年が最後」というつもりで大会に臨んだそうだ。そして「この作品で駄目だったらもう仕方がない」と思えるところまで作品を高め、各研究団体の大会でもすべて優勝し、東京大会から全国大会まで無敗で日本一になったチャンピオンである。

 デモンストレーションでは、シャンプーしたてのモデルを全国大会当日の朝の仕込みから完全再現という形で、ブローからアイロンまでを披露。カット技術では、コンテストカットで注意するべきポイントや、第三部門が規定するフォルム、またスタイルコンセプトをしっかりと表現するためのベースカットの重要性、毛量調整と質感表現のカット等を、わかりやすく解説した。

 セットは5分間という短い時間。どうすれば高い完成度に作ることができるのか。荒井講師は、他の選手よりもブローの時間を比較的長く取り、ブローがしっかりとできていれば、ワックスワークは少しいじるだけで短時間で綺麗に仕上げることができると述べる。全国大会本番は2分半以上ドライヤーに時間を使ったそうだが、「普段の練習を信じて、焦ることなく、自信を持って」最後まで作品をつくることができ、全国大会同様のすばらしい作品が完成した。

 会場には、これから全国大会を目指す若い選手たちが大勢つめかけ、完成度の高い作品、日本一の技術を間近に見ることができ、大いに刺激を受けた。

 

 

株式会社能登谷『平成二十九年度 新年会議』
理念を再確認し年間方針を

(株)能登谷(能登谷友洋代表)は1月17日、東京・足立区の北千住マルイシアター1010で『平成二十九年度 新年会議』を開催した。

 毎年1月上旬に行なわれるこの会議には、どれっしんぐグループ(理容・美容・エステティック)の全社員が一堂に会し、年間抱負発表や各店舗年間の方向性を話し合うミーティングおよび発表が行なわれる。なお、会議の中には能登谷博樹会長による所信表明や経営講座もあり、『全スタッフの技術向上』『地域に合った集客』など、各社員が理念を再確認し終了となった。