2017年1月1日号(第1654号)

 

 

全国美容週間実行委員会
『第12回実行委員会会議』

NPO法人美容週間振興協議会 全国美容週間実行委員会(上田美江子2016年度実行委員長)は2016年12月21日、東京・渋谷区のミルボン東京青山支店で、2016年度最後となる『第12回実行委員会会議』を開催した。

 上田実行委員長は「美容業界を盛り上げる活動は自分の宝物になった。BEAUTY WEEK FESTIVALに “Miss Beauty weekヘアメイクおしゃれグランプリ”新設や、阪神支部・東海支部の立ち上げなど、新しいことにも取り組み、苦労してきたことへの成果だと考える。ただ人とのつながりがあってできたこと。これからも美容業は幸せ指数の高い仕事だと伝えていきたい」とあいさつした。

 木下裕章2017年度実行委員長は「上田委員長のテーマ“Woman Love”を継承しつつ、“ワンランク上の大人へ”をテーマに、今よりもひとつ上をめざし、メンズビューティのテコ入れもしていきたい。そのため接客を含めたセミナーにも注力。フェスティバルはもっと多くの専門学校生が見学できるように、サロン客が参加(自分のスタイリストの競技見学)できるものにしたい」と抱負を述べた。

 

 

『JUHA JAPON FESTIVAL 2016』
福本悟郎選手がJUHA総合チャンピオンに!

『JUHA JAPON FESTIVAL 2016』(日本ユニセックスヘアスタイリスト協会、かながわ理容美容協同組合 主催)が2016年11月15日、神奈川・横浜大さん橋ホールにて盛大に開催。全国から集まった腕に覚えのある選手たちが王者を目指して覇権を争った。

 注目のJUHA総合グランプリ部門総合チャンピオン(=神奈川県議会議長賞)の栄冠を勝ち取ったのは、福本悟郎選手。またそれに次ぐ格式を誇るグランプリ部門では、澁谷優樹選手がグランドチャンピオン(=神奈川県知事賞)の座を手にした。

 開会式では根本憲一、川上静雄の両大会委員長があいさつ。「JUHAと JAPON FESTIVALの共同開催となって6回目の今大会。時代とともに変化し、かつ進化するヘアビジネスにおいて、技術力はますます重要に。それに伴い、本大会の存在意義は年々高まっている」と口を揃えた。

 当日の実戦競技では約400名近くを集めて、トータル12部門で熱戦を展開。またネイルアートやデッサンでは、腕によりをかけて仕上げられた作品が会場に一切に展示され、大会に可憐で華やかな彩りを添えた。

 表彰式では、名前を呼ばれた選手たちが思い思いの表情で登壇。控えめな笑顔もあれば、相好を崩しながら、あるいはモデルと抱き合い目頭を熱くしたままの選手いた。その後、閉会式へと移行し、大会は盛況のうちに終了した。

[総合部門講評]
今年の総合部門では飛び抜けた作品が少なく、平均して良い作品ばかりで審査に苦労した。
男性女性モデルともにトレンド性や「スポンテニアス」のテーマに合わせた作品が上位に入っていたと思う。
とくにコスチュームは、皆バランスがアップしてトータルファッションのレベルが上がっているように感じられた。

審査委員長 石井武夫

結果は以下のとおり。
【JUHA総合グランプリ部門】=神奈川県議会議長賞
総合チャンピオン:福本悟郎

2位:村松拓哉
3位:関 茜

【グランプリ部門】=神奈川県知事賞
グランドチャンピオン:澁谷優樹

<メンズ>
ゴールド賞:荒井正義
シルバー賞:鈴木隆弘
ブロンズ賞:小柳正也

<レディース>
ゴールド賞:栢沼そのみ
シルバー賞:浦本和也
ブロンズ賞:浦本和也

<優秀賞>(メンズのみ)
尾崎健二
横山政成
松田未来
鈴木佑弥

【ファッション部門】=横浜市長賞
グランドチャンピオン:津江 守

<メンズ>
ゴールド賞:櫻井道子
シルバー賞:細井拓也
ブロンズ賞:岩本真純

<レディース>
ゴールド賞:法林優奈
シルバー賞:井上衣舞
ブロンズ賞:岡崎胤篤

<優秀賞>
山口大樹
伊藤丈浩
林 拓馬
鈴木杏菜
小幡水聖

【アルティメット部門】=神奈川新聞社賞
<ファースト>
ゴールド賞:鈴木加奈子
シルバー賞:藤田沙瑛子、大田 望、山田真帆、松本夏奈
ブロンズ賞:原澤彩実、水野 心、須藤里紗、佐藤智哉、石井柚樹
優秀賞:長野百花

<セカンド>
ゴールド賞:菅生春香
シルバー賞:小林友都、金丸優衣、勝俣颯人、板坂紗希
ブロンズ賞:秋山 元、砂川らな、中村実鈴、細谷知未、小池るな、井筒遥菜
優秀賞:内野理恵

【まとめ髪部門】=FMヨコハマ賞
ゴールド賞:田島沙耶果
シルバー賞:安藤ひより
ブロンズ賞:小泉英未
優秀賞:松本尚弥

【デッサン賞】=FMヨコハマ賞
ゴールド賞:大箱ちなみ
シルバー賞:網野梨南美、髙村優花、小澤菜緒、小松ゆかり、小松真理
ブロンズ賞:野村朝子、田宮麻里奈、川崎那球里、森泉夏衣、浅川詩央里
優秀賞:伊藤しずく、丹羽宗次

【ネイルアート部門】=FMヨコハマ賞
ゴールド賞:友田和佳奈
シルバー賞:河村奈保、田代帆月、新保美里、尾畑天恵、長澤しおり、中村実鈴、大橋梨加、近藤有希
ブロンズ賞:設樂真琴、大谷 侑、青栁由紀、鈴木伶菜、杉山夢実、佐藤佳奈、海老澤亮輝、熊代 奏
優秀賞:今村美衣奈、太田歩美、梶野芙月

【プロワインディング部門】=神奈川県中小企業団体中央会賞
ゴールド賞:高原彩香
シルバー賞:谷沢 瞳
ブロンズ賞:今泉花梨
優秀賞:河野 遥、宮國あすか

【スクールワインディング部門】=テレビ神奈川賞
<ファースト>
ゴールド賞:竹田 麗
シルバー賞:渡邊沙良佐、髙田 舞、金井 凌、寺嶋良介
ブロンズ賞:守屋伽恋、寺田裕太、宗像勇介、岩本康太、大塚玲花
優秀賞:中村冬優香、土佐優奈、奥山みく

<セカンド>
ゴールド賞:武井俊樹
シルバー賞:加藤 花、内藤流成、牧 愛、小湊将士
ブロンズ賞:尾又大樹、長谷川真海、渡辺由佳、大橋梨加、鈴木丈史
優秀賞:田口友梨奈、小澤朱音、北島莉子

<サード>
ゴールド賞:松村愛子
シルバー賞:福野千波 米澤琉平 伊東ひとみ 奥原美有
ブロンズ賞:松井千佳 神山安奈 嵜田菜摘 渡邉菜那 大鷲みらの
優秀賞:武藤圭佑 松井くる美

【審査員特別賞】
【ファッション部門】
若林 和真
森 武尊
佐々木里佳

【プロワインディング部門】
田代紘太

【スクールワインディング部門】
<ファースト>
高橋柊希
森下真美
髙橋優菜

<セカンド>
神戸美有
相良真子
日向野 悠

【アルティメット部門】
<ファースト>
所 七星
伊東万元

<セカンド>
星川嘉之
海老澤亮輝

【まとめ髪部門】
池田麗香
渡辺梨沙

【ネイル部門】
福地美優
砂川らな

【デッサン賞】
仁科 愛

 

 

都理協『TORIKYO HAIR COLLECTION 2017』
Departure 発表会

 都理協(田中秀一理事長)は2016年11月2日、東京・代々木の全理連ビル9Fで、2017年度ヘアーコレクション「Departure」の発表会を開催した。

 会場には今回のスタイルづくりに関わった設定委員全員が出席。ステージでは、それぞれが今回のスタイルに対する思いを語った後、デモンストレーションを披露。そのポイントが発表された。

 田中理事長は「ダブルバングがアクセントとなったフロントにボリュームをもたせたおしゃれで、男らしい髪型」と今回のスタイルについて総括。業界に対し、「Departure」の積極的な活用を呼びかけた。

コンセプト
2017年人は癒し、リラックスを求めるとともに
この状況から「脱却」したいと願うだろう。
ローゾーン、ミドルゾーンを刈り上げて締め、
トップに、動きで柔らかさを出したリラックス感と緊張感の融合したニューヘアー、
出発・離脱を意味する「Departure」

[髪型設定委員(順不同)]
TARO ISHIDA
TAKESHI KAWAGOE
YUKIHIKO SHIMIZU
FUSANORI OKUBO
KAZUNORI AKIYAMA
HIROHITO KUMANO
KENGO YOSHIMURA

 

 

『やまがた技能五輪全国大会』
美容部門は川村桂矢選手、理容部門は川田修也選手が優勝

 2016年10月21〜24日、山形県総合運動公園 総合体育館で『やまがた技能五輪全国大会』が開催された。

 技能五輪全国大会は、若者技能レベル日本一を競う大会で、将来日本を支える技能者の育成や「ものづくり」の大切さを周知・普及することを目的に、41職種で開催されている大会。昭和38年から開催されていて、山形大会は54回目。競技に参加できるのは、原則、大会開催の年に23歳以下で、各都道府県職業能力開発協会等を通じて選抜された若者だけとなっている。

 なお全国大会は毎年10月末に行なわれ、各都道府県持ち回り制。また国際大会が開催される前年の大会は、国際大会への派遣選手選考会も兼ねており、来年10月にアラブ首長国連邦アブダビでの『第44回技能五輪国際大会』を控える今大会はそれに該当。理美容部門で優勝した川田修也、川村桂矢の両選手は、そのアブダビ国際大会出場を予定している。

結果は以下のとおり。(サロン名/国名)。

美容部門受賞者
金賞:川村桂矢(グラムール美容専門学校/大阪)
銀賞:吉田有希(はせがわ美容室/山形)、青木淳也(グラムール美容専門学校/大阪)、松田みのり(マリ美容室/山形)
銅賞:五十嵐拓将(グラムール美容専門学校/大阪)、山田将駿(㈱にしはら/京都)、福西幸樹(橿原美容専門学校/奈良)
敢闘賞:小堀誠治(グラムール美容専門学校/大阪)、川上有佳里(美容室ウーマン・ピュア/茨城)、栗田愛美(マリア美容室/山形)、玉置歩乃佳(橿原美容専門学校/奈良)、奥嵜千恵(㈱タカミ/愛知)、藤井莉乃(グラムール美容専門学校/大阪)、松浦慎子(㈲サルビア/山形)、鈴木愛里(マリ美容室/山形)

理容部門受賞者
金賞:川田修也(カット・イン・カワダ/山形)
銀賞:岩田 猛(ヘアーサロンスズキ/福島)、田中陽輝(ヘアーサロンワイルド/福島)
銅賞:田中聖太(MAXIM NAKAI/神奈川)、細井拓也(㈱玄/神奈川)
敢闘賞:飯島裕雅(茨城県中央理容美容専門学校/茨城)、伊藤丈浩(㈱玄/神奈川)、越山せな(アリア—レビューティ専門学校/愛知)、河野楓実(Hair&Make YAMAGUCHI toushel/福岡)

 

 

日本理容美容教育センター
『第8回全国理容美容学生技術大会〜理美容甲子園〜』

『第8回 全国理容美容学生技術大会(愛称:理美容甲子園)』は「理美容学生の技術の向上を目指すための場」「理美容学校の素晴らしさを啓発する場」として日本理容美容教育センターが「理容」「美容」合同で開催する全国規模の大会。全国11地区で予選が開催され、今回は約230校・3000人の選手が出場した。

 会場には理美容師に憧れる中学・高校生を始め、大勢の観客が訪れ、声援を送った。「甲子園」の名に相応しく、自分の夢へと挑戦する若者の姿は地域や社会を巻き込みながら、今や1つのムーブメントとして業界に定着しつつある。

結果は以下のとおり。
ヘアデザイン画部門 ※テーマは「キュート」
[理容師・美容師養成施設学生の部]
【金賞】八田杏菜(九州地区/福岡美容専門学校福岡校)
【銀賞】平岩陽美(大阪地区/グラムール美容専門学校)
【銅賞】堀内さつき(東京地区/ハリウッドビューティ専門学校)
【優秀賞】
本波文音(信越北陸地区/専門学校 富山ビューティーカレッジ)
宮田愛里花(東京地区/ハリウッドビューティ専門学校)
浅川詩央里(東京地区/国際文化理容美容専門学校国分寺校)
林下優花(関東地区/アイム湘南美容教育専門学校)
狩野友希(九州地区/福岡美容専門学校福岡校)

[中学・高校生の部]
【金賞】小糸由真(東京地区/科学技術学園高等学校)
【銀賞】鳥居優衣(東京地区/日本橋女学館高等学校)
【銅賞】東遥花(信越北陸地区/福井県立科学技術高等学校)
【優秀賞】
齊藤真葉(関東地区/埼玉県立越生高等学校)
尾崎里樺(関東地区/埼玉県立越生高等学校)
小橋冴香(東海地区/三重県立いなべ総合学園高等学校)
荒川涼(東北地区/八戸工業大学第二高等学校)
松尾実季(九州地区/折尾愛真高等学校)

ネイルアート部門(40分) ※テーマは「キュート」
【金賞】林祐有(大阪地区/グラムール美容専門学校)
【銀賞】柳矢真歩(中国地区/広島美容専門学校)
【銅賞】宮本菜奈愛(九州地区/福岡美容専門学校福岡校)
【優秀賞】
平松和恵(大阪地区/グラムール美容専門学校)
小谷志帆(東海地区/フリーエース美容学校)
筒井仁美(九州地区/福岡美容専門学校福岡校)
水谷歩佳(九州地区/琉美インターナショナルビューティカレッジ)
西村愛美(九州地区/福岡美容専門学校福岡校)
阿部由起子(九州地区/福岡美容専門学校北九州校)
中村実鈴(関東地区/湘南ビューティーカレッジ)
髙瀨莉央(関東地区/栃木県美容専門学校)

理容部門
第1種目 ワインディング(30分)
【金賞】石井遥(東京地区/国際理容美容専門学校)
【銀賞】仁平聖人(関東地区/茨城理容美容専門学校)
【銅賞】佐々木彩瑛(関東地区/国際テクニカル理容美容専門学校)
【優秀賞】
佐々木白宝(中国地区/広島県理容美容専門学校)
真坂千帆(東北地区/仙台理容美容専門学校)
牧嶋晃太郎(東海地区/名古屋理容美容専門学校)
佐藤大亮(東北地区/郡山理容学校)
越山せな(東海地区/アリアーレビューティー専門学校)

第2種目 ミディアムカット(国家試験課題)(30分)
【金賞】澤瑞未(東北地区/盛岡ヘアメイク専門学校)
【銀賞】井之坂光輝(東海地区/伊勢理容美容専門学校)
【銅賞】辻めぐみ(東北地区/仙台理容美容専門学校)
【優秀賞】
薄衣真由(東北地区/盛岡ヘアメイク専門学校)
宮本竜一(東海地区/伊勢理容美容専門学校)
馬場園和輝(九州地区/鹿児島県理容美容専門学校)
米田神奈(関東地区/ハンサム銀座理容美容専修学校)
田代光司(東海地区/静岡県西部理容美容専門学校)

第3種目 クラシカルバックバリエーションセット(30分)
【金賞】白倉寛也(東海地区/伊勢理容美容専門学校)
【銀賞】東島宏樹(東海地区/伊勢理容美容専門学校)
【銅賞】林直希(大阪地区/大阪中央理容美容専門学校)
【優秀賞】
菊池陽歩(四国地区/河原ビューティモード専門学校)
間仁田淳(東京地区/国際理容美容専門学校)
菅野広大(関東地区/茨城理容美容専門学校)
村瀬史也(近畿地区/京都理容美容専修学校)
吉澤明里(信越北陸地区/新潟理容美容専門学校)

美容部門
第1種目 ワインディング(国家試験課題)(20分)
【金賞】松本光樹(東京地区/ハリウッドビューティ専門学校)
【銀賞】丸谷美空(大阪地区/グラムール美容専門学校)
【銅賞】井口美緒(東京地区/ハリウッドビューティ専門学校)
【優秀賞】
小林裕佳(東京地区/ハリウッドビューティ専門学校)
梅野千夏(大阪地区/グラムール美容専門学校)
竹内遥香(大阪地区/グラムール美容専門学校)
御園麻緒(大阪地区/高津理容美容専門学校)
蒲生優(東北地区/仙台理容美容専門学校)
庄司葵(東北地区/仙台理容美容専門学校)
鐵山政彦(大阪地区/高津理容美容専門学校)
山内花織(東海地区/中部美容専門学校一宮校)

第2種目 カット(国家試験課題)(20分)
【金賞】山本朱音(大阪地区/グラムール美容専門学校)
【銀賞】沖屋実優(四国地区/高知理容美容専門学校)
【銅賞】林下優花(関東地区/アイム湘南美容教育専門学校)
【優秀賞】
岡田陸(九州地区/福岡美容専門学校北九州校)
﨑下麻友香(大阪地区/グラムール美容専門学校)
横山葵(四国地区/高知理容美容専門学校)
栗田あいさ(東海地区/フリーエース美容学校)
山田樹(東海地区/フリーエース美容学校)
山髙拓己(四国地区/愛媛県美容専門学校)
藪井美沙希(東海地区/フリーエース美容学校)
西岡颯希(四国地区/高知理容美容専門学校)

第3種目 アップスタイル(30分)
【金賞】南聖佳(東海地区/伊勢理容美容専門学校)
【銀賞】田島沙耶果(東京地区/国際文化理容美容専門学校渋谷校)
【銅賞】福本紅瑠美(近畿地区/京都美容専門学校)
【優秀賞】
内野まりあ(東海地区/フリーエース美容学校)
野上僚太(近畿地区/京都理容美容専修学校)
髙田浩也(近畿地区/京都理容美容専修学校)
小林梨乃(信越北陸地区/新潟理容美容専門学校)
陳怡君(東京地区/国際文化理容美容専門学校渋谷校)
中山裕子(九州地区/専修学校ビューティーモードカレッジ)
小日向沙織(信越北陸地区/新潟理容美容専門学校)
藤田実姫(信越北陸地区/新潟理容美容専門学校)

 

 

大阪府美容師会
『第49回大阪府美容師会 美容コンクール』

 社団法人大阪府美容師会(西口廣員会長)は2016年11月28日、小出美容専門学校・堺本校で『第49回大阪府美容師会 美容コンクール』を開催した。

 このコンクールは公衆衛生の向上、美容師の社会的地位の向上を目的とし、日頃の鍛錬を発表する場として技術の得点だけを競うのではなく、顧客に喜ばれる技術向上、中でも人間力の向上を目指し取り組む姿勢、マナー等も審査される。

 冒頭、西口会長は「美容師の育成を通じて次代を担う若者たちを育て、美容技術はもとより人間力の向上に努める。感謝を忘れることなく、すべての人に喜んでもらえるような社会の一員として必要とされる人間形成を、皆さまとともに育んでいく」と述べた。

競技は7種目にわたり行なわれ、次代を担う若き美容師たちが熱戦を繰り広げた。

各部門上位入賞者は次のとおり。
【レイヤーカットスタイル部門】
大阪府知事賞:山下瑞穂
会長賞:三宅美紗子
理美容教育出版賞:曽根実咲
特選1位:陸野義貴
特選2位:平鍋 愛
特選3位:山中香澄
入選1位:鶴田美茄

【ロングコームアウト】
大阪府知事賞:根本康裕
会長賞:太田雅代
女性モード社賞:牛野涙美

【サロンスタイル カット・ウイッグ部門】
大阪府知事賞:中野紗希
会長賞:山根勇平
新美容出版賞:太田由依佳
特選1位:太田雅代
特選2位:三宅美紗子

【着付・振袖部門】
大阪府知事賞:石川 茜
会長賞:谷垣夏稀

【着付・留袖部門】
大阪府知事賞:長田麻由
会長賞:野嶋彩乃

【ワインディング部門】
大阪府知事賞:三木雄里加
会長賞:中田百香
理美容流通新聞社賞:常塚奈央
特選1位:田中万莉夜
特選2位:廣野 央
特選3位:高崎玲那
入選1位:近野千咲季
入選2位:日極日向菜

【オールウェーブセッティング部門】
大阪府知事賞:三宅美紗子
会長賞:鶴田美茄
特選1位:中野亜月
特選2位:中山優衣
特選3位:陸野義貴
入選1位:長田麻由
入選2位:谷垣夏稀

 

 

NRB日本理容美容専門学校
『NRBヘアコンテスト』

 NRB日本理容美容専門学校(岡山伸子校長)は2016年11月28日、同校で『NRBヘアコンテスト』を開催。在校生ならびに一般理美容師が出場した。

 午前の部では、学生たちがカットやワインディング、ネイルなど、これまで学んできたレベルの高いテクニックとデザイン力で競った。また今春入学した1年生も半年余りの期間しかなかったものの、ワインディングやカット部門で高い技術を見せた。

 午後の部では一般理美容師による競技と、学生によるトータルコーディネート部門のウォーキング審査が行なわれ、多数の個性溢れる作品が披露された。

各部門上位入賞者は次のとおり。
<在校生の部>
【カット&ブロー2年の部(美容)】
大阪府知事賞:西尾裕樹
特選:山下朱音
入賞:大林香菜、松本俊樹、多田千歳

【カット&ブロー1年の部(理容・美容)】
大阪府知事賞:山本 廉
特選:太田梨央
入賞:中尾文音、佐々木まゆか、西田玲音

【オールウェーブセッティング2年の部(美容)】
理美容教育出版賞:大林香菜
特選:河内あゆみ
入賞:高松 誠、早瀬 遥、古賀生海

【トータルコーディネート2年の部(美容)】
優勝:宇野悠真、大林香菜、鎌田莉胡
入賞:大塚ちよ、早瀬遥、藤原真愛

【ワインディング1年の部(理容・美容)】
優勝:佐々木まゆか
特選:山本 廉
入賞:大前稔世、西田玲音、太田梨央

【メイクマスク1年の部(理容・美容)】
優勝:赤嵜翔伍、芦田 航、中村莉奈
特選:有田紗綺、重住有咲
入賞:岩下由佳利、根元理加

<一般部門>
【フリースタイル セッティングの部(理容)】
優勝:藤原星河(CUT STUDIO FUTABA)

【フリースタイル カット&ブローの部(美容)】
優勝:讃岐弘介

 

 

第36回サッポロトップヘアモードコンテスト』開催
「世界のモードは札幌から」をテーマに若手技術者集う

『第36回サッポロトップヘアモードコンテスト』(沼田孝治実行委員長)は2016年11月8日、札幌市のわくわくホリデーホールで開催された。

 この大会は「世界のモードは札幌から」をテーマに、若手技術者の登竜門として長年行なわれてきた大会で、全12種目の部門に103名の選手が出場。日ごろ鍛えた技術を競い合った結果、2017モードコンペティションメンズのモード大賞に藤井弘一選手、同レディスのモード大賞は服部祐一郎選手がそれぞれ手にした。

 競技終了後は、華やかなステージイベントの場へ移行し、メイク系3部門、モード系2部門のウォーキングに加え、前年度モードコンペティションメンズ・チャンピオン八田達也さんとレディスチャンピオンの谷口佑有さんが魅惑のショーステージを披露し喝采を浴びた。

入賞者は以下のとおり。
【2017モードコンペテーション メンズ】
モード大賞:藤井弘一(bond’s soen)

優秀賞:秋生敬太(NOZAWAグループ EMBLEM)
ユーザー大賞:岩田雄一郎(NOZAWAグループ EMBLEM)

【2017 モードコンペテーション レディース】
モード大賞:服部祐一郎(FACE DECO)

優秀賞:片居木 淳(FACE DECO)
ユーザー大賞:片居木 淳(FACE DECO)

【モードプライマリー メンズ】
プライマリー大賞:齋藤壱成(NOZAWAグループ EMBLEM)
優秀賞:板倉玄樹(JADE)
ユーザー大賞:板倉玄樹(JADE)

【モードプライマリー レディース】
プライマリー大賞:菊地真緒子(スイング美容室)
ユーザー大賞:菊地真緒子(スイング美容室)

【クリエイティブ メンズ】
優勝:五十嵐玲奈(Cut kozo SAITOH)

【クリエイティブ レディース】
優勝:飯坂七瀬(スイング美容室)
第2位:山田ゆう子(スイング美容室)

【ジュニア メンズ】
優勝:新屋慶一郎(JADE)

【ジュニア レディース】
優勝:北村 日(スイング ノア)

【アートメイク】
優勝:武井未佑華(札幌ブライダル専門学校)
第2位:佐々木愛菜(札幌ビューティーアート専門学校)
ベストドレッサー賞:武井未佑華(札幌ブライダル専門学校)

【モードメイク】
優勝:木村麻葉(札幌ビューティーアート専門学校)
第2位:小川ひなの(札幌ブライダル専門学校)
第3位:安達京香(札幌ビューティーアート専門学校)
敢闘賞:堀 美優(札幌ビューティーアート専門学校)
ベストドレッサー賞:堀 美優(札幌ビューティーアート専門学校)

【ナチュラルメイク】
優勝:細江 梢(札幌ビューティーアート専門学校)
第2位:梅田依伽(札幌ビューティーアート専門学校)
第3位:吉野 藍(札幌ブライダル専門学校)
ベストドレッサー賞:吉野 藍(札幌ブライダル専門学校)

【ワインディング】
優勝:丸山 諒(スイング美容室)

 

 

全日本理美容選手権 10,000人コンクール
2016 STYLING COLLECTION
若きアーティストの集い、そして熱戦

 2016年11月15日、神奈川県・新横浜の横浜アリーナで『SPC JAPAN全日本理美容選手権10,000人コンクール2016 STYLING COLLECTION』が開催され、全国から地区予選を勝ち抜いた約2000名の選手が出場した。

 開会式で中村結城大会委員長(SPC JAPAN第28代理事長)は「日頃の練習の成果を存分にこの場で披露してほしい」と選手にエールを送った。

 そして前年度総合優勝者からの優勝カップ返還後、選手宣誓。トータル23種目で長時間に渡る熱い戦いが早速スタートした。

優勝者およびおもな入賞者は次のとおり。

【ホイルワーク部門】
Gold Prize:佐藤香恵(ラ・シェンテ/兵庫)
Silver Prize:今西祐美子(株式会社オズ LaLuna/奈良)
Bronze Prize:板倉亮太(株式会社)マリージョゼ/福井)

【スピードカット部門】
Gold Prize:山田江莉奈(有限会社タケダ/岩手)
Silver Prize:和田啓汰(有限会社ビーワングループ/山形)
Bronze Prize:三宮萌子(ヘアーズスプーン/道東)

【メンズベリーショートスタイル部門】
Gold Prize:中山 奨(有限会社ハヤセ/千葉)
Silver Prize:中村亮友(株式会社NEO/東京)
Bronze Prize:春日香美(株式会社アクティブ/東京)

【オリジナルセット部門】
Gold Prize:青山真実(有限会社ジール/愛知)
Silver Prize:橋本 健(株式会社ハーベン/大阪)
Bronze Prize:前場美砂(株式会社ウィッシュグループ/大阪)

【トレンドブロー部門】
Gold Prize:高橋真琴(Hair make yamazaki)
Silver Prize:宮本成美(株式会社オフィスべっぴん/石川)
Bronze Prize:﨑山彰梧(有限会社ZEAL ENTERPRISE/和歌山)

【ウィッグカットレディース部門】
Gold Prize:島﨑れみ(トップス/千葉)
Silver Prize:久米光司(有限会社リッツ/香川)
Bronze Prize:徳田竜也(クレアトゥールウチノ)

【ウィッグカットメンズ部門】
Gold Prize:芳地功気(株式会社カイム/香川)
Silver Prize:白川拓人(有限会社ベルファミリー/埼玉)
Bronze Prize:山本智明(有限会社たかみ/大阪)

【フォト アート部門】
Gold Prize:河部浩司(BeBe hair space)
Silver Prize:藤原豪大(Neolive/東京)
Bronze Prize:池上健太郎(Neolive/東京)

【フォト サロンスタイル部門】
Gold Prize:天野裕介(英ティーンインターナショナル/愛知)
Silver Prize:山口真穂(Neolive/東京)
Bronze Prize:櫻庭裕介(有限会社ワイズ)

【フォト メンズフリースタイル部門】
Gold Prize:内藤茉邑(Neolive/東京)
Silver Prize:辻 優太(チアフル24/三重)
Bronze Prize:伊藤晃太(株式会社ラップワールド/岩手)

【フォト 学生部門】
Gold Prize:高居茉奈(長岡美容専門学校)
Silver Prize:田中寛人(ミエ・ヘア・アーチストアカデミー)
Bronze Prize:フィーシィ 澪(名古屋文化短期大学)

【デッサン部門】
Gold Prize:岸 和希(wish B’WAVE/和歌山)
Silver Prize:野村友里江(株式会社株ジーマエンタープライズ/山口)
Bronze Prize:半田愛乃(有限会社ZEAL ENTERPRISE/和歌山)

【デッサン 学生部門】
Gold Prize:村田晃平(山野美容専門学校)
Silver Prize:野村朝子(資生堂美容技術専門学校)
Bronze Prize:井上奈桜(コーセー美容専門学校)

【ネイル部門】
Gold Prize:山川香織(株式会社h&b/滋賀)
Silver Prize:小野田真子(トップヘアー/愛知)
Bronze Prize:川井綾香(有限会社ビーズ/茨城)

【カラーデザインレディース部門】
Gold Prize:中森嘉幸(有限会社ゴロー/広島)
Silver Prize:吉田修也(トップヘアー/愛知)
Bronze Prize:吉田 遥(Neolive/東京)

【振袖トレンドアレンジ部門】
Gold Prize:湯口聖子(有限会社ベルファミリー/埼玉)
Silver Prize:chiho・鈴木保子(CLEAR/愛知)

【浴衣ヘア&メイク&着付部門】
Gold Prize:柳橋奈緒(有限会社井カラシ/新潟)
Silver Prize:藤島麗未(hair Glanz/長野)

【黒留袖ヘア&メイク&着付部門】
Gold Prize:岡田由美(株式会社エレガンス/群馬)
Silver Prize:築樋樹里(有限会社エノモト ENOMOTO/石川)

【成人式ヘア&メイク&着付部門】
Gold Prize:日下テイ子(有限会社ARIGA/宮城)
Silver Prize:廣清恵理奈(Neolive/東京)
Bronze Prize:武藤江里(ノア・corporation/山梨)

【パーティヘア&メイク部門】
Gold Prize:原 由妃(有限会社ティーエムティ/福井)
Silver Prize:粘 育 豪(台湾建国科技大学)
Bronze Prize:福成由記(有限会社Hasegawa/福岡)

【メンズカット部門】
Gold Prize:天野裕介(エイティーンインターナショナル/愛知)
Silver Prize:橋本真吾(Neolive/東京)
Bronze Prize:石田ユウ(有限会社ゴロー/広島)

【レディースカット部門】
Gold Prize:羽田優美(Neolive/東京)
Silver Prize:山下 巧(Neolive/東京)
Bronze Prize:山田道行(Neolive/東京)

【総合部門】
Gold Prize:島田圭佑(Neolive/東京)
Silver Prize:田山康寛(トップヘアー/愛知)
Bronze Prize:天野裕介(エイティーンインターナショナル/愛知)

【エスフェ部門(ヘアショー)】
Gold Prize:エイティーンインターナショナル 加藤武彦/愛知

【国際部門】
Gold Prize:粘 育 豪 [パーティヘア&メイク](台湾建国科技大学/台湾)
Gold Prize:李 心 主 [パーティヘア&メイク](國立台北科技大学/台湾)
Silver Prize:洪 行 正 [パーティヘア&メイク]    (台湾建国科技大学/台湾)

【フォトスマホ アレンジ部門】
Gold Prize:吉田千加子(有限会社井カラシ/新潟)
Silver Prize:押井彩美(有限会社井カラシ/新潟)
Bronze Prize:早川麻理(有限会社ウナミ企画)

【フォトスマホ ヘアカラー部門】
Gold Prize:長谷川満也(美容室キュール)
Silver Prize:宇根克真(有限会社ZEAL ENTERPRISE/和歌山)
Bronze Prize:坂上大和(Neolive/東京)

【フォトスマホ ネイル部門】
Gold Prize:妻鳥あきほ(Nailsalon Nancy)
Silver Prize:廣岡麻紀子(andiamo carino)
Bronze Prize:吉村陽絵(札幌ビューティーアート専門学校)

【大臣賞 知事賞 特別賞】
内閣総理大臣賞:島田圭佑[総合優勝](Neolive/東京)
厚生労働大臣賞:島田圭佑[総合優勝](Neolive/東京)
厚労省職能開発局長賞:田山康寛[総合準優勝](トップヘアー/愛知)
厚生労働大臣賞:日下テイ子[成人式ヘア&メイク&着付優勝](有限会社ARIGA/宮城)
厚生労働大臣賞:エイティーンインターナショナル[エスフェ優勝](愛知)
横浜市長賞:羽田優美[レディースカット優勝](Neolive/東京)

【審査員特別賞】
HEAVENS賞:山田道行[レディースカット](Neolive/東京)
Un ami賞:chiho・鈴木保子[振袖トレンドアレンジ](CLEAR/愛知)
feel賞:天野裕介[メンズカット](エイティーンインターナショナル/愛知)
Nicole.賞:天野裕介[メンズカット](エイティーンインターナショナル/愛知)
渋谷きく子賞:原 由妃[パーティヘア&メイク](有限会社ティーエムティ/福井)
ハリウッド賞:木下 翼[ワインディングプロ](Neolive/東京)

【商事メーカー賞】
ミルボン賞:森下 大(ラ・シェンテ/兵庫)
ナプラ賞:瀬川康之(NOB横浜ハーベスト/神奈川)
タカラベルモント賞:橋本真吾(Neolive/東京)
HFCプレステージジャパンウエラ賞:山田道行(Neolive/東京)
ポーラ賞:陳 静 如(台湾華夏科技大学)
資生堂プロフェッショナル賞:髙橋智子(株式会社リーディングアクター/秋田)
エスピーシー商事社長賞:山口浩之(Neolive/東京)

【ジャーナル賞】
レディースカット:芳賀重行(Neolive/東京)
成人式ヘア&メイク&着付:廣清恵理奈(Neolive/東京)
メンズカット:天野裕介(エイティーンインターナショナル/愛知)
パーティヘア&メイク:福成由記(有限会社Hasegawa/福岡)
メンズカット:天野裕介(エイティーンインターナショナル/愛知)
レディースカット:小橋川 直(有限会社ルッツ/東京)
レディースカット:髙橋智子(株式会社リーディングアクター/秋田)
レディースカット:山下 巧(Neolive/東京)
レディースカット:芳賀重行(Neolive/東京)
レディースカット:下田雄二(Neolive/東京)
成人式ヘア&メイク&着付:日下テイ子(有限会社ARIGA/宮城)

 

 

井上
『19th Inoue Contest』

(株)井上(井上章社長)は2016年12月5日、岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム)で『19th Inoue Contest』を開催した。

 このコンテストは理美容業界の発展と向上、夢の実現をテーマに掲げて開催されており、知名度、出場選手の作品レベルも年々高くなっている。

 今回は“リアリティブ”をテーマにしたModel(MEN’Sフリースタイル、LADY’Sフリースタイル)、“クリエイティブ”をテーマにしたWigフリースタイル、Winding、Photoの計4部門に154名の選手が出場し、それぞれの技術力・デザイン力・感性を発揮し熱戦を繰り広げた。

 コンテスト終了後には、前年度Men’sスタイル グランプリの本松晃さんによるWinners Stageが華麗に展開。さらにスペシャルイベントとして技術審査を務めた木下裕章(KINOSHITA GAIEN EAST STREET)、斉藤直樹(PEEK-A-BOO)、三好真二(LILI)、網城裕子(MASHU)の各氏によるトークショーも行なわれ、コンテストをテーマに自身の経験談を交えて、選手や来場者にアドバイスを送っていた。

各部門上位入賞者ならびに特別賞は次のとおり。
【MODEL部門】
<メンズモデル>
グランプリ:秀川学範(HAIR SALON BALANCE)
2位:豊田智行(PAPASS)
3位:伊澤良浩(PANIC)

<レディスモデル>
グランプリ:加藤芳昌(WIZARD)
2位:守屋友美(Finsbury Park)
3位:猪頭亮太(atelier enrubanne)

ギャラリー賞メンズ:小笹恭嗣(UniQ)
ギャラリー賞レディス:加藤芳昌(WIZARD)
木下裕章賞:秀川学範(HAIR SALON BALANCE)
斎藤直樹賞:赤田千枝(PRISM)
三好真二賞:猪頭亮太(atelier enrubanne)
網城裕子賞:伊澤良浩(PANIC)

理美容教育出版賞:西原隆博(PAPASS)
女性モード賞:山脇梨沙(madonna hair.)
新美容出版賞:豊田雪乃(Finsbury Park)
枻出版社賞:秀川学範(HAIR SALON BALANCE)

【WIG部門】
優勝:山口果恋(Finsbury Park)
準優勝:岡田直大(PAPASS ferie)
3位:佐藤達也(HAIR SALON BALANCE)

ミルボン賞:森谷真也(JOYCE)
資生堂賞:岡田直大(PAPASS ferie)
ナブラ賞:小宗桃子(LIOS)

【WINDING部門】
優勝:森分千智(岡山県理容美容専門学校)
準優勝:遠部ちなみ(岡山県理容美容専門学校)
3位:清水理加(岡山県理容美容専門学校)

ルベル賞:長谷川清美(岡山県理容美容専門学校)

【PHOTO部門】
グランプリ:甲矢幹貴(Iris.)
2位:柴田衣美子(BRUSH)
3位:豊田雪乃(Finsbury Park)

ギャラリー賞:伊加聖星(Piccadilly park)
三好真二賞:豊田雪乃(Finsbury Park)
網城裕子賞:石村亮馬(Rilie)
木下裕章賞:藤原康哲(Iris.)
斎藤直樹賞:甲矢幹貴(Iris.)

 

 

ビューティネットワークOPK
恒例の『OPK NIGHT』華やかに

 一般社団法人ビューティネットワークOPK(坪内能莉子理事長)は2016年12月12日、大阪ザ・リッツカールトンで年末恒例のOPK NIGHTを開催した。

 昨年同会創立80周年を迎え、今年は新たなスタートの1年目であるとともに、年次総決算12月という華やぐムードでパーティを行なうことも、新しい年に備えて気分も一新できるという意図で毎年行なわれているもの。年末にかけてはサロンも繁忙期を迎えるが、当日は同会のメンバーもドレスアップした衣装に身を包み“おもてなし”時間を満喫した。

 今年はKIKOさんのクロス・ツー・ユーの美声でオープニング後、来賓を代表してタカラベルモント千代岡和文副社長が、9月、10月に行なわれたTBスクェアのオープン並びに7回目となるTWBCへの開催御礼を述べた後、「OPKが80年を超える歴史とともに業界を牽引されていることに感謝申し上げ、新しい年を迎えてさらなる飛躍を祈念したい」とあいさつ。

 このあと登壇した坪内理事長は「この会を全国区にしたいとの想いで11代目の理事長を仰せつかっている。先人やこれまで当会を支えてくれた会員はじめ、サポートメンバー、理美容学校関係各位に感謝申し上げたい。若い人たちがこの会に出ることにステイタススを感じてもらえるようになり、スプラッシュに参加している若い力が育っているところ見ていただきたい」とあいさつ。

 引続きサポートメンバーを代表し、アリミノ田尾兵二会長の発声で乾杯が行なわれ華やぐ宴へとつないだ。

 

 

全国美容用品商業協同組合連合会
『第8回 アジアビューティエキスポ』の概要を発表

 全国美容用品商業協同組合連合会(須山裕二理事長)は2016年12月9日、ヒューリック ホール&カンファレンスにおいて、ジャーナル・関係者を対象に『第8回 アジアビューティエキスポ』の概要を発表した。

 冒頭には須山裕二理事長があいさつに立ち、三宅誠一・日置和統・高見元太郎副理事長も順に8回を迎えるイベントへの決意を表明した。

 また、第1回にも強いリーダーシップを発揮した蒲生 茂副理事長が再び実行委員長を務めることが報告され、「全美商連が改革を推進する中、アジアビューティーエキスポが継続し、縁あってまた旗振り役を任されたことを嬉しく思っている。まだ企画の段階にあるが、なるべく早く詳細な情報を発信したい。時代の移ろいとともにわれわれを取り巻く環境は変化したが、本イベントを通じ、美容ディーラーの価値・存在感を発揮したい」と意欲を示した。

 続けて総合プロデュースを担当する桂良一ケイビープランニングインターナショナル(株)代表取締役が現時点での指針を以下のようにプレゼンテーションした。

【概要】
日時:2018年6月25(月)〜26日(火)
会場:パシフィコ横浜 A・B・Cホール
内容:展示(約450小間)・ヘアショー・セミナーなど
テーマ:ALL STARS みんなが主役
動員(予測):約40,000名

コンセプト
①次世代を担う美容師にフォーカス
②現場での目線から未来のビューティービジネスを体現
③全ての来場者による参加型のイベント

※従来にもあった大規模なヘアショーの他にオープン(無料)に観覧できるステージや行き来しやすい各エリアの設営などにもチャレンジする。

最新の情報は公式サイトにて順次、公開される。

 

 

タカラベルモント
社員対象に『シニアケアセミナー』開催

 タカラベルモント (吉川秀隆会長兼社長)は2016年12月1日、同社TB-SQUAREフレキシブルセミナールームで、一般社団法人シニア検定協会業務執行理事・江端ひとみ氏、同協会理事・浅井あゆみ氏を招聘し、同社社員を対象に『シニアケアセミナー』を開催した。

 2013年時点ですでに働く50代の1割以上が、働きながら介護をしていることが明らかになっており、「より負担の少ない介護をする」「介護離職を避ける」ために、高齢者について知ることが大切。同社の顧客である理美容サロンやクリニックも、今後サロン顧客の高齢化が進むに伴い、介助ニーズに対応する必要性に迫られる。

 このセミナーは同社が製品や空間づくりをするうえで、高齢者についての知識を広げることを目的として開催された。江端講師は「シニアケアに対する入門講習」で、高齢化社会を取り巻く社会情勢とサポート体制、高齢化に伴う身体の変化、心の変化について解説。浅井講師はサロンを想定した車椅子の扱いを指導するとともに、高齢者に対応する際の留意点を講習した。

 高齢化社会に入っている現代、サロンにおいてもシニア顧客対応、家族に高齢者がいるスタッフのこと、そして自身の家族のため、サロンオーナーとしてシニアケア対応を今一度考えておかなければならない。

 

 

早苗会『全国研修会』開催

 早苗会(宇佐美勉本部会長)は2016年10月17日、大分・オアシスタワーホテルで、全国10地区・120名の会員が参加して『全国研修会』を開催した。

 斎藤仁孝副会長の開会の辞に続いて宇佐美会長、向原一義名誉会長があいさつ。さらに本部講師認定書授与式が行なわれた後、本田誠一副会長の閉会の辞で一部の式典を終了した。

 引き続き二部の研修は「新しい発見〜New discovery」をテーマに、湯布院山椒郎オーナーシェフの新江憲一講師による「料理哲学とは」の講演。次いで「感性・個性・時代背景」を演出した九州地区メンバーによるヘアショーが行なわれるなど、全国研修に相応しい内容で展開。この後の懇親会を含め有意義な時間を過ごした。

 

 

滝川
「ウィッグソムリエ」養成講座を初開催
ウィッグの取り扱いや提案術に自信がつく

 滝川(株)(滝川睦子社長)は、マチュリナウィッグを通じて、お客さまがヘアスタイルのバリエーションを広げ、今までにない自分を体験し、人生を豊かにするためのお手伝いができるスタイリストを養成する「ウィッグソムリエ」養成講座を全国で初めて開催。

 2016年12月6日は東京・台東区の同社第二本社ビルで、また大阪、名古屋、札幌の各営業所でも行なわれた。

 配布された「ウィッグソムリエ」養成講座マニュアルに沿って進行し、市場分析から始まり、最適な商品の選び方からウィッグのつけ方・はずし方、毛量調整の仕方やリセット・アレンジ、メンテナンスの仕方まで施術を行いながら分かりやすく解説。ウィッグの基本的な取扱い知識と技術、提案術までが学べる内容となっており、終了後には、「ウィッグソムリエ」認定証を一人ひとりに授与された。

 なお「ウィッグソムリエ」養成講座は、今後も全国各地で開催予定としている。

 50代女性の半数が「薄毛・抜け毛」を実感し、多くの女性がウィッグの提案を待っている。お客さまの潜在ニーズを掘り起こし、既存客との安定した信頼関係を構築できると注目されているウィッグビジネス。しかしウィッグに興味があっても、「お客さまへのすすめ方がわからない」「フィッティングが難しそう」「取り扱い方法やメンテナンスの仕方がわからない」といった理由で、なかなか手を出せないサロンも多い。

 そこで同社ではオリジナルウィッグ『マチュリナ』の商品特性を生かし、正しい商品知識・取扱い方法、お客さまへの最適商品の提案術などを習得できる「ウィッグソムリエ」認定制度を構築した。

「ウィッグソムリエ」を取得することで、ウィッグ販売に自信を持って、ビジネス展開を実現させることができる。

 

 

フェザー安全剃刀
故・岸田昌久氏お別れの会

 昨年11月17日に逝去したフェザー安全剃刀株式会社相談役・岸田昌久氏のお別れの会が12月22日、岐阜・関市文化会館で、しめやかな中にも盛大に執り行われた。

 開式のことばは、お別れの会実行委員長の尾関健治関市長が「多くの功績により民間からは初の関市名誉市民として存在感の大きい人。痛恨の極みだが、故人の想いを多くに市民に伝えていきたい」と述べた後、役員・社員・家族の声を交え、故人の在りし日の姿が映像で紹介された。

 次いで子息であり同社代表取締役社長兼COOの岸田英三氏から謝辞、さらに日本医療機器工業理事長の松本謙一氏、岐阜県議会議員・尾藤義昭氏からそれぞれ追悼のことばが述べられた。

 この後、代表献花に続いて同社代表取締役会長兼CEO藤田直人氏から「相談役は『お酒を愛し、ヒトを愛し、地域を愛する』幸せな人生を全うできたと思います」とお礼のことばが述べられ、参列者献花で故人の冥福を祈りつつ閉式となった。

 

 

『ヒロ・マツダ氏 黄綬褒章受章記念祝賀会』

 昨秋、黄綬褒章を受章したTHE BARBERプロデューサーの松田磨貴人(ヒロ・マツダ)氏の受章祝賀会が2016年12月5日、東京・日本橋のマンダリンオリエンタル東京で235名が出席して行なわれた。

 衣紋道高倉流東京道場会頭で国際文化理容美容専門学校・荘司礼子校長による厳かな十二単のお服上げでオープニングとなり、はじめに来賓を代表して東京都理容組合・飛田英雄理事長があいさつ。「海外でもバーバーブームといわれているが、松田さん率いるTHE BARBERは日本独自のスタイルで、憧れのサロンを展開している。これからも業界発展のためにご指導いただきたい」と述べた。

 次いで発起人が登壇、代表してヒカリ・高橋一芳会長、ホンダプレミアヘアーインターナショナル本田誠一代表からそれぞれ祝いの言葉が述べられ後、登壇した松田氏は「今回の受章にご尽力いただいた多くの方々に感謝したい。過去の失敗を糧に62歳で再出発し、今も通過点。サロンでお客さまのヘアを手掛けることが楽しい。この栄誉に恥じることなく精進したい」と謝辞が述べられ、祝賀の宴へとつないだ。

松田磨貴人氏の略歴
1943年福井県生まれ。1964年理容師免許取得、1978年全国理容競技大会レディス部門優勝、2006年THE BARBER1号店オープン(その後2015年までに7店目をオープン)、2003年卓越技能者表彰(現代の名工)。2016年黄綬褒章受章。

 

 

美容十二章会『第401回月例会』
成人式をテーマに

 美容十二章会(川田温子会長)は2016年12月14日、2016年最後となる『第401回月例会』を東京・代々木の美容会館で開催。今回は成人式をテーマにヘアを掛川吉隆講師、着付けを川田会長がそれぞれ担当した。

 まず掛川講師がまとめ髪を2点を披露。下処理ではあまりカールをつけずにしておき、大きめに取ったトップと右サイドに芯を作る。そして左サイドから編み込みを始めてネープの髪を浮かせながら編んで、クルッと内側に巻き込むと内巻き風のでき上がり。トップの髪を数本ねじって止めたら、それを広げてフワッとさせた。「サイドの髪を下げてカールにすると、ドレスにもあうスタイル」と話した。

 2点目はベースの芯をそのままに、今度はネープを上げたスタイルにチェンジ。キレイに上げるには、シングルピンで仮止めをして毛流れを整えると良いとアドバイス。タイトな感じで、高さと髪の流れを出したスタイルを作り上げた。

 続く川田会長も着物の帯結びを2点披露した。初めは過日、同会主催で行なわれたフェスティバル・ド・ジャポンで発表された文庫型の『野の花』(ののか)を結んだ。つつましやかに咲き誇る、さまざまな野の花の可愛らしさと強さ、そのような調和のとれた女性をイメージして創作。前準備の必要がなく簡単に結べて、帯の柄や硬さによって表情が変わってくるのが特徴となっている。

 2点目には、もっと簡単に結べる立矢型が横になっている横立矢を結んだ。中振袖を着付けるとき、襟の抜き具合は、抜きすぎてしまうと日本髪の着付けになってしまう。そこで「襟を抜きすぎないように注意しましょう」とのアドバイスがあった。

 

 

dhk東京アカデミー『夜間講師ゼミ』
ヌースフィット社「GMTパーマ」を学ぶ

 dhk東京ヘアモードアカデミー(能登谷博樹会長)は2016年12月9日、(株)ヌースフィット営業企画 直井マネージャーを招聘し、「GMTパーマ」と題した本年最後の『夜間講師ゼミ』を行なった。

 今回は酸性の還元剤GMTと、しっかりした還元力を発揮するスピエラの、酸性+酸性のハイブリットパーマがテーマ。これは健康毛からダメ−ジ毛まで幅広くかけることができる。

 従来のパーマ液では軟化してしまうため、髪の毛のタンパク質を溶出させ、髪の毛が傷み長持ちしない。しかしこのパーマ液は毛髪を軟化させずにしっかりとウェーブをかけられ、低ダメ−ジと表現力の両立によりウェーブが長持ちするのが特徴となっている。そこでメンズモデルを使用し、実際にハイブリットパーマをかけ、施術前と施術後の検証が行なわれた。

 施術前のモデルの髪の毛はほぼノンダメージで、黒髪という健康毛のコンディション。施術後はハイブリットパーマの特徴を生かした、低ダメージのパーマに仕上がった。

 最後に直井マネージャーは「このハイブリットパーマでお客さまに喜ばれ、そして他店との差別化を図れるように、ぜひご活用ください」と話し終了となった。

 

 

HSA協会『年末懇親会』
協賛各社を招いて盛大に

 HSA協会(石井武夫会長)は2016年12月1日、東京・新宿の小田急ホテルセンチュリーサザンタワーで『年末懇親会』を開いた。

 今年は33回を数える恒例のHSAグランドフェスティバルへの協賛、並びに毎年発行しているHSA手帳協賛に対してのお礼を兼ねて行なわれ、協賛各社と同協会役員との親交を深めた。

 冒頭、石井会長はグランドフェスティバルの催しが盛大に開催できたことに対してのお礼を述べた後、「自然災害の多い年で、とくに熊本地震には当協会支部もあり案じていたが、元気に講習活動もできていたので少しはほっとした。災害地全体の復興はまだまだなので援助をつづけていきたい」とあいさつした。

 この後、来賓あいさつに続き乾杯が行なわれ、新宿の夜景を楽しみながらの懇親の場へとつないだ。

 

 

dhk東京ヘアモードアカデミー『平成28年納会』
さらなる発展を願い

 dhk東京ヘアモードアカデミー(能登谷博樹会長)は2016年12月19・20日の2日間、静岡・熱海市の熱海後楽園ホテルで『平成28年dhk納会』を盛大に開催した。

 司会者紹介の後、志賀淳吾講師の納会開会の辞で納会が開会。そして能登谷会長は「今年1年を振り返ると、強いdhkを作ろう、イノベ−ションという合言葉で取り組んで来たが、ある意味集大成であった。今年3年目となるdhkフォトコン、IT部の動画配信等は消費者を巻き込んで業界の繁栄とdhkの繁栄につなげていく。花島常任理事は千葉県の名工を受賞し、町田副会長は現代の名工を受賞した。これも強いdhkを作るという意味でも貢献された」と話す。

 続けて本年度の事業に触れ、“理美容技術の伝承”という本を作成し国会図書館に納付したこと、9月に60周年記念ヘアショー、10月には熊本へ研修旅行、また60周年記念行事の集大成として来年の1月に“dhk60周年記念式典及び新年会”を開催すると述べると、「皆さんに支えられ、刺激を与えながらこれからも邁進していく所存。さらなるdhkの発展を願いながら、頑張っていきたい」と豊富を交えてあいさつした。

 その後、佐藤事務局局長より11月7日に行なわれた“dhk講師昇格試験”の合格者が発表された。引き続き“dhk大賞”の発表・表彰があり、また各運営委員より60周年行事を発表、能登谷会長より来期の新人事も発表された。

 最後に原田圭亮講師による閉会の辞で納会は終了。その後、会場を移して1年を労う宴会が行なわれた。

[dhk講師昇格試験 合格者]
講師昇格者:野沢俊介、上野亮輔、高橋祐樹
常任講師昇格者:越川智輝

[dhk大賞]
銀賞:根本高志、大久保房徳、小島孝康、越川智輝
銅賞:志賀淳吾、石川正夫

 

 

クラブBOS『30回記念ワンナイトチャリティパーティ』
被災地支援としても

 クラブBOS(志村勝男会長)は、恒例のBe-Canグループ、ナグモグループ共催の『30回記念ワンナイトチャリティパーティ』を2016年11月7日東京・港区の六本木ヒルズ51Fで開催した。

 はじめに志村会長は「今年は自然災害の多い年、とくに熊本地域へチャリティ募金を義援金としたい」とあいさつ。続いてテレビ東京「主治医の見つかる診療所」でお馴染みのナグモクリニック南雲吉則総院長とゲストの石鹸アドバイザー前田博昭氏とのトークセッションでは、「一般的な食器洗剤やシャンプー、歯磨き粉などには同じ合成成分が使われている」などの話に、参加者も真剣な表情で聞き入っていた。

 なお、当日のチャリティ基金25,036円は、熊本地域への義援金として送られる。

 

 

C.C.C、F.N.C.F
セミナー『アトリエ・テクニック』

 コミテ・クレアトール・コアフュール(C.C.C=ムラハシ英子会長)、F.N.C.Fクラブアーティスティック・ジャポン(ウノ・ムラハシカツジ代表)は2016年12月5日、大阪・阪急ターミナルスクエア17で『アトリエ・テクニック』を開催した。

 冒頭、ムラハシ代表は「ファッションはこれまで年代ごとの流れがあったが、現在は50年代や70年代の流行が同時進行しており、デザインの組み合わせに変わってきている。別々にデザインしたものを一緒にしたり、あるいは裏表を逆にしたり、特徴的にイレギュラーなのが今の大きな流れ」と述べ、カラー剤など化学の進歩ついても話した。

 そして「ショートヘアはアンバランスなど前髪の形の変化、極端な長さの違いが出てきている。ロングの場合はカラーリング、色で変化を付けて創造する」とヘアスタイルについても講義。最後に「お客さまに良い体験をしていただくことが大事。カットしたらその後の楽しみが得られるなど、体験を楽しんでいただくこと。時代とファッションの流れ、あるいは化学の変化を身につけて応対すると良い仕事だといわれる」と話した。

 続いてムラハシ会長、ムラハシ代表は卓越したテクニックで(テーマ『ストリート・クチュール』)作品を仕上げ、好評を博した。

 

 

平成29年(2017年)年頭所感

全国理容生活衛生同業組合連合会
理事長 大森利夫

変化をチャンスへと昇華させよう


新年おめでとうございます。
本年がより良き年となりますよう願っています。
昨年3月、韓国で開催された第36回世界理容美容技術選手権大会では、日本チームはシニア競技でテクニカル部門、ファッション部門ともに団体総合優勝、個人では私も含めて3人のチャンピオン、さらには今までにないメダル量産を果たし、世界をリードする日本の技術を世界に強く印象づけました。関係者に対して感謝申し上げます。
本年は、理容師法制定70年および生活衛生法制定60年をむかえるなど節目の年となります。国際化が一層進む中において理容業界がさらなる発展をとげ、実りある一年となるよう、共に前進してまいりましょう。一昨年に規制改革実施計画が閣議決定されたことを受け、理容サロンにおけるパーマネントウェーブや訪問福祉理容の対象の明確化、範囲の拡大等に関する通知が発出されるなど、業界は今、大きな転換期を迎えています。全国理容連合会では、こうした変化を業界発展のチャンスに変えられるよう、キッズ、シニア、レディス顧客獲得戦略など、営業に直結する各種施策を展開し、競争を勝ち抜ける「強い業づくり」を行っており、現在は営業ツールとして使えるヘアカタログを作成して、皆さまのお手元に届けられるよう作業を進めているところです。
全国大会ではレディス競技にパーマを必須とした他、2020年の東京オリンピック、パラリンピックを見据えて政府が推進するインバウンド対策(訪日外国人旅行者対策)等にも取り組むなど、行政の動きにも迅速に対応しながら各サロンの営業力強化を進めており、業務範囲、市場規模の拡大にも努めていく所存です。
どうか皆さまにおかれましても、積極的に行動を起こして変化をチャンスへと昇華させ、売上につなげていただきますとともに、旧年にも倍してご指導ご協力を賜りますようお願いします。

 

 

一般社団法人 日本エステティック振興協議会
理事長 瀧川晃一

エステティック業はコンプライアンス重視の経営を

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
皆様には新たなご抱負で新年をお迎えになられたことと存じます。
エステティック業界は、昨年も特定商取引法違反や労働基準法違反があり、皆様には大変苦慮なされたことと存じます。
私は、エステティック業の社会的健全化を志向して、常にコンプライアンス重視の考え方を標榜しておりますが、残念ながら未だこの域に達してはおりません。
コンプライアンス重視の経営は、前述しましたとおりエステティック業の健全化につながるもので、これは消費者に対する適正なサービスの提供は勿論のこと、エステティックサロンで勤務する技術者の皆様が誇りを持って勤務し、またこのことは、より一層消費者がエステティックに通って頂ける大きな要素になることと考えております。
とかくエステティックは、高額な契約を強いられる、事故が心配と言う消費者も多くあるのではないでしょうか。また就業に対してもこのような環境に裏打ちされ、エステティックへの不信感が雇用を阻害することであると思います。
エステティック業が社会的に信頼を勝ち取るには、エステティックに関連する法律を正しく理解するのは当然ですが、これらの法律をエステティックサロン初め、エステティックにかかわりのある事業者、経営者のみならず従業員一人ひとりが励行して、始めてコンプライアンスが機能したことになるのではないでしょうか。
私は、これらを実現するため、今般、一般社団法人日本エステティック振興協議会に機能を充実させたコンプライアンス委員会を立ち上げ活動を指示し、全員がこの考えでコンプライアンス志向されることを強く念願して止みません。
次に、美容ライト脱毛については、2011年3月に第1回の美容ライト脱毛安全講習会を開催し、昨年までの累計講習会開催回数は56回に及び受講された皆さんは延べ3,600人を超えました。
また、特定非営利活動法人日本エステティック機構が事業推進しますエステティック機器認証では、新たに美容ライト脱毛機器40機種が認証を付与される一方、美容ライト脱毛エステティックサロンの認証も65サロンを数える見込みでございます。
美容ライト脱毛は、過去、有害事象が多くありましたが近年では極減した状況にあり、特に今般エステティック機器認証を付与された機器においては全くこの事象が発生していない状況で、機器の製造事業者の安全を志向した生産・品質の管理が徹底された結果、機器の安全性が担保されたものであります。
また、美容ライト脱毛に携わる多くの技術者の皆様に、美容ライト脱毛安全講習会等を受講し、学んで頂いたことを実践して頂いた結果でもあると確信しております。
「痛い」「危ない」と敬遠されていた消費者の皆様に安心してトリートメントが受けられる環境が出来上がり、今後、消費者の皆様が通って頂けあわせて大きな需要が期待できることと存じます。
本年が、エステティック業の健全化と新たなスタートの元年であることを深く祈念し、皆様の事業が益々ご繁栄されることを申し上げ念頭のご挨拶を申し上げます。

 

 

滝川株式会社
代表取締役社長  滝川睦子

「”家”から“サロン”へ」

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。平素は格別なお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、昨年は国内、海外共に大きな変化の年になりました。国内では熊本地震をはじめとする多数の自然災害や事故、新都知事誕生やオリンピック問題、爆買い縮小の影響で企業の景気の後退。海外に目を向ければ米国の選挙、英国のEU離脱国民投票が実施され世界経済が大きく動いていますし、テロが頻繁に起き世界平和が脅かされており、これほど多くの変化や不安が蔓延した年も珍しいと思います。
一方で「モノからコトへ」と外国人観光客の消費が変化したように、生活者が体験型のメニューに価値観を見出すようになっていると感じます。それは、昨年に引き続き、全国で体験型のトータルビューティセミナーを開催する中でも感じることが出来ました。ヘアサロンにおけるヘア以外のメニュー導入が他店との差別化、客単価のアップ、来店サイクルの短縮化につながったという事例が多数出て来ております。売上のみならず新たなメニュー導入による成功体験の共有によりスタッフのモチベーションアップにも繋がり、ヘア売上げとの相乗効果が生まれているのです。
消費者の美への欲求は、家庭内でのケアへと近年は移行しておりますが、これをサロン消費にすべき様々なメニューをトータルビューティセミナーでは、提案しております。お客様の願望を叶える「プロだからできる」という技術のご提案を今後も続けて参りますのでぜひご参加いただけましたら幸いです。
トータルビューティで様々なメニューを導入されるサロン様に、もうひとつ発信させていただきたいのが、コンプライアンスの遵守です。お客様に商品やメニューをお勧めする際に気をつけなければならないのが薬機法や景表法などの法律です。ネット社会において、間違った表記を使用するとすぐに問題化しやすくなっておりますので、サロンの信用を守る上でも十分に知識を身につけて広告していただければ幸いです。
今年4月には、当社奨学金制度三期生が、皆様のご支援もあり理美容師として羽ばたいていきます。4年前に支援をスタートし、奨学生26名全員の夢を叶えることが出来ました。これからも、彼らがこの業界で活躍できるように引き続きご支援いただければ幸いです。
末筆になりましたが、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。