2016年11月1日号(第1650号)

 

 

全国美容週間実行委員会
『第10回実行委員会会議』開催
“Woman Love”ラストステージに向けて

 NPO法人美容週間振興協議会 全国美容週間実行委員会(上田美江子2016年度実行委員長)は10月19日、東京・台東区の滝川株式会社で『第10回実行委員会会議』を開催した。

 上田実行委員長は冒頭のあいさつで、「お客さま一人ひとりの夢をかなえたい、一人ひとりの人生の主役の瞬間のお手伝いしたいとの想いから、今年は“Woman Love”をテーマに活動しており、テーマに沿って開催されたBeauty Week Festivalは、すべて大盛況のうちに終了した」と述べ、フェスティバルのダイジェスト版VTRを鑑賞した。

 今後の予定について、11月29日に開催されるマスターズ・カップコンテストは「今回は、コンテストのほかにファンタジーステージ(上田美江子ショー)がある。これまでのWoman Loveステージとはがらりと変えて、少女心を引き出して年齢を超えて誰もがかわいいと思い、ワクワクするスタイルをつくりたい。“Woman Love”のラストステージとなるので、協力をよろしく」と述べた。

 その後、各支部・委員会から活動報告が行なわれた。

 

 

日本ヘアカラー協会
『JHCA 2016 AREA PRESENTATION』東京エリアを開催

 NPO法人 日本ヘアカラー協会(JHCA/野村慎二2016年度委員長)は10月11日、東京・渋谷の山野美容専門学校で『JHCA 2016 AREA PRESENTATION −東日本エリア』を開催した。キャッチフレーズは「HAPPY Color×2」。

 YAMANO HALL(B3F)で行なわれたオープニングでは、まず野村委員長が「今年、ダブルカラー比率50%を目指しているが、現時点では道半ば。勉強の場であるプレゼンほか、来年のコンテストまでにしっかり勉強していただき、ベリーハッピーをつかみたい。クラスルーム講師は実力者ぞろいなので、ハッピーになるためのヒントやアイディアをたくさんもっている。しっかりゲットして、きちんとお客さまに伝えてほしい」とあいさつ。続いて設立発起人の今井英夫、柿本榮三両氏が登壇し、設立のいきさつや、カラーへの想い、大切さを述べた。

 次に今年のコンテストでゴールデングランプリを受賞した3名によるステージが行なわれた。

 その後、2F・3Fの教室で、合計28クラスルームが開かれ、来場者はそれぞれ関心のある教室で、メモをとるなど熱心に受講。廊下にまで受講生があふれ出す超人気教室もあった。

 最後に出演モデルが再度、YAMANO HALLに集結して「TOKYO Hair Collection」が開かれ、クラブ形式で行なわれ、ドリンク片手にショーを楽しんだ。

 同協会では顧客がカラーの塗布技術だけでなく、それによって自分にどんなメリットや効果があるかをヘアカラーに求めているとして、今期“HAPPY Hair Color〈伝達〉”をテーマに、ダブルカラー比率50%という目標を掲げて活動している。

「HAPPY Color×2」とは、美容師がヘアカラーのメリットやバリューをお客さまに伝えやすいメイクアップ感覚の2ステップカラー(ベースメイクとフロントメイクの2プロセス)のこと。

 

 

CCLグループ
ヘアショー『繋ぐ』
未来を“繋ぐ”6サロンの競演

『美容業界を盛り上げ、千葉から発信していきたい』と、千葉近郊の6サロンが集い起ち上がったCCLグループ(超千葉LOVE)は10月25日、千葉・船橋市の船橋市勤労市民センターでヘアショーを開催した。

 テーマを『繋ぐ』。これからの美容業界に発信したいと思っている同志とのつながり、未来の美容師になる学生とのつながり、一緒に盛り上げていきたいという方々とのつながり。このイベントをきっかけにさまざまな未来をつなげていきたい。そのような想いから掲げられている。

 出演サロンした6サロン、Espoir、美容室Okuchi、Saku neo-zero、Taebis、PRINCESSE、h.airsは、歌やダンスを交えてのステージや観客席間近でのメイクアップ、来場した美容専門学生にインタビューするなど、思い思いのステージを披露。まさに美容の楽しさを次世代に『繋ぐ』イベントに、会場も盛り上がりを見せた。

 フィナーレでは全出演者を紹介する中、田村 健実行委員長(tamtam)が「美容に対するこれからの熱い想いをどんどん発信していけるような方々の繋がりができたらと想い、『繋ぐ』をテーマに掲げました。2回、3回と繋がっていけるような、美容に対してどんどん発信できるような会にしていけたら」と語り、終了となった。

<出演サロンおよびテーマ>
izm〜イズム〜
継承すること。技術、楽しさ、想い、魅力、発信力、人間力。Espoirとして伝えていきたい。
Espoir:赤石ダイスケ、吉田昌宣

FamilyPhoto
あなたの“一生に一度”しかないその瞬間に。美容師だから出来ること、、、。
h.airs:山口大輔、原華子、根本拓磨、岡田佳奈恵、高谷涼

まんまるハッピッピー!!
私たちは美容の楽しさ喜びを感じてもらい、皆様を笑顔に元気にHAPPYにという意味を込めてテーマを決めました。
美容室Okuchi:木田悠一郎、伊藤香奈、南美緒、成田則幸

starlight sparkle!!〜スターライト スパークル〜
女の子は誰でも輝くことができる! 私だって綺麗になりたい… と願う冴えない女の子達にどんな未来が待っているのか。
Taebis:滝口遊、山中美樹、菅谷友美、石川春菜

dual natura 二面性
まるでフィルム映画の中にいるようなモノクロの世界から、一転して変化する迫力のステージをお楽しみください。
Saku neo-zero:吉永裕美、西 隆盛、小原春奈、束原悠香、日比谷翔太

change 変化
あるものがそれまでとは違う状態・性質になること。退屈や停滞は変化を恐れた結果だとしたら、tamtamは常に変化し続ける。
tam tam:鎌田明恵、根本敦史、富永衣利菜、岩高愛美、大和田梓、箕輪由紀

 

 

日本美容専門学校特別授業『芸術鑑賞教室』
一流演奏家のクラシック音楽を楽しむ

 日本美容専門学校(阿部博人校長)は10月13日、創立30周年を迎えたサントリーホール(東京・港区)で『芸術鑑賞教室』を開催した。

 今回はバロック演奏会であり、出演者はアーポ・ハッキネン氏指揮によるヘルシンキ・バロックオーケストラ、ソプラノ歌手のコロンえりか氏、バロック・ヴァイオリニストのヨハネス・プラムゾーラー氏。

 まず初めにバッハ作曲ブランデンブルク協奏曲第5番が演奏されると、次にヘンデル作曲オラトリオ「メサイア」アリア集を独唱。休憩をはさんでのヴィヴァルディ作曲ヴァイオリン協奏曲集「四季」では、プラムゾーラー氏のヴァイオリン独奏に加え、コロン氏が日本語で朗読した。

 学生たちは芸術鑑賞に相応しくおしゃれな服装に身を包み、優雅なバロック音楽でそれぞれ芸術感性を高めていた。

 開演前、星昭夫副校長は「今日は、いつもと違うファッションで来場していただいたが、TPOに合わせることも今後の仕事には大切。幅広い引き出しをもった美容師・エステティシャンになってほしい」と述べ、ナビゲーターの清水研作氏(作曲家)を紹介。清水氏はバロック時代や、古楽器などについて解説した。

 

 

dhk
『60周年記念研修旅行』開催

 10月17・18日の2日間、dhk東京ヘアモードアカデミー(能登谷博樹会長)は60周年行事として『dhk60周年記念研修旅行』を行ない、熊本に訪れた。

 早朝、羽田空港から空路にて熊本空港に到着すると、空港ロビ−には熊本でサロンを経営しているdhk東京本部講師早野講師と、サロンスタッフの皆様が熱烈に歓迎し、私共一行を出迎えてくれた。

 1日目にはドモホルンリンクルで有名な再春館製薬の施設見学。社員の8割が女性のため、施設内に保育所を設置し働きやすい環境を提供している。

 再春館製薬は1993年頃に経営破綻に陥りそうになり、3か月営業停止にし、現在の西川社長に変わり経営方針を見直したそうだ。これまでも「お客様満足度」を意識していたが、すべてにおいて口先だけになっていき、突如多くの返品の山を目の当たりすることになった。そこで返品の山を社員にも見せ、さらに社内に展示し、このようなことは2度と起こさないよう徹底して心掛けているという。

 そもそもが通信販売のため、オペレーターを介しお客さまに接客する。そこで教育も目の届く管理をして、社員の意識を高めるためにランクアップ(昇進)には制服を変えたり、パート勤務をマドンナ社員と名前をつけたりと、『いかにお客さまの立場になって対応できるか』『お客さまの言葉にはどんな背景があるのか』考えさせ接客を行なわせているという。

 また海外にも出荷しており、専任の社員を常駐させているほか、『自然に負荷をかけてはならない』との経営方針から、電気はソーラーパネルで賄い、生ごみは自社栽培の『畑のたい肥』にする等、自然への対応にも気を使っている。そうしたこだわりはもちろん商品に対しても同様で、自然治癒力を高める効果を考え作られているため、30歳からの衰える年代の方からしか販売しないと徹底している。

 今回の記念旅行では、サロンや組織のためになること、そして熊本の方々の震災にあっても負けない力強いパワーに触れることができ、dhk60周年記念に相応しく印象に残る研修旅行となった。

 

 

日理
『白髪ぼかし・白髪シャドウ』実践セミナー開催

 日理(新井利和社長)は10月11日、東京・代々木の全理連ビルでホーユー共催による『白髪ぼかし・白髪シャドウ』実践セミナーを開催した。

 はじめに日理大村達夫部長が「時間は短く、価値は高いメニューとしてまだまだ伸びる」とし、「男性の美意識が上がっているので売り込み時」とのあいさつ。次いで白髪ぼかしの考案者である渡部道夫講師は、相当普及しているが失敗も多い。それはテクニックよりも染まりやすい髪、染まりにくい髪の見極めと放置時間に問題がある。お客さまは「染まり過ぎはダメ、むしろ染まりが薄いほうが受け入れてくれる」とし、個人差はあるが「普通毛で4〜5分、軟毛は2〜3分、硬毛でも6〜7分の放置タイムが目安」と述べながらなるほどの白髪ぼかしを実践してみせた。

 また、後半は渡部晃央講師による新メニューの「白髪シャドウ」。対象年齢が30〜40代の「白髪が気になってきた」年代向けメニューで、白髪を目立たなくてするというもの。満席の会場からは、今回の講習で改めて「白髪ぼかし・白髪シャドウ」に取り組みたいという声が多く聞かれた。

 

 

ハンサム銀座グループ
『第53回学術技術競技大会』を開催

 ハンサム銀座グループ(藤森英雄会長)は10月17日、『第53回学術技術競技大会』を開催した。理容競技会場は同グループが運営するさいたま市大宮区のハンサム銀座理容美容専修学校、美容競技会場はさいたま新都心のガモウ埼玉スタジオ。14競技種目(理容8、美容6)に同校の学生や従業員が出場し、日頃の練習成果を競い合った。

各種目のおもな入賞者は次のとおり。
〈理容部門〉(カッコ内は業歴年数)
【ワインディング(1年目)】
優勝:増田麻美
準優勝:吉野沙音
第1位:吉澤研吾
第2位:金澤湧也
第3位:船橋実莉
佳作:奈良幸樹、坪谷砂雪、長内伸平、沓掛悠斗、荻原佑奈、呑香きよ美、和田悠可

【ミディアムカット(2年目)】
優勝:佐藤麗菜
準優勝:米田神奈、伊藤 茜
第2位:蛯名登子
第3位:尾野永梨、齋藤朋華
佳作:鈴木優香、番匠江莉佳、近藤安未、武井萌々、神谷 悟、千葉璃菜、亀田健太

【ブロースカット(3年目)】
優勝:高橋由樹
準優勝:野田拓人
第1位:山下拓矢
第2位:葛西彩佳
第3位:千葉奈央
佳作:吉田理沙子、三塚若菜、木村瑠海、戸巻 翼、村岡成耶

【メンズカット&ブロー(ショートヘア/4年目)】
優勝:桑原美鈴
準優勝:郡司彩香
第1位:渋谷あすか
第2位:大山瑠南
第3位:黒田航平
佳作:竹村麻希、原山小鉄、原田彩香

【メンズカット&ブロー(サロンヘア/5年目)】
優勝:伊藤健太郎
準優勝:福岡勢子
第1位:長尾幸奈
第2位:瀬尾若菜
第3位:田村優美
佳作:小寺啓介、田口雅貴、葛西有実

【ベーシックアイロン(6年目)】
優勝:齊藤百恵
準優勝:今野 薫
第1位:下笛直人
第2位:齋藤遙香
第3位:鈴木優人
佳作:後藤春樹、杉本大祐、森 智貴

【メンズカット(7年目)】
第1位:加藤貴文
第2位:海老沼かおり
第3位:柿崎直之

【レディースカット(8・9・10年目以上)】
第1位:吉田幸平

〈美容部門〉
【ワインディング(1年目)】
優勝:阿部汐菜
準優勝:矢部美月(学生)
第1位:坪居優介(学生)
第2位:村田愛奈(学生)
第3位:戸髙江梨香
佳作:府川夏美(学生)、原 志依名(学生)、柴﨑麻衣

【カット&ブロー(2年目)】
優勝:稲葉梨紗(学生)
準優勝:山本真由夏
第1位:長山彩華(学生)
第2位:三野輪 晃(学生)
第3位:庄子綾香
佳作:菅野友美(学生)、貞方彩華(学生)、西村緋菜子、鴨田朱莉(学生)

【デザインカット(3年目)】
第1位:佐藤茉耶
第2位:飯野由利子

【創作カット(4年目)】
第1位:小山内 茜

【モードヘアー(5・6年目)】
第1位:斉藤まどか

【アップ(7年目)】
第1位:佐藤叶実
第2位:布塚秀斗
第3位:竹谷裕二

〈団体部門〉
優勝:ファミリーカットサロンとまと ふじみの店
準優勝:カットサロンエロイカ 新所沢店
第1位:ファミリーカットサロンとまと 東川口店
第2位:Hello’s HAIR DESIGN 鶴瀬店
第3位:カットサロンGINZA S.feel 仙台店

 

 

美容十二章会『第399回月例会』
3歳・7歳の七五三着付け、クリエイティブなショートスタイルを学ぶ

 美容十二章会は10月12日、第399回となる『月例会』を東京・代々木の美容会館で開催した。

 今回はまず本橋東子講師が『七五三の3歳と7歳の着付け』を披露。仕上がった状態で一度披露して、ほどいてから解説しながら結び直した。

 3歳の支度の場合、動き回ってじっとしていないことが多く、あやしながらの着付けではとても大変。そのようなとき役立つのが「作り帯」。すでに結んである帯を巻いて、紐は1本も使わず簡単に立派な帯結びができる。

 また7歳も1点目の帯結びに作り帯を使用。そして2点目はシッカリと帯結びを披露した。実は本橋講師自身も当日は作り帯を着用しており、帯をほどいてみせないと誰も気が付かないほど。襟にも細工を施し、長襦袢を着ていなくても着ているように見せているそうだ。洋服感覚で着られるので食事はもちろん、海外に行ったときも好評だったと述べた。

 続いて山田憲一講師がクリエイティブなショートスタイルをカット。スタイルを作る際はファイナルイメージを持ち、それを切るにはどのようにカットすれば良いか、理論を立ててしっかりカットすることが大事だと述べる。

 よくクリエイティブなスタイルは営業に向かないという声を聞くが、感性よりも理論がしっかりしていないと切れない。クリエイティブなスタイルが切れるということは、設計図どおりのカットができることにつながる。

営業ではお客さま個人のクセや毛量による悩みに対し、どのようにすれば最善かを判断し、その設計図どおりにカットすることで、悩みを解決し再現性もアップする。このように個人に合わせた設計図で技術者自身にしか切れない、自分というブランドを作ってほぢいと語った。

 

 

dhk富山支局
『第11回サロン局講習』
ニューシェービングを学ぶ

 dhk富山支局(清水茂幸局長)は10月20日、富山・高岡市のヘアーサロンふらっとで『第11回サロン局講習』を開催した。

 今回は石川・金沢市の(株)kracieインストラクター、小伏脇奈都子講師を招聘し、ニューシェービングのデモストを行ないながら相モデルでも実践。新しい替え刃にはバリ(加工する際に発生する突起)があるが、それを研磨すればやわらかい刃あたりのシェービングができる。専用の研磨機で新しい替え刃の引き研ぎを片側4回行ない、裏返して4回、そして表返して2回、裏返して2回、さらに表返して1回、裏返して1回研磨するのがコツだという。

 そして可動式バーレーザー(可動バーが刃の前面の皮膚を常に平らに保ちながら進行し、替刃を感じさせない滑らかで、心地よい感触のシェービングを実現する)に研磨した刃を入れてシェービングすると、実にやわらかい刃あたりを体感することができた。

 最後に清水支局長が「理容独自のシェービングの付加価値を高め、明日からの営業に役立てていきたい」と述べ終了となった。

 

 

事務所移転
(株)ビューティ横田

 株式会社ビューティ横田(横田敏一代表取締役)は11月1日より新事務所に移転する。

新住所
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-2-11 新宿WEST COURT 4階

新電話番号
03-6908-7661

新FAX番号
03-6908-7668