2016年12月1日号(第1652号)

 

 

『第68回全国理容競技大会in高知 理容2016メッセージ全国大会』
起こせ、新しい波を。龍馬のごとく

第1部・仲山浩史選手、第2部・谷 欣文選手、第3部・荒井 翔選手が優勝

 第68回・全国理容競技大会、理容師2016メッセージ全国大会は11月21日、高知県立春野総合運動公園体育館で盛大に開催され、業界関係者ら多くの人が来場した。

 高知県での開催は24年ぶりの競技部門では第1部(クラシカルカット・ファッションカテゴリー)は仲山浩史選手(東京都)、第2部(トレンドカット・オン・レディス)は谷欣文選手(大阪府)、第3部(トレンドカット・オン・メンズ“Xycode‐E”)は新井翔選手(東京都)、そしてマスタースタイリスト部門「よさこい大賞」は鳴海勝選手(大分県)がそれぞれ優勝。また理容師メッセージ大会は今西正樹選手(奈良県)が優勝した。

主催/全国理容生活衛生同業組合連合会・大森利夫理事長(大会委員長)、主管/全理連四国協議会、実行/高知県理容生活衛生同業組合・東﨑幸男理事長(大会実行委員長)、後援/厚生労働省、高知県、高知市ほか。

 あいにくの天気だったが大会当日は早朝からたくさんの人が会場につめかけた

 オープニングは大会旗を先頭に軽快なマーチにのって競技選手196名、メッセージ出場者8名が入場、中野竹治大会副委員長の開会宣言、国歌斉唱の後、大森利夫大会委員長は「本大会は、日本の理容技術の粋を競う業界最大のイベントとして昭和23年開催以来、理容業の振興と向上を目指すことを目的に、歴史と伝統を積み重ねてきた。今大会においても、新時代の業界発展の礎を築くとともに、選手をはじめとする参加者全員が理容という誇り高き業に携わる喜びを分かち合う場となることを願っている。本大会開催にあたり、尽力された高知県組合の方々に敬意を表するとともに、選手諸君はすばらしい作品を見せていただけるよう期待している」とあいさつした。

 次いで東﨑幸男大会実行委員長は「厚生労働省はじめ高知県・高知市等関係省庁にも尽力をいただきお礼を申し上げたい。今大会のスローガンである『起こせ、新しい波を。龍馬のごとく!』には、業界の現状の厳しさを踏まえ、如何に現状を打破するかという願いを込めている。幕末、日本の夜明けに奔走した龍馬があらゆる困難の中、薩長同盟、明治維新の礎を築き上げた『熱き想い』の宿るここ高知で行なわれる本大会が、業界改革、業界維新の旗上げになることを願っている。そして選手諸君は日頃の練習の力を存分に発揮し、完成度の高い作品を創っていただきたい」と述べた。

 この後、来賓あいさつに引続き、地元高知県の浅利義明、森木正浩両選手による選手宣誓が行なわれ開会式を終了し、第1部・クラシカルカット・ファッションカテゴリー部門から競技が開始された。

 また、ホワイエにはタカラベルモントの模擬サロンを思わせる特別仕様技術椅子が設置された特別コーナーもあり、競技の合間に多くの来場者が訪れサロンの設備への関心の高さを窺わせた。屋外会場には恒例の見本市展示会、物産展や飲食コーナーが設けられ終日賑わいをみせた。

結果は次のとおり。
【第1部クラシカルカット・ファッションカテゴリー】
優勝:仲山浩史(東京都)
2位:伊藤雄介(北海道)
3位:塩澤 錬(東京都)
敢闘賞:星 涼馬(神奈川県)、小針秀文(群馬県)、牟田口桃子(福岡県)、小針光功(東京都)、石原寛太(千葉県)

【第2部トレンドカット・オン・レディス】
優勝:谷 欣文(大阪府)
第2位:川岸正吉(東京都)
第3位:掛巣 舞(千葉県)
敢闘賞:竹元大明(岡山県)、川崎友和(東京都)、斎藤晃貴(神奈川県)、亀岡木の実(富山県)、西村昌記(広島県)

【第3部トレンドカット・オン・メンズ“XYcode‐E”】
優勝:荒井 翔(東京都)
第2位:吉田和生(熊本県)
第3位:梅本崇司(和歌山県)
敢闘賞:加藤尚生(埼玉県)、松信利治(東京都)、根岸徳之(東京都)、大石勝哉(静岡県)、松居 篤(京都府)

【マスタースタイリスト部門】
優勝:鳴海 勝(大分県)
第2位:西 栄三(京都府)
第3位:本間義和(神奈川県)

理容2016メッセージ全国大会

 第68回全国理容競技大会大会にあわせて開催された『理容2016メッセージ全国大会』は、近畿協議会代表の今西正樹選手(奈良県)が優勝した。

 テーマは「若者の未来を創る就活ヘア」で、これからの理容業を見据え「若者を取り込んだ理容サービスには、就活に適したスタイル提案が不可欠。若者たちが振り向くデザインのアピールが必要」などが述べられた。

優勝:今西正樹(奈良県・近畿協議会代表)
第2位:髙木吉之(長野県・関東甲信越協議会代表)
第3位:佐藤優菜(北海道・北海道協議会代表)

 

 

全国理容連合会
『第169臨時総会・評議員会』開く

 全国理容連合会(大森利夫理事長)は、全国理容競技大会前日の11月20日、高知市・ザクラウンパレス新阪急高知で「未来の理美容のあり方を確立しよう」をスローガンに『第169臨時総会・評議員会』を開催した。

 会議は佐藤功常務理事の進行で開始され、冒頭、大森理事長は「平成28年度上半期の事業計画に対する経過を中心に議論いただきたい。また最も重要なこととして国家試験制度・実技試験について、今年8月の試験から『仕上り』審査となったが、その後各方面からの異論を踏まえつつ連合会としても働きかけ、最終的には『従前の方法に戻す』ことが決定した」と報告を交えあいさつした。

 引続き議長に中原一郎理事、副議長に日野恒雄理事を選任し、はじめに議長から評議員総数110に対し、委任状(7名)を含めた出席110で定足数に達している旨が報告された後、直ちに議案審議に入った。

 議案第1号・平成28年度上半期事業報告に関する件(事前配付書面)として、総合新興対策関係(総務・教育・文化広報・事業・組織・共催)の事業経過概況について大森理事長が提案理由を説明。その中で本年度はキッズ・シニア・レディスへの営業支援策を掲げているが、下半期にはその営業ツールとして「ヘアカタログ」を発行し、全組合店に配布して活用を推進する。

 また理容あるいは美容の免許取得者が、もう一方の免許を取りやすくするため、共通する学科は省く方向で検討されている。しかし理容理論・美容理論は技術の根幹に関わる科目なので、筆記試験には残す方向としていく。

 危惧されている組合員の減少や共済の減少は、組合の財源に関わることだけに、対策を立てなければならない。とくに地方の組合が元気になってほしいので、2億5000万円の予算をつかって、元気を取り戻す活動を行なっていく。

 さらに次年度につなげる事業として、東京オリンピックに向け増え続ける訪日外国人客対応のインバウンド事業の取り組みをすすめるとともに、日本の「理容技術の大切さ気運を高めたい」と説明が行なわれた。

 その後、議案第1号について審議・採決が行なわれ、同議案は全会一致可決承認された。

 引続き同議案は総会に上程され、可決承認を持って臨時総会・評議員会は終了した。

なお、臨時総会・評議委員会に先立って平成28年度各種表彰が行なわれた。
<厚生労働省医薬・生活衛生局長表彰(敬称略)>
田上武男(高知県理容組合常務理事)ほか14名

<全理連理事長表彰>
佐々木敦夫(高知県理容組合理事)ほか74名

<2015年理容業振興論文入賞者表彰>
最優秀賞/宇野晴道(滋賀県)テーマ・理容業界における「女性活躍社会」を考える
優秀賞/田中トシオ(東京都)テーマ・組合組織による店舗紹介制度について
優秀賞/宇都宮まどか(福岡県)テーマ・技術を売る時代から価値を売る時代へ

 

 

ビューティネットワークOPK
『74th OPK BEAUTICIAN FAIR 2016』

 一般社団法人ビューティネットワークOPK(坪内能莉子理事長)は11月14日、大阪・リーガロイヤルホテルでAnniversary80+1Next『74th OPK BEAUTICIAN FAIR 2016』を開催した。

 フラットな会場での開催はOPK初。開会前から熱気に包まれた中で奥村和子副理事長の開会のあいさつに続いて、300余名の選手を代表して木村顕光選手の選手宣誓により第1部のコンテストが開始された。そして栄えある2016年OPK大賞は、森分歩選手の頭上に輝いた。

 競技終了後、坪内理事長は「昨年80周年を迎え、本年は80年プラス1年。新しい美容の繁栄のためにOPKの中で構築し、皆さまに提供できる会にしたい。これから関西の中でやはりOPKといってただけるよう精進、努力する」とあいさつした。

 続いて坪内篤憲、中田敬二、藤本信輝、山鹿俊貴、西田勝巳(FB会員)の各新会員が紹介された後、ゲストとして招かれた柿本榮三氏は2017年5月15〜17日、大阪・リーガロイヤルホテルで『ICD世界大会』を開催すると発表した。

 第2部のステージでは、大阪ウェディング&ブライダル専門学校生徒の躍動あるダンスパフォーマンス『It’s show time!! 〜Girls dance〜』が、OPKステージでは“Spontaneous”をテーマに古久保幸治氏、“花鳥風月”をテーマにした七条慶紀氏による華麗な美のステージが繰り広げられ、来場者を魅了した。

コンテスト各部門上位入賞者は次のとおり。
【Ladiesカラー&カット(女性モデル)】
優勝・OPK大賞・大阪府知事賞・サポートメンバー賞:森分 歩
2位:木村顕光
3位:森 美華
新美容出版賞:清水裕之

【men’sカラー&カット(男性モデル)】
優勝・大阪府知事賞:山本 拓
2位・週刊美容賞:日野出典子
3位:竹内智美

【振袖(一般)】
優勝・坪内弘江賞・大阪府知事賞・大阪市長賞:鈴木未来
2位:松本奈々子
3位:田保凉子
美容総合出版賞:太田久美子

【ヘアー&メイク(一般)】
優勝・名誉会長賞・大阪府知事賞・コワフュール・ド・パリ・ジャポン賞:秋吉夕海沙
2位:柏倉達則・西村奈月
3位:梶谷いずみ・松木美樹

【MATOMEGAMI(一般)】
優勝・大阪府知事賞・ヘアサロンジャーナル賞:中嶋庸介
2位:野垣奈緒美
3位:谷口琴音

【MATOMEGAMI(学生)】
優勝・理美容教育出版賞:菖蒲池 隼
2位:塩見絢香
3位:植山愛梨沙

【留袖(一般)】
優勝・大阪府知事賞・美容ニュース賞:今井佳英子
2位:加納恵里
3位:藤原晴奈

【留袖(学生)】
優勝:赤瀬 蓮
2位:長井里央

【カット&カラー(ウィッグ/一般)】
優勝・大阪府知事賞・大阪市長賞:神崎小幸
2位・髪書房賞:北谷彩央里
3位:風元亜友美

【カット&カラー(ウィッグ/学生)】
優勝:吉村勇希
2位:千田遥香

【ヘアー&メイク(学生)】
優勝・女性モード社賞:相田璃子・片淵華練
2位:蓮尾美京・原田和奈
3位:吉本 華・高田恵梨

【カット基礎(学生)】
優勝:小林功征
2位:山田 蓮、日野将也

【ワインディング オールパーパス(一般)】
優勝:増田綺花
2位:田上雅子
3位:宇津木智輝

【ワインディング オールパーパス(学生)】
優勝:宮本萌加
2位:小林愛美
3位:宮内えれな

【ワインディング 新課題(学生)】
優勝:宮本萌加
2位:馬場崎妃菜乃
3位:天羽響子

【アートチップ】
優勝:榎本光千歩

 

 

全国美容週間実行委員会
『11月度会議』開催

 NPO法人美容週間振興協議会 全国美容週間実行委員会(上田美江子2016年度実行委員長)は『第11回実行委員会会議』を11月16日、東京・渋谷区の(株)ミルボン東京青山支店で開催した。

 上田実行委員長は活動報告の中で「熊本地震被災地へ11月分の支援金7万4700円を送金し、累計51万2860円となった。これからもできることで被災地を支えていく。次年度からは実行委員長のバックアップをしていきたい」と述べた。

 今後の進行については、11月29日にヤマノホールで開催するコンテスト「マスターズカップ」と、終了後にハイアットリージェンシー東京で行なわれる「ファイナルパーティ」の確認などが行なわれた。「マスターズカップ」では、上田美江子「Woman Loveファンタジービューティ」(ヘアショー)も開催する。

 また次期実行委員長の木下裕章さんは、2017年度活動の概要を発表。それによるとテーマは“ワンランク上の大人”、サブテーマは“plus men’s”。全国美容週間実行委員会に所属するサロンがワンランク上のサロンになるよう、教育を重点的に全国に発信していくという。

 その後、分科会委員会と各支部から活動報告があり、終了となった。

 

 

美容十二章会(川田温子会長)は11月15日、東京・代々木の山野ホールで『第35回フェスティバル ド ジャポン』を開催した。

 一昨年以来となる同コンテスト。若きアーティストの発掘と育成のために誕生し、今年で35回目を迎える。

 今回のテーマを「keep trying」(キープトライング/挑戦し続ける)として、ワインディング、カットアート、レザーカット、まとめ髪、カットストリートの5部門、またカットストリート部門特別賞の山野愛子賞では、同会名誉会長でもある山野愛子ジェーン氏が審査。各部門で熱戦が繰り広げられた。

 川田会長はあいさつの中で各位への謝辞と、「美容の道はキリがなく前進また前進。コンクールに出場する皆さまも、普段のサロンワーク、勉学の合間に培った技術を本日は充分に発揮し、自身の最高の技術を見せてほしい」と参加選手を激励した。

 次いで来賓を代表し、タカラベルモント 野口耕永 取締役 理美容事業部 副事業部長、ウエラ プロフェッショナル サロンプロフェッショナル事業 長島好秀 副代表があいさつ。山田憲一大会実行委員長より開会宣言が述べられると、さっそくコンテストに移った。

 また競技終了後には同会メンバーによるヘアショーも行なわれ、New HairLine「Zone」(山田憲一、武田浩、尾崎一巳)、Set Live「Urban Spiritual」(内藤久美子、渡辺雅美、杉尾富由紀)、創作帯結び「野の花」(川田温子、鈴木乃梨子、飯塚艶子、本橋東子、吉澤富子)の3ステージが披露され、観客を魅了した。

結果は以下のとおり。
【ワインディング部門】
1位:渡部由梨香(国際文化理容美容専門学校/東京都)
2位:川島沙予(東洋理容美容専門学校/千葉県)
3位:麻生誠人(山野美容専門学校/東京都)
ジャーナル賞
㈱オールビューティ社:中田しおり(国際文化理容美容専門学校/東京都)
理美容流通新聞社:栗原 彩(国際文化理容美容専門学校/東京都)

【カットアート部門】
1位:太田恵里彌(KENJE FACE. 石川町/神奈川県)
2位:大槻咲季(KENJE FACE. 石川町/神奈川県)
3位:山口冬樹(シーウェーブスタイルクラブ/神奈川県)
ジャーナル賞
㈱ 女性モード社:山口冬樹(シーウェーブスタイルクラブ/神奈川県)
㈱週刊美容:菊池美貴(山野美容専門学校/東京都)

【レザーカット部門】
1位:川上有佳里(美容室ウーマン/茨城県)
2位:宮脇春生(山野美容専門学校/東京都)
3位:内田亮太(山野美容専門学校/東京都)
ジャーナル賞
㈱近代美粧社:内田亮太(山野美容専門学校/東京都)

【まとめ髪部門】
1位:湊 磨帆(山野美容専門学校/東京都)
2位:櫻井成美(星川美容室/埼玉県)
3位:高尾洸平(山野美容専門学校/東京都)
ジャーナル賞
㈱ 百日草:高梨朋美(山野美容専門学校/東京都)
㈱美容総合出版:河部敦志(山野美容専門学校/東京都)
㈱ コワフュール・パリ・ジャポン:高梨朋美(山野美容専門学校/東京都)

【カットストリート部門】
1位:髙木龍一(ケンジ Brown/神奈川)
2位:小野寺 友(FACE.洋光台/神奈川)
3位:太田恵里彌(KENJE FACE. 石川町/神奈川県)
山野愛子賞:吉田京子(K JetGirl/茨城)
ジャーナル賞
理美容教育出版株式会社:山本 剛(nicoHairAteliea/千葉県)
㈱ 新美容出版社:山本 剛(nicoHairAteliea/千葉県)
美容かながわ新聞社:髙木龍一(ケンジ Brown/神奈川)

 

 

日理『TADAO ARAI Up Styling 2016』
4スタイルで魅せる

 日理株式会社(新井利和社長)は11月17日、東京・港区芝公園の東京メルパルクホールで新井唯夫講師(FEERIE代表)によるセミナー『TADAO ARAI Up Styling 2016』を開催し、魅力的なスタイルを披露した。

 新井講師は「現在のヘアアレンジで流行っているのは、自分で作ったようなスタイル。ただ自分でもできそうなので、サロンに行き料金を払ってまでアレンジを頼まない。そこで売上げアップには、顧客にとっての価値観が必要。“あなたの髪質に合わせたスタイル”“あなたの骨格に合わせたスタイル”など、その顧客のためだけのデザインで価値を高めていく。そしてスタイル解説とスタイルがキープできる日数を伝え、次回の予約と取りつけることが大切」と話した。

 ウエディングスタイル、ギブソンタックなどで、4作品を仕上げ、途中ではデッサン画を描き、恒例の観客プレゼントじゃんけん大会も行なわれ、会場は大いに盛りあがった。

 

 

UDI
『UNITED DANKS CONTEST 14』
世界最大のヘアカットコンテスト

 ユナイテッドダンクス インターナショナル(UDI/本田義久理事長)は11月8日、神奈川県・横浜アリーナで世界最大のヘアカットコンテスト『UNITED DANKS CONTEST 14』を開催した。

 モデルカット部門に937選手、ウイッグカット319選手、ワインディング127選手、ホイルワーク114選手、フォト502作品がエントリー。審査は日本を代表するトップスタイリスト11名と、世界的に活躍するAnna Kulec Karampotisさん、Datin Winnie Looさんが務めた。

 モデルカット部門は審査員一人ひとりが最優秀賞×1選手、金賞×3選手、銀賞×5選手を表彰するというもので、コンテストの頂点・グランドチャンピオンには仙田山清隆選手が手にした。

おもな入賞者は以下のとおり。
[モデルカット部門]
【グランドチャンピオン】仙田山清隆(Ash渋谷)

〈最優秀賞〉
伊東秀彦賞:辻 あき子(Ash鶴ヶ峰2号店)
岡村享央賞:中村ゆい(C-LOOP UNITED TU.LUCE)
小村順子賞:松澤 航(KENJE/FACE。大船)
金子利彦賞:村田ちかこ(C-LOOP UNITED SALON DE JOE)
川島修身賞:山口 俊(Ash中野)
奈良裕也賞:斉藤雪乃(KENJE/CAPA秦野)
根本貴司賞:神保満和子(KENJE/CREED)
MAYUMI賞:仙田山清隆(Ash渋谷)
宮村浩気賞 :小堀 徹(Ash阿佐ヶ谷)
八木岡聡賞:有馬壮一郎(イディア・ノブ BASSA保谷)
由藤秀樹賞:中村ゆい(C-LOOP UNITED TU.LUCE)
Anna Kulec Karampotis賞:仙田山清隆(Ash渋谷)
Datin Winnie Loo賞:笠間 茂(KENJE/ARK+ING)

[ウイッグカット部門]
最優秀賞:佐藤直樹(ケンジ・CAPA能見台)

[ワインディング部門]
【優勝】天満桃佳(KENJE/FACE。大船)

[ホイルワーク部門]
【優勝】木村 愛(クラップス/mist)

[フォト部門]
〈リアルルック部門〉
【グランプリ】原 人(C-LOOP UNITED SALON DE JOE)
〈クリエイティブルック部門〉
【グランプリ】奥村能尊(Ash吉祥寺)

 

 

高津理容美容専門学校
『50th Anniversary KOZU HAIR FESTIVAL 2016』

 高津理容美容専門学校(古武一成理事長、高坂尚志校長)は10月24日、大阪国際会議場で『50th Anniversary KOZU HAIR FESTIVAL 2016』を開催した。

 昭和42年2月に第1回目が開催されて以来、業界発展とともに内容を改めつつ記念すべき50回目を迎えた同フェスは、テーマを『Nouvelle BEAUTE』として伝統文化を基に新たな美を創り出していく姿を表現。

 同校学生が日頃の成果を発揮し、秀逸な作品を創り出し競われたコンテストステージから始まり、一般ヘアスタイリストによる競技も行なわれた。

 競技終了後は、同校学生・OBによるコラボステージ、講師会ステージと続き、講師会ステージでは現代の名工を受賞した池田道治氏、なにわの名工を受賞した岩見和彦氏の名工デモンストレーション、和装ステージ、洋装ステージが繰り広げられた。

 またbon hair & makeはじめ12サロンのサロンステージ、特別ゲスト・新井唯夫氏、湯谷純明氏のステージは来場者を魅了し、50回記念を華やかに演出した。

各部門上位入賞者は次のとおり。
<学生部門>
【理容カット(資格試験)】
優勝:黒﨑恵生

【理容ワインディング】
優勝:重松 学
2位:山本祐貴

【ワインディング2年生】
優勝:御園麻緒
2位:大坂菜穂
3位:阿比留奨太
入賞:上河茉由、細田恭平、山口雄作、小畑美月

【ワインディング1年生】
優勝:安里侑花
2位:前田織衣
3位:田中俊成
入賞:田中千晶、細川あずみ、西濱夢成、河崎魁仁

【カット】
優勝・大阪市長賞:宇原 茜
2位:喜納瑞貴
3位:芝 のりみ
入賞:池首実里、後藤和子、江上由莉

【カット ワンレングス】
優勝・後援会長賞:杉原邑胡
2位:濱吉大豊
3位:畑中愛梨
入賞:山名優花、花谷雄生、田渕彩佳莉

【ピンカール】
優勝:片岡真駒
2位:辻田祥基
3位:木本 希
入賞:迫田千明、二村真智子、宮部佑香

<一般部門>
【カットデザイン(ブラック)】
優勝:別院健太
2位:堀田実花
3位:竹内智美
入賞:藤原克誌

【カットサロンスタイル(モデル)】
優勝・大阪府知事賞:中川沙姫
2位:中田義彦
3位:中出万葉
入賞:大久保真希、髙嶺夢奈

【カットフリースタイル(ウィッグ)】
優勝・古武学園賞:﨑山貴行
2位:和田一宏
3位:北谷彩央里
入賞:福田由紀、雪本 愛、稲川紗由佳、藤岡宜亜、立野一美、北田美紗季、宮川太志、石本真央、福田隆己、武東昇平、中村圭吾、鈴木 彩

【ワインディング一般】
優勝:小西勇次
2位:齊藤しづか
3位:堂之下菜々
入賞:安部美加、塚前麻里奈

【トータルファッション】
優勝:角馬瑞穂、野田彩香
2位:木村信子

【留袖着付(ボディ)】
優勝:森下文菜
2位:大谷 碧
3位:武田 泉
入賞:岡原愛美、山口敦子

【振袖着付(モデル)】
優勝・大阪府知事賞:山中里紗
2位:弘田 舞
3位:尾原美希
入賞:美濃美咲、本勝真実、大節美里

【新日本髪】
優勝:岡田侑香里
2位:西村紗耶
3位:川東里佳
入賞:野田千咲、西田依織

【アップスタイル(クリエイティブ)】
優勝・後援会長賞:石田進一
2位:椙山綾香

【アップスタイル(夜会)】
優勝・理美容教育出版社賞:佐伯有彩
2位:坂本麻美
3位:安田ひかり
入賞:大川莉歩、髙坂俊介、鎌内春香、辰巳夕佳

【コンテストショートデイスタイル】
優勝:槙本紗也
2位:西川雄貴

【フォトコンテスト(サロンスタイル)】
優勝:外海美希
2位:大久保真希
3位:安永汐里
入賞:星川沙織、蔵本 純、渡辺由里絵、吉丸雅人、植松良介、中村千春、森分 歩、武田百合菜、堤 友希、甲斐亜美

【フォトコンテスト(クリエイティブスタイル)】
優勝:坂本千恵
2位:髙宮詩帆
3位:江口裕美
入賞:田中舞子、竹林 亮、木村信子、白澤 瞳

【ヘアデザイン】
優勝:大礒美香
2位:髙木美希
3位:山本祐貴
入賞:小林諒子

【ネイルチップコンテスト】
優勝:田中夕加里
2位:小杉美栄子
3位:前川彩花
入賞:岡田美紗貴、熊本七海、小嶋紗綾、前川紅音

 

 

第34回オルタナティブヘアショー』出演報告会
和と洋の融合をテーマに

 10月16日、英国・ロンドン、ケイジントンのロイヤルアルバートホールで「The 34th Alternative Hair Show London 2016」が開催され、例年どおり、今回もKohsuke Visual Network Team(琢磨陵征リーダー)が参加。15回目の出演を果たし、その報告会が11月2日、東京・新橋の資生堂プロフェッショナル社で行なわれた。

 報告会ではまずチームリーダーの琢磨陵征氏、メンバーの嶌田真宏氏、メイクアップの小林美晴氏、合計3氏が紹介され、続いて琢磨氏がショーについて報告。今年のテーマである『カブキロックスター』について説明。和文化の中に西洋文化を散りばめて、エキゾチックな中にも現地の人にも受け入れられやすいテイストを目指したという。琢磨氏によれば、「あらためてビデオ等を見直してみても、我々のモデルが一番目立っていたのではないかと思う」とチームを自賛。一方で、「年々、このショーに参加する意義と責任を重く受け止めるようになった。世界中の一流美容師の面々と同じステージに立てることを光栄に思う」とも語っていた。

 後援を務めた資生堂プロフェッショナル(株)の兵沢清美社長が労いのあいさつの後、ジャーナルとの質疑応答。その後、会場を移し懇親の場が設けられ、交流を深めつつそこではヘアショーへのきさくな質問などが飛び交っていた。

 

 

千葉県理容組合次世代研究グループ
『研修会』 喜びのある人生を歩む秘訣

 千葉県理容組合(増田稔理事長)次世代研究グループ(仲川伸雄幹事長)は11月7日、県理容会館において、おもに外食業のコンサルティングを行なっている釼持宏之氏を講師に招き『成功とは? 満たされた人生を送る為の目標設定と価値観の充足を考える』と題した研修会を開催した。

 釼持講師はまず、“喜びのある人生を歩む秘訣”として、自分の成功を知る、人間の特質を理解する、自分の最高の価値観を満足させる、の3点を挙げ、「成功とは、価値ある目標を設定し、段階を追って実現すること」と定義。

 そして「成功には、人間の潜在能力をいかに使うかがカギ。多くの人は能力の限界を自身で作っている。そこで大事なのがモチベーション。モチベーションとは恐怖、報酬、心構えの三要素からなる人の行動の動機付け。恐怖と報酬は慣れにより持続しにくいが、心構えは自身の最高の価値観を見つけることで継続される。目標を達成しても充足感が得られないのは、自分の価値観に見合った目標ではないため。価値観と一致した目標設定が大事」と説く。

 続けて、目標達成に到達する計画の立て方の極意を解説。そして最後に達成を助ける道具として積極的、肯定的な言葉を繰り返し取り込む「アファメーション」と、成功のイメージと結び付ける写真や画像を常に目にする「ビジュアライズ」を紹介し、研修会は終了となった。

 

 

月曜会
『創設70周年記念大会 2016年ヘアコンクール』

 美容技術研究団体月曜会(新屋敷和美理事長)は10月31日、大阪・吹田メイシアターで『月曜会創設70周年記念大会 2016年ヘアコンクール』を開催した。

 今年度から理事長に就任した新屋敷氏は「記念大会を関係各位の協力により開催できた。創設者の故梅本伊三郎、文子夫妻の偉大な功績と、理事会制に変更されてからの宮口豊理事長はじめ、中尾清子理事長、小川豊茂理事長の努力のおかげだ」と感謝を述べた。

 競技は今年度から、アップサロンスタイルとネイルアートの2部門が新設され15部門となっている。上内良文選手の選手宣誓で、競技が開始された。

各部門上位入賞者は次のとおり。
【カット&ブロー】
優勝・大阪府知事賞・理事長賞・女性モード賞:田口隼人
準優勝:上地優大
3位:市川広人

【クリエイティブヘアー(学生)】
優勝・理事長賞・ミルボン賞:五十嵐拓将

【アップサロンスタイル】
優勝・理事長賞・美容ニュース賞:加古皐月
準優勝:田中優里
3位:田中優希

【まとめ髪】
優勝・大阪市長賞・理事長賞・梅本文子賞:大山宏輔
準優勝:前田 亮
3位:東 誠也

【新日本髪】
優勝・理事長賞・理美容教育出版賞:五十嵐拓将
準優勝:東 誠也
3位:西村紗耶

【ロッド巻き(オールパーパス)】
優勝・理事長賞・ルベル賞:井上祐樹
準優勝:髙井広之
3位:古満加奈

【ロッド巻き(デザイン)】
優勝・大阪市長賞・理事長賞・ロレアル賞:鐵山政彦
準優勝:丸谷美空
3位:大坂菜穂

【カット国家試験(レイヤースタイル)】
優勝・理事長賞・梅本伊三郎賞:小林功征
準優勝:宇原 茜
3位:杉本 光

【フィニッシング(学生)】
優勝・理事長賞・新美容出版賞:安田凪穂
準優勝:喜友名泉樹
3位:正木佑馬

【カットスタイリング(学生)】
優勝・理事長賞・タカラベルモント賞:春木淳也
準優勝:小堀誠治

【カット&ブロー(学生)】
優勝・理事長賞・宮口豊賞:小堀誠治
準優勝:長谷川 寛
3位:春木淳也

【留袖着付】
優勝・理事長賞・梅本文子賞:品川澪奈
準優勝:福永愛羅
3位:川島夏美

【振袖着付】
優勝・大阪府知事賞・理事長賞・百日草賞:米谷百葉
準優勝:日髙 愛
3位:松田帆乃華

【リターンウイッグ】
最優秀賞:青木杏果
優秀賞:堀田梨紗
優良賞:額賀麻菜美

【ネイルアート】
最優秀賞:平松和恵
優秀賞:林 祐有
優良賞:細川実知香

 

 

山﨑伊久江美容室
『第219回社内ロングヘアコンテスト』

(株)山﨑伊久江美容室(山﨑光信社長)は11月22日、東京・高田馬場のアリミノホールで『第219回社内ロングヘアコンテスト』を開催した。

 同社各店から36選手(1選手写真審査)が参加した今コンテスト。テーマを“グレイスフル・アップ”として、選手たちは上品で優雅なアップスタイルを40分間で作りあげた。

 表彰式では山﨑伊久江審査委員が「テーマを研究していて、いろいろなスタイルがありよかった。シニヨンスタイルだと、前から見るとさみしいヘアスタイルになりがちである。フロント部分にもう少し力を入れてほしかった」と総評した

各賞は以下のとおり。
【優勝】宇野はるな(ホテルグランドアーク半蔵門)
【準優勝】田中裕子(渋谷)
【第三位】竹原美奈子(東京ドームホテル)

団体賞
ホテルグランドアーク半蔵門

ジャーナル賞
【理美容教育出版賞】佐藤優里香(新宿)
【コワフュール・ド・パリ・ジャポン賞】宇野はるな(ホテルグランドアーク半蔵門)
【女性モード社賞】佐藤優里香(新宿)
【百日草賞】田中裕子(渋谷)
【美容ニュース賞】田中裕子(渋谷)
【理美容流通新聞社賞】田中裕子(渋谷)

 

 

横田富佐子総合美容文化会『第235回例会』
サロンワーク・モード系スタイル、食の重要性を学ぶ

 横田富佐子総合美容文化会は11月15日、東京・代々木の美容会館で『第235回例会』を開催した。

 まず技術講座では、デ・ドール コーポレーション(ELICA)代表取締役で、美協(NHDK)副理事長・創作設定プロジェクト副委員長である桜井靖浩氏を招き、テーマを『MODE&REAL CLOTHES』としてスタイルを披露した。

 年に100回以上のセミナーを開催して好評を博している桜井講師は、2名のモデルでサロンワークからモード系のスタイル4点作り上げる中、ヘアショーの仕込みの重要性、スタイリング剤のコントロールの仕方、すき毛の扱い方に関するまでユーモア交えたトークで解説。明日からのサロンにも応用できる内容の濃い講習となった。

 続く教養講座では、健康ナビゲーターで、血液サラサラ請負人との異名を持つ久保山 誉氏が、『美容技術と食の知識で、圧倒的な美容師になる!』〜髪だけでなく、カラダ全体の美しさのサポートをしよう〜というテーマで講演した。

 栄養運動指導歴17年でNESTA認定ダイエット&ビューティスペシャリストの資格を持つ久保山氏講師は、軽快で愉快なトークで食の重要性を語り、また受講者も身体を使い楽しみながら能トレに参加。

 さらに健康のためにストレスをかけずに楽にダイエットできる、『極上の健康のための食マインドピラミッド』という表を掲示しながら解説するなど、あっという間の1時間となった。

 

 

美容十二章会『第400回月例会』
ショートスタイル、粋な自装と男袴を学ぶ

 美容十二章会(川田温子会長)は11月9日、第400回となる『月例会』を東京・代々木の美容会館6Fで開催した。

 冒頭、川田会長から受講者に400回記念の品が配布されると、さっそく月例会に移る。まず山田憲一講師が、ゾーンカットを用いたショートスタイルを披露。ネープはV字のグラデーションに刈上げるが、普通に刈上げると中心も短くなるのでV字にはならない。ネープの中心と耳後ろの長さを残すように刈上げるために、コームのテクニックを説明した。またサイドは極端な前下がりで長くし、ハイレイヤーにカットした。

 バックのグラデーションとサイドのハイレイヤー、生え際をアウトラインを崩さずつなげていくには、細かくスライスしたゾーンカットが必要になる。髪の落ち方や生え方など、色々な側面を見ながらカット。

 そしてトップにマッシュを乗せると重さが出てしまうので、ゾーンカットで重さを落とす。このときグラデーションを残しながら重さを取るのがポイントで、「ひとつ間違えると穴が開いてしまうが、カットは繊細な気持ちでしましょう」と語った。

 続く鈴木乃梨子講師は、あらかじめ受講者から希望を聞いていた粋な自装と男袴を披露した。

 男袴では補正から説明し、動きやすく崩れない着付け方のコツを解説。襟元は崩れやすいが、となればみっともなく見える。これを防ぐためにピンを使用することがあるが、ピン自体がずれてしまえば結局は崩れてしまう。そこで受講者だけに襟元が絶対に崩れない方法を紹介した。

 他にも歩きやすいように着物を開いたり、お辞儀をしても崩れないように背中に余裕をもたせたりと、動いても崩れない工夫がされていた。その後、自分自身の帯を外し、粋な自装の帯結びも披露し、月例会は終了となった。

 

 

『COMES ALIVE vol.16』

 11月14日、大阪・umeda AKASOでHAIR THINKS(河内清会長)主催の『COMES ALIVE vol.16』が“union〜ふたつ以上のものをひとつに〜”をテーマに開催された。

 若手スタイリストの育成、技術講習の延長、そして楽しみのなかにも美容師の品格を高めるイベントとして認知され、今回で16回目を迎えた。

 開催にあたり河内会長は「先日行なわれたジャパンヘアドレッシングアワードの表彰式で、新しいデザインを見るのは楽しいと感じ、この仕事していて良かったと思う瞬間だった。今日もそのような瞬間があると思うので、最後まで楽しんでほしい」とあいさつした。

 1stステージは『CINEMA SIDE』をステージテーマに、Liz≒B by Hair’s Lunetta(60年代)、TONAI(70年代)、Any-D(80年代)、Dab(90年代)、Pap’s de coiffeur(00年代)の5サロンがその年代をコンセプトにパフォーマンス。そして2ndステージでは『PALETTE SIDE』をステージテーマとして、ELLY LONDON(PINK)、dot.hair(RED)、ELLY LONDON(YELLOW)、Spin hair(GREEN)、18JAPAN(BLUE)、Spin(MONOCHROME)の5サロン6チームがそれぞれ色をコンセプトに、個性を活かした作品を披露した。

 

 

dhk理美容協同組合
「次世代カツラツーペ Minで理美容業界のビジネスチャンス」
東京都中小企業団体中央会が主宰する「組合アイデア大賞」に選出・認定

 dhk理美容協同組合(根本憲一理事長)は10月13日、以前より出願していた「次世代カツラツーペ Minで理美容業界のビジネスチャンス」が東京都中小企業団体中央会が主宰する「組合アイデア大賞」に選出・認定された。

 同日には秋葉原コンベンションホールにて開催された表彰式に参列し、根本憲一理事長を始め、コンセプトやテクニックの創出に関わったメンバーが歓喜の笑みを浮かべた。

 今回の受賞の決め手は男性を悩ませ続ける薄毛を自然にカバーし、なおかつメンテナンスが容易なツーペを開発したことである。導入するサロンにとってもひと手間の工夫により、3〜5万円の単価アップが期待できる点も業界の振興に大きく貢献すると評価された。

 

 

『平成28年度の卓越した技能者(現代の名工)』

 厚生労働省は、このほど『平成28年度の卓越した技能者(現代の名工)』の表彰対象者160名を決定した。理容業および美容業からは以下の6名が選ばれた。

理容師
町田典一(町田バーバー/東京都)
南 光男(ヘアーショップミナミ/大阪府)
駒崎 智(シャンテ Hair Stylish Club/東京都)

美容師
瀬川けい子(サカエ美容室/愛知県)
田熊文子(フミ美容室/京都府)
渡邊雅美(サロン・ド・ユーウ/東京都)