2016年2月1日号(第1632号)

 

 

NHDK
『2016年春・夏ニューヘアモード発表会』『東京ショー』

 NHDK 美協日本ヘアデザイン協会(谷口光正理事長)は1月26日、東京・新宿のハイアットリージェンシー東京で、『2016年春・夏ニューヘアモード発表会』ならびに『東京ショー』を開催した。

 冒頭、白坂春光副理事長が登壇し、昨年8月から創作設定を行なってきた今ニューヘアモード『Plume』に触れながら、「今年、60周年を迎えるが、ここに至ったのも会員の皆さまの協力、そしてディーラー、メーカー、ジャーナルの各社の協力あってのこと」と感謝を述べた。

 早速、発表会に移りメインビジュアルとともに大林創作設定プロジェクト委員長が登壇。そのコンセプトを解説した。今回は[エレガンス][グランジ][スポーティ]と、3つのストーリー(バリエーション)を展開しているが、そこで次に登壇した副設定委員長の石渡智花、桜井靖浩、長谷 卓の3氏が、それぞれのカット・カラー・メイクのポイントを解説しながら、『Plume』ステージ上で作り上げた。

 続いて設定委員、モード委員が3ストーリーのバリエーションを披露。またカラーについては、トレンドならびにサロンワークへの落とし方など、掘り下げての解説もされた。

 次いで行なわれた『東京ショー』では、4ステージが披露された。ユースメンバーによるSCENEⅠ『GENDERLESS(ジェンダーレス)』、そしてサロンスタッフSCENEⅡ『RELAX FEMININE(リラックス フェミニン)』、会員ステージSCENEⅢ『BLUEWIRCH(青の魔女)』とSCENEⅣ『着物スペシャルステージ』で観客を魅了した。

 最後に桜井靖浩 東京ショー実行委員長が「今年60周年を迎えるが、その先を目標として会員一同、一丸となってがんばりますので協力を」と述べ、終了となった。

出演者
SCENEⅠ『GENDERLESS(ジェンダーレス)』 ユースメンバーステージ
伊藤めぐみ(メグレール)、大山隼世(MARUSAN)、高橋秀明(サロン・ド・ボーテ タカハシ)、西山 翔(KOZO美容室)、村井良嗣(NB ACADEMY)、若林公太郎(ザ・キッド)

SCENEⅡ『RELAX FEMININE(リラックス フェミニン)』 サロンスタッフステージ
石川 薫(mani CREARE)、加藤龍之介(WITH-HAIR)、小杉弥生(Cleo hair)、古内秀典(昴)、山崎友和(VISAGE)

SCENEⅢ『BLUEWIRCH(青の魔女)』 会員ステージ【洋】
入江広憲(SHISEIDO)、桜井靖浩(ELICA in vitro)、土居一生(美容室Seibu Group)、三浦直樹(hair SHIP reborn)

SCENEⅣ『着物スペシャルステージ』 会員ステージ【和】
加藤待子(美容室Seibu Group)、塩や令子(トータルビューティしおや)、竹村佐代子(フレッシュサラダ)、花枝康子(花枝美容室)、藤井ひろ実(anthos)

 

 

全美連『第366回理事会』『新年懇親会』
顧客満足度向上には従業員の満足が不可欠

 全美連(吉井眞人理事長)は1月20日、東京・千代田区のホテルニューオータニで『第366回理事会』ならびに『新年懇親会』を開催した。

 理事会の冒頭、吉井理事長はあいさつの中で「アベノミクスの恩恵をなかなか実感できず、業界では①人手不足、②低価格、③顧客離れといった問題に直面している。①は労働環境の改善を業界が積極的に行なう必要がある。②は適正賃金の維持に努めるべきである。③はWebでの予約、顧客高齢化による出張美容など、顧客分散や業態が変化している」と、業界における現状を話す。

 これ改善するキーワードは、“労働生産性を高め、分配率を変える”だという。「そのためには技術力を高め、従業員やお客さまの満足度を上げる必要がある。全美連では地方において美容学校との連携を深め、その地方での雇用創出することにより業界発展につなげていく。将来に向け夢を持って従事できるよう、美容連合会BMS制度(創業支援、経営支援、後継者育成支援)の充実により、若い世代の組合加入を図りたい」と述べた。

 永年勤続などの組合表彰が行なわれると、藤原國明副理事長を議長にさっそく議事に入り、まず各委員会が前回理事会以降の進捗状況を報告。吉井理事長は本年10月18日、大分・別府市の別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ)で開催予定の『第44回全日本美容技術選手権大会』について、会場の都合から競技種目を削減しての開催となることを発表。競技はヘア3競技(ヘアスタイル、ストリートカット、カット&ブロー)と、着付2競技(花嫁化粧着付、中振袖着付)、ネイルアート1競技(チップ)。実施が見送られることになった洋装ブライダル、メイク、ネイルケアの3競技については、これを機に審査基準や運営規定などを見直すという。なお、第45回大会の開催地は、徳島県に決定したこともあわせて発表された。

 次に、厚生労働省の補助金事業『生活衛生関係営業好循環促進計画策定事業』ついて事務局が報告。全美連としては“顧客満足度の向上”を最重要課題とし、従業員の勤労意欲強化対応(顧客満足度=従業員満足度)が不可欠とみている。それを受けて『美容業好循環促進計画策定検討会』を設置し、解決に向けて5年計画で推進していくという。

 標準営業約款規程見直しについてでは、理容業では営業種目追加(染毛、エステ、ネイル、訪問福祉、ウィッグなど)や「男子コールドパーマネントウエーブ」から「パーマネントウエーブ」に名称変更することなどを厚生労働省に申請しているが、美容業としては消費者や美容師の意見を踏まえ、組合員のメリットを考えた見直しを行なうとのこと。

 続いて付議事項に移り、第1号議案:予算委員会の設置に関する件、第2号議案:第44回全日本美容技術選手権大会の入場料に関する件は、いずれも賛成多数で可決。入場料A席7,000円(消費税込、昼食付)ゾーン指定、B席6,000円(同)同、学生席4,000円(同)同となる。
また協議事項も賛成多数で可決し、理事会は終了となった。

 理事会終了後、『新年懇親会』が開催された。藤原副理事長の開会の辞に続き、吉井理事長は「この一年が業界にとっても組合にとってもすばらしい年になるよう祈念するとともに、新たな気持ちで事業を進めていきたい」とあいさつした。

 続いて来賓から、塩崎恭久厚生労働大臣はじめ、衆参国会議員が、業界からは大森利夫全国理容連合会理事長、小早川隆敏理容師美容師試験研修センター理事長、鈴木正壽日本理容美容教育センター理事長、須山裕二全国美容用品商業協同組合連合会理事長がそれぞれ祝辞。その後、吉川秀隆タカラベルモント社長の発声で乾杯が行なわれ、新年賀詞交歓の場へとつないだ。

 

 

全国美容週間実行委員会『1月度会議』
“美容師”のすばらしさをPR

 NPO法人美容週間振興協議会(滝川晃一理事長)全国美容週間実行委員会(上田美江子実行委員長)は1月20日、東京・台東区の滝川第二本社ビルで『全国美容週間実行委員会1月度会議』を開催した。

 まずあいさつに立った滝川理事長は「アイディア豊富な上田実行委員長が選出されたことは喜ばしく、美容週間を応援してくれる女性はまだまだいるのではないかと思う。その情熱で進行すれば、業界全体の希望につながる。結束して業界リードすることを期待している」と述べた。

 上田実行委員長は「私は美容のプロであるが一女性でもあり、いくつになっても美容とオシャレは生き甲斐。乙女心でワクワクしたいものであり、“ウーマンラブ”というテーマで、美容師もお客さまもワクワクさせて、美容師という職業のすばらしさを世の中に自然と感じてもらえるようPRしていく。その第一歩として3月15日にセミナーを開催する」と述べ、前月の会議で発表した今年度テーマと活動について詳しく説明した。なお、3月15日のセミナーでは、『アレンジヘアテクニック』という内容。

 またテキストブック『ウーマンラブ』が完成したことも報告。モデルひとりにつき3スタイル(通常スタイル、ちょっとオシャレスタイル、パーティスタイル)で、8人のモデルが掲載されている。今後は美容師もお客さまも、ドレスアップして集う場の提供もしていくという。

 さらに8月30日にアワードや展示会、ヘアメークショーを開催するが、その会場が恵比寿ガーデンホールに決定したとも報告された。

 次いで支部報告では北海道、茨城、栃木、東京、神奈川、京滋、奈良の各委員会が年間スケジュールや方針を発表。分科会報告では、各分科会が今後の方針などが発表された。

 

 

WELLA
『ウエラ インターナショナル トレンドビジョン アワード』

 本年創業135周年を迎えるWELLAは11月22日、ドイツ・ベルリンで 『ウエラ インターナショナル トレンドビジョン アワード(ITVA)』を開催。13回目となる今回は、WELLA135周年を記念してその発祥の地であるドイツが会場となり、世界中から1400人のヘアドレッサーが一堂に会した。

 各国のトレンドビジョンアワードから選出されたファイナリストは37カ国69名のスタイリスト・カラーリスト。「ヤングタレント」と「カラービジョン」の2部門で競い合い、高いスキルとテクニックを生かしてクリエイティビティにあふれる作品を披露した。

 2部門の入賞者にはそれぞれプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの称号が与えられ、さらにストリーミングでショーを閲覧していた観客からもっとも多く票を獲得したファイナリストには、「ピープルズ・チョイス」賞が授与された。なお、この「ピープルズ・チョイス」アワードには約25000票が集まった。

 ウエラ エグゼクティブヴァイスプレジデントであるシルビー・モローは、ウエラの伝統と業界発展への貢献について、以下のように述べた。「135年にわたる豊かな伝統と今日までの成長を祝し、私たちは未来に胸を躍らせてます。ウエラファミリー一人ひとりが、才能と情熱にあふれた全世界の何百万人ものスタイリストの皆さまのために 全力で取り組んでいます。それこそが、私たちが今日ここにいる理由だと思っています」

 なお今回はアワードの受賞者だけに留まらず、ヘア&スタイリング業界の発展に貢献したプロフェッショナル陣を表彰。日本からは44年間のウエラパートナーである嶋義憲氏(SHIMA代表)が、日本での「ヘアファッショントレンド」をリードし、若い人材の育成をはじめ美容業界における卓越したリーダーシップにおいて表彰された。また同日行なわれた「クチュールカラーセッション」では 多くの観客を魅了し、その実力を揺るぎないものとした。

結果は以下のとおり。(サロン名/受賞国)
<ヤングタレント>
【プラチナアワード】
Anastasia Krupovich(Kirpimo Meistrai/リトアニア)
【ゴールドアワード】
Mikaela Edwards(Runway/ニュージーランド)
【シルバーアワード】
Zoe Huang(Zoom Hairdressing/台湾)
【ブロンズアワード】
Sonya Rättö(Prof Tampere/フィンランド)
【ピープルズ・チョイス】
Calogero Castellana(Mimi Hair Fashion/イタリア)

<カラービジョン>
【プラチナアワード】
Craig Clark(HOB Salons/イギリス)
【ゴールドアワード】
Patcharee Apirom(MOGA/タイ)
【シルバーアワード】
Guiping Zhang(Tiffany Salon/中国)
【ブロンズアワード】
James Fang(Headline/台湾)
【ピープルズ・チョイス】
Alina Lulia Calin(AYO Salon/ルーマニア)

 

 

BA東京『記者会見』
「ガラ・ド・ラ・コワフュール」新設競技に員外者の参加も

 東京都美容生活衛生同業組合(BA東京/金内光信理事長)は、恒例の「ガラ・ド・ラ・コワフュール」開催にあたり、新設競技を含めた企画内容についての記者発表を1月22日、美容会館研修室で行なった。

 今大会の特徴として、新設「BA東京カップフリースタイルカット競技」はじめ、全競技に員外者(経営者・従業員を問わず)が参加できる。ただし優勝しても全国競技大会への出場資格は与えられないが、表彰後に組合員として加盟した場合は配慮するとしている。また、各競技への出場資格も美容師免許取得者および美容学校在学生も参加できるので、多くの出場者を見込んでいる。

 新設種目については、よりサロンの営業に近い競技とされ、超有名サロンのスタイリストが審査をするという今回の目玉競技として期待されている。なお、審査員は2月中に発表の予定。

 

 

ESA『エステティックサロンの日』
3月6日に制定、関連団体で参加呼びかけ

 一般社団法人日本エステティック業協会(川中凱雄理事長)を含むエステティック事業者団体有志の意見交換の場であるエステティック事業者団体懇談会(Esthetic Salon Association:ESA)は1月22日、東京・千代田区のTKP麹町駅前会議室で、一般・業界メディアを集めて記者発表会を行なった。

 これはエステティックサロンをより消費者に身近な存在として感じてもらうために、3月6日を「エステティックサ(3)ロ(6)ンの日」と定め、2月14日のバレンタインデーから3月14日のホワイトデーまでの期間を、「エステティックウィーク」とするもの。共通イベントや各団体、サロンの個別イベントを実施していくという。これにより参加サロンには「新規客の増加」「客単価 アップ」「来店頻度の向上」等が見込めるとしている。目標は2000店。

 記者発表には、一般社団法人日本エステティック業協会、一般社団法人日本全身美容協会、全日本全身美容業協同組合、一般社団法人エステティックグランプリ、日本ケアセラピスト協会、EMA、日本脱毛技術研究学会の7団体代表者が出 席。冒頭、川中理事長がこれまでの経緯を交えてあいさつした。3月6日を「エステティックの日」としての制定については、一般社団法人日本記念日協会に認 定されていることが報告されるとともに、エステティック事業者懇談会をESA(イーサ)と称し、今後も関連団体への参加を継続して呼びかけるとしている。

 なお、ESAは「Let`sエステティック!」をスローガンに掲げ、より多くの消費者に幅広くエステティックを利用してもらうイベントを企画していくという。

 

 

東京都理容組合『平成28年 新年賀詞交歓会』
「TOKYO RIYO WAY 明日へのトライ」を掲げ

 東京都理容組合(飛田英雄理事長)は1月18日、東京・文京区のホテル椿山荘東京で『新年賀詞交歓会』を開催。今回は同組合ならびに教育部講師会の合同での開催となり、300名が出席しての大交歓会となった。

 冒頭、飛田理事長は「今年は何事にもトライしていきたいと考えているが、スローガンはその表れ。社会状況がめまぐるしく変動する昨今、最大のライバルは“時代の変化”と言われる。そうした中、明日を創るには『継往開来』先人の事業を受け継ぎ、それを発展させながら未来を切り開くことが求められている。諸先輩が築いてきたこのすばすばらしい業をより進化させ、そして未来を担う若者たちに責任ある方向性(ビジョンコンパス)を示していきたい。そのためにも明日に向かってトライする」とあいさつした。

 続いて来賓として出席した中川雅治参議院議員、丸川珠代環境大臣、石原伸晃衆議院議員ら国会議員、川井しげお都議会議長をはじめとする都議会議員らが登壇して祝辞を述べた。次いで関連団体を代表して日本政策金融公庫・佐藤義朗東京地区統轄、東京理美容品卸商業協同組合・滝川晃一理事長、東京理容用品商業組合・吉田博理事長がそれぞれあいさつした。

 この後、稲葉孝博同組教育部長の発声で乾杯となり、交歓の場へとつないだ。

 

 

BA東京『平成28年 新年会』
料金アップを図る。そのための施策に取り組む

 東京都美容生活衛生同業組合(BA東京/金内光信理事長)は1月19日、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテル「ボールルーム」で、『平成28年 BA東京 新年会』を開催した。

 金内理事長は新年のあいさつに立ち、「日本経済はアベノミクスのゆるやかな成長を遂げているということだが、美容業界ではまだ実感できていない。さらに昨年は理美容師法の改正が行なわれたが、一概に喜べる内容ではないと考えている」と話し始める。

 そして、金内理事長はつねづね述べているが、業界の発展はサロンの繁栄が大前提として、業界全体があらゆる英知を出し合ってサロンの活性化を図らなければならないと話す。「いつまで経っても社会保険に入れないような状況から、脱しなければならない。この十数年近くは相対的に、美容料金のアップがなされていない。複合的な問題が考えられるが、主たるものはオーバーストアと、そこに生 き残りをかけた苦し紛れの料金のダンピング合戦によって起きている負のスパイラルが原因。極めて深刻な問題となっている」

 この仕事はお客さまの美と健康を追及していく、付加価値の高い仕事。したがって安売りは恥ずかしい行為だという意識をつくり上げていきたいという。「今年から組合が先頭に立って真剣に取り組み、現状の美容料金からアップを図れる運動を起こしていきたい」

 もちろん、いたずらに料金を上げることは、お客さまの反発を招きかねない。そこで真剣に技術・接客のレベルアップ、サービスに努力し、新しいメニューの開発をして付加価値を高め、宣伝広告等の推進を図ることが求められる。そのためのプロジェクトを組み、講習会を企画して準備していく意気込む。

 また今年、訪日外国人が2000万人を突破するといわれているが、『爆買い』から日本の細やかなサービスと高度な美容技術を体験したいという動きに変わりつつある。「これをインバウンドにかけて『美ンバウンド』と称しているが、具体的な対応を作っていきたい」として、機関紙で日常会話に使える英語をはじめ中国語、韓国語などを掲載する予定だとした。

 そして最後に「平成28年、東京の組合は元気に積極的に業態変更にチャレンジし、美容料金改定を図れるよう、それぞれが良い意味での自己変革に取り組んでいきたい」と述べた。

 続いて来賓を代表して、吉井眞人 全日本美容業生活衛生同業組合連合会理事長、また丸川珠代環境大臣・内閣府特命担当大臣・参議院議員・BA東京顧問、石原伸晃衆議院議員ほか国会議員、都議会議員、関係団体から祝辞。柿本榮三 NPO法人日本ヘアカラー協会 発起人の乾杯の発声で宴に移り、菅谷茂樹副理事長の3本締めで閉会となった。

 

 

神奈川県美容組合『賀詞交歓会』
足元を見つめ直して

 神奈川県美容組合(山本政幸理事長)は1月12日、神奈川・横浜の横浜ベイホテル東急で『平成28年賀詞交歓会』を開催した。

 開会にあたり理事長はじめ副理事長・常任理事が登壇し、代表して山本理事長は「昨年来の支部再編成による組織強化や組合員増加を目指すとともに、足元を見つめ直し、地域との交流を深めていきたい。新執行部としてまだ半年強だが、人を知り、世間を知り、そして何をするかが問題。2020年のオリンピック開催までに、組合員20%増を目標に、組合員一丸となって業界の繁栄を目指して邁 進したい」とあいさつした。

各種表彰が行なわれ、永年勤続従業員表彰、KBK互助会永年功労金贈呈、褒章受章者等平成27年度各種表彰者紹介、全国大会表彰者紹介、退任理事等に対しそれぞれ記念品並びに花束が贈呈された。

 来賓祝辞では、神奈川県保健福祉局生活衛生部環境衛生課・大田康課長、公益財団法人神奈川県生活衛生営業指導センター・八亀忠勝理事長、日本政策金融公庫横浜支店・岩崎稔弥事業統括のあいさつ。さらに出席国会議員(代理含む)が紹介されて登壇する中、牧島かれん衆議院議員が代表して祝辞を述べた。

 この後神奈川県生活衛生同業組合中央会・平山正晴会長の発声で乾杯が行なわれ、新春の宴へとつないだ。

 

 

JNA『平成28年 新年会』
世界一、指先がキレイな国を目指して

 NPO法人日本ネイリスト協会(JNA/滝川晃一理事長)は1月13日、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急で『平成28年 新年会』を開催した。

 冒頭、滝川理事長はあいさつに立ち、「当協会は昨年、30周年を迎えることができた。これもひとえに、皆さまの温かいご指導のもと」と各位に謝辞を述べる。

 そして今後について、「30周年を機に、大きな業界発展のために展開していく。まだまだネイルを身近に楽しんでおられないご婦人がいる。つまり、潜在的なネイル人口を掘り起こすということ。そして男性のネイル人口も掘り起こしていきたい。メンズのネイルを普及する先頭に立っていきたい」と、さらなるネイルの普及に取り組むと話す。

 最後に「日本のネイルは世界的に見ても超トップクラス。そうした中、アジア諸国が日本のネイルの水準を広めてほしいとの声もあり、当協会はネイリスト協会の技術と検定方式を広めていきたいと考えている。2020年にはオリンピックがあるが、“世界一、指先がキレイな国”を目指し、なお一層、皆さま方のご支援をいただきながら、ネイル産業が大きく飛躍する年にしていきたい」と話した。

 次いで来賓を代表し、山東昭子名誉会長・参議院議員、落合成年 経済産業省商務情報政策局 サービス政策課 サービス産業室長、丸川珠代環境大臣・内閣府特命担当大臣・参議院議員らが祝辞。続いて鏡開きが行なわれ、鈴木正壽公益財団法人日本理容美容教育センター理事長の乾杯の発声歓談の場に。恒例となった抽選会や、同協会メンバーも参加したダンスパフォーマンスなどで会場を楽しませ、藤原洋二副理事長の中締めの あいさつで終了となった。

 

 

HSA協会『賀詞交歓会』
外国人客の動きに可能性も

HSA協会(石井武夫会長)は1月25日、東京・明治記念館で賀詞交歓会を行なった。

 冒頭、石井会長は、昨年60周年行事はじめHSAフェスティバルへの協賛御礼を述べた後、「中国人観光による爆買いが話題になったが、このところインバウンドで来日した中国人客が物からサービスに向き始めた。当店にも技術・サービスを求めに来店客が目立っており、2020年のオリンピックに向けて新たな動きとなる可能性は大きいと感じる。今年はそれらの対応を踏まえ営業面での活性 化につなげたい」とあいさつした。

 引続き来賓を代表して滝川睦子滝川社長、山新田透タカラベルモント理美容営業部長、増保憲一きくや美粧堂会長が祝辞を述べた後、乾杯となり新年の宴へとつないだ。

 

 

学校法人全国理容中央学園 中央理美容専門学校
『平成28年 新年賀詞交歓会』を開催

 学校法人全国理容中央学園中央理容美容専門学校(河合靖臣校長)は1月18日、東京・西新宿の京王プラザホテルで『平成28年新年賀詞交歓会』を開催した。また、これに先立ち、同学園後援会主催で第49回成人式も催された。

 賀詞交歓会には全理連事務局長をはじめ理容美容関連団体、各メーカー卸商社、ディーラーや各研究団体の代表、同学園後援会、同学校同窓会、同学校PTAらの役員、また学園講師、全理連中央講師らも出席し和やかに行なわれた。

 竹橋吉雄中央理容美容専門学校PTA会長の開会の辞により始まり、木下眞全国中央学園後援会会長が成人式開催報告をした後、「昨年の全国学生大会に本校より6名が出場。そのうち金賞受賞者や優勝・準優勝者を輩出するなど、輝かしい成績を残した。ふだんの指導の賜物であると、ここであらためて感謝申し上げたい」と挨拶。続いて、河合校長校長もその学生大会出場者のエピソードを披露。「選手の中には大会までに100体のウイッグを刈りこんだ学生もいる」と、努力が実を結んだことを紹介した。

 引き続き、来賓として出席した松波紀理容師美容師試験研修センター常任参与、金山成列タカラベルモント東京理容営業所所長の祝辞、渡部丈夫後援会相談役の乾杯で懇談に入った。

 

 

国際理容美容専門学校 後援会
『新春賀詞交歓会』
インバウンドの受け入れを視野に

 国際理容美容専門学校・後援会は1月12日、東京・千代田区のホテルニューオータニ「鳳凰の間」にて『新春賀詞交歓会』を開催した。この交歓会は、新春の寿ぐとともに日頃から交流のある学校を初めとして、各方面の業界関係者や団体・組織関係者らと一層親交を深める機会として、毎年恒例。今年も、華やかにそして盛大に行われることとなった。

 冒頭では同後援会の能登谷博樹会長がまずあいさつ。「昨年からようやく景気が上向きになり、それが小売業やわれわれの業界にも浸透し始めている。それを牽引している要素のひとつが訪日外国人、いわゆるインバウンドだ。彼らの多くはアジアからのリピーターで、そのニーズは品物から体験へと移りつつある。日本ならではのブランド力のある体験を求めている。その体験の中にはもちろん髪を切ったり、エステを受けたり、ネイルを行なうことも含まれている。実際、英語や中国語の会話力を高め、インバウンドの受け入れ態勢を整備したサロンも増えつつある。私たちも、そうした機運に乗り遅れないように心がけていきたい」と、抱負を語った。

 次に同校の和田美義理事長・校長が教職員全員が壇上に上がるのを待ってあいさつ。「我が校は学生の夢実現のためにさらに努力を続けていく。また我が校から優れた人材が輩出することが業界発展の一助となると思う」と、その胸の内を語った。続いて、石原伸晃衆議院議員を筆頭に、来賓があいさつしたのち、歓談と食事の時間へ。会は盛況のうちにそのまま幕を閉じた。

 

 

グラムール美容専門学校『グラムール会 新年互礼会』
お客さま満足で商売繁盛を

 グラムール美容専門学校(菊池笑子校長)は1月18日、大阪市のホテルニューオオタニ大阪でグラムール会『新年互礼会』を開催した。

 菊池校長は冒頭のあいさつで、「人生は無常なもので“常”は無く、ずっと頂点にはいられない。1時間後には世の中は変わっているのだから、たった1回1位になったからといって天狗になっていたら成長は止まってしまう。しかし這い上 がれることもできる。この落差が人間として楽しいのではないかということが、この歳になってようやく解った」と常に努力することの大切さを述べる。

 さらに「美容業は継続できる仕事。そこで大切になるのはお客さまを喜ばせることであり、それが商売繁盛につながり、これから孫子の代まで続くサロンになっていく。歴史あるサロンは皆が信用するが、“信用なんて売っていない。毎日の行ないが信用をだんだんと大きくする”との言葉を父は残している。平成も28年まで生きてきて、これからも皆さんとともにグラムール会を開けるようにしたい」と述べた。

 次いで坪内能莉子0PK理事長の祝辞、好永勲女性モード副社長の乾杯の発声で祝宴となり親交を深めた。

 祝宴で菊池潤一副理事長は、今年も定員を越える応募に感謝と、学生の多くが何らかのコンテストで受賞していることを報告。「コンテストに参加することで、学生も休まなくなる。これからも学生たちの教育に頑張っていきたい」と話した。

 続いて全国大会での金賞獲得をはじめ、1年間の学生生活のビデオが放映された。またオープニングならびに祝宴では地倶清嗣OPK副会長と仲間たちのバンド演奏があり、来場者の心を和ませた。

 

 

アライタダオエクセレンス『新年会』
美容研究全国新井会『講師認定式』
サロンワークのシステム改革推進

(株)アライタダオエクセレンス(新井唯夫代表)は『同社新年会』及び、美容研究全国新井会(新井唯夫会長)の『講師認定式』を1月19日、東京・渋谷区のシャルマンシーナTOKYOで開催した。

 同社の2016年テーマは“Essence of Beauty”(美容の心髄)。あいさつに立った新井代表は、数年前からトータルビューティ分野での売上げを自分の給料以上にあげられるシステム改革を続けるなど、さまざまな改革を進めている。それが次々に結果を出していることを報告。一例として、「昨年はカットの基本の心髄を伝える意味で、カットを分析し、結果を最短で得るシステム改革を行なったところ、新卒者3名が10〜20日間の講習を受けて9カ月でスタイリスト(ロングとミディアム限定)になった」という。そこで「価値を落とすことなくシステムの改革をすることで、スピードも上がり利益も上がる。今年もサロンワークに特化した中での改革をしていきたい」と述べた。

 多くの来賓祝辞があり、乾杯・祝宴となった。その中で『優秀代理店表彰』『優秀美容専門学校』『美容研究全国新井会講師認定式』が行なわれた。

 認定式では、講師昇格者2名、準幹部講師1名、専任講師1名、幹部講師3名が昇格した。新井会長は一人ひとりにメッセージを添えて認定証を授与。昇格者はそれぞれ抱負を述べていた。

 

 

アリミノ『賀詞交歓会』
2016年、テーマは「人へ、美へ、オマージュ。」

 株式会社アリミノ(田尾大介社長)は1月14日、東京・港区ホテルオークラで『2016年賀詞交歓会』を開催した。

 冒頭、田尾社長は、きびしい状況下にありながらも「第3四半期までだが前年対比104%の伸長をみせた。ヘアケア関連だけでなくパーマカテゴリーでもプラスになった。2003年から輸入販売してきたルネフルトレールは昨年末で販売を終了したが、日本のヘッドスパ創成期を歩んできたメーカーとして、スキャルプケア製品には今後も力を注いでいく。また今年創業70周年を機に、狭山の研 究所を東松山の工場敷地内に移設し、幅広い製品の開発拡充を図っていく。70年の節目として、業界を歩んできた財産を大切に、一つひとつ確認しながら次代 に向かって進んでいきたい」とあいさつした。

 続いて田尾兵二会長より、恒例となっている同社のテーマが発表された。2016年は『人へ、美へ、オマージュ。』。狙いとしては「オマージュには人の才能を認め、尊敬するという意味が込められている。あらためて、70年を振り返り真摯に見つめながら、これからの新しい美容の道をともに進んでいこうと思う」とした。

 さらに今年創業70周年を迎えるにあたり、「この70年の間に、人の美しさとはなにか。どうすれば人はより美しくなるのかを、髪を通して追求してきた。毎年のメッセージは、時代や人から学ぶ価値観を言葉にしたもので、今年は『オマージュ』とした」ことが説明された。

 次いで代理店を代表してガモウ・蒲生茂会長があいさつ、さらに代理店の代表に田尾社長が加わり鏡開きが行なわれた後、きくや美粧堂・増保憲一会長の発声で乾杯が行なわれ、新春の宴となった。

 

 

東京理容用品商業組合
『新春懇親会』

 東京理容用品商業組合(吉田博理事長)は1月24日、神奈川・箱根湯本富士屋ホテルで新春懇親会を開催した。

 組合員はじめ関連商社・メーカーが出席するなか、吉田理事長は「業界は厳しい状況だが、サロン・卸商・メーカーとディーラーが一体となって乗り切らなければならない」と冒頭のあいさつ。

 次いで来賓を代表して東京都理容組合・飛田英雄理事長は「2020年東京オリンピックに東京都組合は招致団体として登録しており、併せて選手村に東京の組合が選手村のサロン運営をすべく働きかけをしている。また、4年後のヘアワールド世界大会を東京で開催できるようにしたい」とし、各方面への協力要請を交えあいさつした。

 続いて全理商連・曽我節男理事長は「協調事業の推進とともにサロンの活性化・商材販売につなげられるよう協力いただきたい」とあいさつ。次いで東京理美容品卸商業協同組合・竹鼻実樹副理事長、東京理美容品工業会・古谷龍太郎理事長 からのあいさつに続き日理・新井利和社長の発声で乾杯が行なわれ新春の宴につないだ。

 

 

横田富佐子総合美容文化会
『第230回例会』開催

 横田富佐子総合美容文化会は1月19日、東京・代々木の美容会館で技術講座と今日口座からなる、『第230回例会』を開催した。

 技術講座では、(有)ビューティサロンAZ代表で、ヘアスタイリスト協会チヤマン、ICD Japan国際委員長である鈴木吉昭氏を講師に、『和・洋のショートアップ〜ショートのまとめ髪〜』というテーマで行なわれた。
「ショートのアップスタイルは、長さが1センチあればあがる。美容師ができないといってしまえばそこで終わる」との信念で、ショートのモデル2名を使い、和装(袴)2点、洋装3点のアップスタイルを披露した。

 仕込みにスプレー等で工夫をすることにより、短い髪を自然なアップにみせる技術を丁寧に解説しながら展示。次々と仕上がるアップスタイルの技術と完成度の高さに受講者は魅了されていた。

 続く[教養講座では、『挑戦! 五輪基礎教養講座〜あなたの視点にせまる〜』をテーマに、日本女子大学等にて体育理論・実技を担当する、(公財)静岡県文化財団理事の小澤共子氏が登壇。

 2014年まで大学の体育理論、実技教授として活躍、また熱海市の教育委員長としてスポーツの分野で多彩な活動をしていた小澤講師が、古代オリンピックの始まりの歴史から、競技の種類まで、あらゆる方向性から実技を交えて丁寧に説明。

 オリンピックイヤーである今年、そして2020年の「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」を通して、人間まるごと全体を支える「美容観」を共に高めてみては如何かと力説した。