早川幹夫副理事長の開会の辞、大森理事長のあいさつと続いた後、大森理事長を議長に議事に入った。はじめに報告事項は3項目あり、1.会議日誌については了承。2.厚生科学審議会生活衛生適正化分科会理容師・美容師専門委員会については、同委員会議事録をAIによる客観的感想によれば、業界現場の声が良く反映された議論とし、委員の発言からは、単なる制度設計に留まらず、教育現場・サロン現場・地域社会の三位一体での連携を志向していることがうかがえる。特に地方・高齢化・交通弱者といった地域課題と職業教育を結び付ける視点は、今後の理美容業界の持続可能性を考えるうえで極めて重要だと感じたとしている。3.関係団体の各種会議については、公益財団法人理容師美容師試験研修センター、公益社団法人日本理容美容教育センター、公益財団法人日本エステティック研究財団、公益財団法人全国生活衛生営業指導センターの総会における決算等の内容等が報告された。
協議事項では1.令和6年度補正予算にかかる生活衛生関係対策事業(儲かる業づくり)については、「クールジャパンの技・美女男術セミナー」の企画に基づく全国共通セミナー並びにSNSによる事業拡散を実施。また47都道府県別組合で企画・実行する各組合特性を活かしたセミナーも同時進行とする。この全国共通セミナーは、基本的にはシェービングを中心とした癒しのセミナーとする。SNSによる情報拡散としては、タレントの友近さんを起用しての理容紹介動画を制作し、組合員によるリポストで拡散をねらう。2.令和7年度生活衛生関係対策事業としては、増加の一途である訪日外国人を理容サロンの集客に結ぶべきインバウンド対応事業を行なうとし、外国人対応の接客及び技術セミナーを行なう。3.理事研修会、各部門委員会、第4回理事会の日程について。4.2025パリ世界大会日本代表団派遣について。5.HAIR STYLIST CHAMPIONSHIP・ジャパンカップ2025(全国理容競技大会)について。6.組合加入特別キャンペーンの実施についてが協議されいずれも原案通り承認された。